ガーデンズ・バイ・ザ・ベイとは?
シンガポールを語る上で、今や欠かすことのできないベイエリアですが2012年に新たに新名所として誕生したのが「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。
近未来的な建造物と亜熱帯植物を見事に融合させた、総面積約110ヘクタールという、とてつもない壮大なスケールの近未来的植物テーマパークと言ったところでしょうか。
ガーデンズ バイ ザ ベイは、ベイ サウス、ベイ イースト、ベイ セントラル と3つのエリアに分かれる中でも、約54ヘクタールを誇るベイ サウス敷地内にあります。
ベイサウスエリアには、他にも「後編」で登場します、フラワードーム、クラウド フォレスト、スーパーツリー、ヘリテージ ガーデン、ワールド オブ プランツ、ドラゴンフライ&キングフィッシャーレーク等々が有名ですね。
もともとは妻の必ず行きたいリストに含まれていましたし、私も植物や花には好きなので、ココは大変興味ありました。
おまけに有料エリアのチケットもANAハローツアーの特典で付いていましたので、外の暑さにめげそうですがホテルの朝食済ませたら、張り切って行ってみましょうかね。
※フラワードーム、クラウド フォレスト、OCBCスカイウェイ等の有料施設に入らず無料エリアのみであればチケットは必要ありません。
※ちなみに、広い園内、シンガポール名物・突然のスコールを考慮しレイングッズがあった方が良いと思います。ハナサクは妻の折り畳み傘兼日傘×2で常備していました。
アクセス方法は?
MRTで行く場合の最寄り駅は(サークルライン)ベイ・フロント駅。
マリーナエリアのホテルであれば歩いて行く事も可能なのですが、朝食でおなか一杯で苦しいし、外に出れば紫外線は容赦ないし、気温が35度と天気予報で言ってたし。ココは”ツーリストパス”フル活用すべく、涼みながら真下までMRTに連れてってもらいます。
ベイ・フロント駅はサークルラインにつき、一度乗り換えます。
ものの数分でベイ・フロント駅に到着。
紫外線と35度の気温を避けるべく可能な限り、地下移動。B出口を通って地下通路を進みますが、途中から冷房が効いていない??蒸し暑い連絡通路をしばらく進みますとガーデンズ・バイ・ザ・ベイの西側「トンボの湖」サイドに出ます。
マリーナベイサンズからの連絡橋(Lionsブリッジ)を渡りきった◎印の所ですね。宿泊者ならこのLionsブリッジを渡って地上からのアクセスでも良いのですが、私を含めホテル部外者は「たぶん迷います」ので地下からのアクセスがわかり易いと思います。なんせ・・・
「You are here」の◎印のある橋の袂(地上)に出てきますので、後はトンボの橋を渡るだけですので、とても簡単アクセスだと思います。
見上げると、まぁ、マリーナ・ベイ・サンズのデカイこと。
ここに架かるドラゴンフライ・ブリッジ(トンボの橋)を渡って園内に入ります。この湖(池)には銀色の巨大なトンボのオブジェがありますので目印になると思います。
トンボを横目にドラゴンフライ・ブリッジ(トンボの橋)を渡ります。
振り返ると、マリーナベイサンズの真正面。
シンガポールの中でも、このエリアは特に白人観光客が多い様に感じました。
広すぎて、配置全景を見ても・・・ピンとこないw
本日、最初のお目当て。OCBCスカイウェイ!
ANAハローツアー特典「フラワー・ドーム」と「クラウド・フォレスト」のチケットがありますので、そこは後程行くとして、まず、そのエリアに辿りつく前に行っておきたい所があるのです。よくTV、旅番組等で芸能人が楽しそうに渡っているこの場所。OCBCスカイウェイ。
見えるので、方角は、わかるのですが、なかなか巨大ツリー下まで辿りつけない
通路脇の見ない可憐な花。良く見ると、これ・・・弁の形からして「蘭」ですよね。すんげー。野草レベルで咲き乱れています。いいなぁ~。ワクワクしてきた。
これは芙蓉の一種なのかな~?
広すぎる~。食べ過ぎた朝食のカロリーを消費するには大変良いのですが暑さとのダブル攻撃はご勘弁願いたい・・・が、今から楽しィ予感しかしない^^。
野生の感では、こっちのはず!
日よけのある休憩スペースでは中国人セレブ風?女性組が自撮りしてらっしゃいます。
かなり近づいてきましたねー。あとちょっと。
やっとOCBCスカイウェイの案内が。この案内掲示板、オシャレ優先な為、ちっちゃすぎてあまり目立たず、よくわからないんです。
いえーぃ。もう間近に近づいてるぞー^^ なんか楽しィ
キター!真下!デケー!!
エレベーターでOCBCスカイウェイに上る様ですが、人数制限を行っている様で、降りてきた人数分、次の観光客をエレベーターへ案内している様です。どのくらい並べば良いのでしょう。
ってか、この辺の植物・・・デカ過ぎません???
栄養満点なんでしょうか。元気過ぎるというか、生命力や躍動感がスゴイ。ドラえもんの何とかって小道具ありましたよね?何でも巨大化するヤツ!そんな印象すら受けます。画像ではわかり辛いですが、その場にいると縮尺感覚がおかしくなりそうな錯覚に陥ります。
縮尺感覚を保つ為に、妻を立たせてみる。
沖縄によくあるビロウヤシの一種だろうか・・・。直径2m位ありますww
伝わりますでしょうか?このバケモノサイズ。
デカすぎー。アホですか?って程のデカさで妻が飲み込まれそうです。
私のアイコンでもある大好きな「モンステラ」もこの傘サイズ!か~るく1m超え。
そして、遠目には近未来的で無機質なイメージだった巨大ツリーも、近づいてみると・・・こりゃスゴイ。何百種で構成されているんでしょう。見応えタップリでたまりません。
圧巻!スゴイ!だらけ・・・なんですよね~。通常なら表から見えない手を抜くであろう細部まで徹底的に「惜しみなく、とことん、予算と手間を掛けている」のが、ひしひしと伝わってきます。
太陽一杯浴びて、植物が、とても色鮮やか。
蘭(アランダ?)なんかも、色とりどり。
なんか、一人で夢中に写真撮りまくってしまいます。
これは植物に興味ない方でも、圧巻の迫力なので楽しめるはずです。
まさに、コンセプト通り、近未来的な建造物と植物(数百種)との融合を見事に実現する事に成功していますよね。
ヤバイです。無料エリアだけで1日楽しめそうです。ワクワク感MAX!
「この植物のメンテナンスや予算は、恐らく桁違いなんだろうなぁ~」なんて思っていましたら・・・
ちょうど、園芸師?軍団がリフト車でゴンドラにのり、高さを変えながら、ブロックごとに丁寧に丁寧にメンテナンスしています。もの