独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

福岡市在住の気まぐれアラフィフ。ANAのDIAは8シーズン目。JALは5年目の「紫」 海外に行けないのに...必要か?!”ゆる~く”楽しみながら旅&思想中。

シンガポール ツーリストパス(MRT)はとっても便利で簡単

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シンガポールでの移動は何がおすすめ?

さて、チャンギ空港からホテルまではANAツアーの送迎がありましたので、初日はマリーナエリアやマリーナスクエア等を探索がてら充分満喫できました。

正確に申しますとANAツアー申し込み時に特典で「ezlinkカード」と「空港⇔ホテル往復送迎」が選べたのですが、ezlinkカードは僅か7ドル分/人だったことと、往復送迎を選べば現地ガイドがホテルフロントに同行し煩わしいチェックインまで丁寧に付き添ってくれる場合もあり多少のメリットがある?なんて噂を期待して今回は「往復送迎」を選んだんですよね。結論から申しますとオンラインでツアー申し込み詳細では15時~チェックイン12時迄にチェックアウトだったのですが、明るいガイドのおばちゃんが笑顔でフロントで密談開始、で、AMチェックイン16時チェックアウトを交渉してくれました。カタコトの日本語で「私の顔でサービス勝ち取ったわよ!感謝してね♪」とか何とか自慢げにアピールされました。丁重にお礼。とてもありがたいけど、そんな笑顔の雑談程度で、簡単にプラン変更できるものなのか??でも送迎の方選んで良かった。

今回は夫婦旅でCPの観点でマリーナ・マンダリンを選んだのですが、やはりマリーナエリアにあるという恩恵は絶大で、普段からジム通いや、軽~くウォーキング位の運動をされている方であれば、特にタクシーやバス、MRT等を使わずとも、ベイサンズ、ベイフロント、ラッフルプレイス(マーライオンパーク・ラッフルさん像)、シンガポールフライヤー(観覧車)辺りなら、余裕の徒歩移動圏ではないでしょうか。但し、日中の真上からの殺人的日差しの中での徒歩散策は脱水症状・日焼け対策が必須となります。妻は長袖・パラソル・日よけ帽の完全防備でしたが、無頓着な私は、わずか数日で焦げてしまいました。是非、日が暮れて、夜景がメインの場所に行く場合に限り、おすすめです。

かと言って、付添で同行のはずの妻の(あそこに行きたい!)要望に遠慮はなく、かなり多方面にわたる為、残り4日間、何か移動手段も考える必要がありますよね。

選択肢としましては、やはりMRTが便利なのでしょうが、妻の遠慮のない(行ってみたい)希望を叶えるには、かなりの回数利用するであろうし、ezlinkカードとスタンダードカードは、今回は無いかなぁ~。

 昨日、ベイサンズ駅、ベイフロント駅での(スタンダード)チケット売り場で、(観光客?)恐ろしい長蛇の列を目の当たりにしていますし。MRT乗る度に、あの列に並んでchargeする気力はありませんでした。

残る選択肢は「シンガポールツーリストパス」と「シンガポールツーリストパスプラス」って事になりますね。

シンガポールツーリストパスとは?

シンガポールツーリストパスとは、シンガポールの基本的な交通手段であるバス、MRT、LRT列車を、チョイスした1~3日間、乗り放題になるカードです。

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  1. 1DAY-PASS:$10
  2. 2DAY-PASS:$16
  3. 3DAY-PASS:$20

この金額の他に、$10のデポジット(レンタル保証金)が別途加算されますので1日パス:$202日パス:$263日パス:$30って事になりますね。

 

購入場所、払い戻し場所等、詳しくは下記officialsite(日本語)で。

thesingaporetouristpass.com.sg

デポジット(保証金)は、カードを購入してから5日以内にMRTの各駅にあるチケットオフィス・パッセンジャーサービス(場所により)等に返却することで$10が払い戻しされます。

ここで注意は必要なのが、まず1つ、5日を超えると払い戻しが出来ないって事。5日以上滞在するケースはあまり無い?でしょうからこの点はあまり心配無用でしょう。もし長期滞在の場合は追加で購入するでしょうから日数を追加して購入した場合はさらに5日間延長されます。

要注意なのは2つめ、大半の方は「帰りの際、空港駅のチケットオフィスで返却すればいいや~」ってお考えでしょうが、これが帰国前は何かと忙しいんですよね。チェックイン・荷物預け入れ・出国手続き等々、余った$のexchangeも忘れがちですよね。

かなりの確率で…忘れます。w ご注意を。

でも忘れるなら自分を戒め納得も出来るんですが一番の注意事項はチケットオフィスが夜は閉まっている!って事なんです。特に夜便・深夜便なんかのケースでは要注意ですね。閉まる前に$10戻ってきたらお土産がもう一個買えますし。

一番遅くまで開いている所でもPM9までです。払い戻し場所はこちらを参考に。

購入場所は?

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赤い印の場所(駅)16ヶ所で購入できます。

購入場所 | The Singapore Tourist Pass

シンガポールパスプラスとは?

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 シンガポールツーリストパスプラスは、基本的なにはシンガポールツーリストパスとかわらないのですが、 大きな違いは,デポジット(保証金)がありません。

1DAY-PASS:$28

3DAY-PASS:$38

プラスとは、特典も多少あるって事の様で、STP+ を提示するとチャイナタウン・ヘリテージ・センターの入場料($15)が無料になります。

あとはD Happy Factoryシンガポールスリングが1杯無料となります。

(※これらは今現在の特典内容で、定期的に変更はあるようです)

今回の夫婦旅ケースだとどれを選ぶ?

今回は残り4日の滞在で、最終日はホテルまでANAツアーのお迎えがある事と、既に妻の行ってみたい場所!リストが大変な事になって、これ以上、特典の回遊コースを増やしても巡る余裕がない事と、デポジットの返金分を考えると3日まるまる乗り放題で$20(1600円弱)は、今回の行程ではかなり魅力的!ってことで今回は「シンガポールツーリストパス」を選んでみます!さぁ3日間乗り倒しますよ~。

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 2日目の朝、とりあえず、ホテルの朝食で腹ごしらえした後は、ホテルから繫がるマリーナスクエアを通り、一番最寄りのMRT「エスプラネード駅」へ

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 ココでは「ツーリストパス」は取り扱っていないのは承知なのですが、ホテルを降りたらすぐだし「ひょっとして取扱い開始してたりして…」なんて淡い期待を抱き、パッセンジャーサービスにお尋ねしてみます。予想通りマッチョな黒人の係員さんに、笑顔で「City Hallで取り扱ってるよ。Dの案内に沿って行ったら5分もかかんないよ」ってな事言われたと思います。確かにマリーナマンダリンエスプラネード駅ティーホール駅どちらでもアクセスできる立地にありますので便利ですね。サークル・ライン(黄)ノース・サウス・ライン(赤)イースト・ウエスト・ライン(緑)行先によって乗車する駅を変えれば良いので立地はかなり良いと思います。

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ではアドバイス通り、「ツーリストパス」を求めてCity Hall駅を目指します。

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すべて地下移動ですので、午前の猛烈な直射日光を浴びずに済みます。

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ものの数分でCity Hall駅到着。

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あらまっ、まだ閉まっている。案内を見るとAM9時~OPENとなっています。この時8時45分頃だったかな。張り切って早起きし過ぎですね。やはり修行僧の朝は早い!が定説です。

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このままチャイナタウン駅やオーチャード駅等まで移動したら早朝から販売している様ですが、今から「3DAYツーリストパス」を購入しようか!って時に、別途スタンダードチケットで移動するのも、どーももったいない気がしてならない。

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パッセンジャーサービスで売ってくれないのか?と聞いてみるも、ダルそうにツーリストパス窓口を指さしながら「もうちょっとだから待ったらいいよ」みたいな素振り。

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まぁ、あと15分くらいなら・・・と、シンガポール名物の無料新聞でももらって時間潰しましょうかね。この無料新聞を受取り颯爽と出勤!ってのがシンガポールスタイルですね。読んだところで広告くらいしか意味わかんないんですけど。笑

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ホテル朝食でおなか一杯のはずなのに妻はパンの甘い香りに立ち止まる。。。おいおい、まだ食べれるんかぃ。。。

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じゃココでお茶しますかね。駅から50mも歩いていない距離ですし。妻は初のカヤトースト(セット)を注文しています。

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私は場所(テーブル)確保係。昨日の両替したレシートでも確認してみる。この日は$1=78.5円位でした。

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そうこうして甘い甘いアイスティーを飲み干す頃、丁度AM9時。では改めて、ツーリストパス仕入れに行ってみましょうか。

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先ほど閉まっていた所も全てOPENしていました。係のおばさんは「3日間、びっちり乗りまくりってOKよ!」みたいな事、言ってました。たぶん…

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ちなみに、ツーリストパス、クレジットカードが使えるところと使えないところがあるらしい…とかJCBだけダメだった!なんて話は聞いていたのですが、こちらはCity Hall駅はクレジットカード使えます!使えるんですが、まさかの・・・

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取扱いできるのは、JCBマスターカードのみ!普段はJCBも財布に入れているのですが旅行時は無駄なカードはリスクが増えるだけ!と、わざわざ家に置いてきてしまってVISAアメックスしかない~~。このパターンは初めてです。致し方なく限りある現金で2人分お支払い。

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せっかく両替したのに、また残金が一気に減ってしまった。また安い両替商見かけたらかけこもう。

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ようやく、ツーリストパスを手にすることができました。販売時間等は、少し勉強不足でしたので、これから行かれる方は↑のリンク先officialsiteでお目当て駅の発売時間を予めご確認の上、ご購入くださいませ。

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ツーリストパスの使い方は、もう日本と同じ。乗る時も降りる時も矢印の所にかざすだけ。スタンダードチケット売場が渋滞で、なが~い行列が出来ていると、それを横目に「する~り」通り抜けれるので、軽い優越感に浸れます。w

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後は路線図を見て行きたい所にいくだけです。上り下りの差も行先の数字番号がうってありますので、まず間違えることはないでしょう。日本の地下鉄駅構内と比べると、全体的に若干薄暗く感じるかな?あと防犯カメラ?の数にかなり驚きました。2m間隔くらいで、ホームまでドコもかしこもビッチリ。治安維持の為なんでしょうが、なんか部外者を見張られている様な気が…。

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シンガポールには現在5つのMRT路線が運航しています。

  1. イースト・ウエスト・ライン(緑)マリーナエリア ⇔ チャンギ国際空港、アラブストリート
  2. サークル・ライン(黄)マリーナ・ベイ・サンズ ⇔ ドービーゴート駅(黄・赤・紫3路線のターミナル駅
  3. ダウンタウンライン(青)マリーナ・ベイ・サンズ ⇔ チャイナタウン
  4. ノース・サウス・ライン(赤)マリーナエリア ⇔ オーチャード
  5. ノース・イースト・ライン(紫)マリーナエリア ⇔ セントーサ島、リトル・インディア

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間違わない様に行先が「色」で案内表示されていますので、日本で電車に乗れる方ならまったく問題なしです。

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このシンガポールのMRTホーム形式であれば、ホームでの事故は完璧に防げますね。こんな良い所は積極的に日本も見習うべきと思います。

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こちらは帰国前日。デポジットの回収です。

たっぷり乗りまくったツーリストパスを差出し「りふぁんどぷり~ず」でOKです。

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まとめ

 滞在中、バスやMRT等使い、めいっぱい楽しみたい方には大変おすすめです。何と言ってもchargeの必要が無い、チケット購入に毎度並ばなくて良い、等メリットは大変大きいと思います。最後にデポジットで$10戻ってくるのも得した気分ですしね。

でも時間に余裕があり特典狙いや、記念にPASSカードを持ち帰りたい!なんて場合は少し値段は上がりますが、デポジットの必要のない「ツーリストパスプラス」もおすすめだと思います。特典の入場料や飲食代で元が取れますしね。

どちらを選んでも パスを持っていれば毎度chargeをしなくていいので、シンガポール初心者でも安心ですし、行動範囲等もぐっと広がるはずです。

ツーリストパスの場合のみ、予め、返却予定駅と返却時間を予習しておくと良いでしょう。

また滞在期間が短い場合は、やはりスタンダードチケットがCP的には安くお得です。

滞在行程や利用回数等考慮し旅行プランに合ったチケットをケースバイケースで選択する事が一番大事だと思います。

 

是非、MRTやバス等を乗りまくって、シンガポール旅行を楽しんでみてください。

 

では、また。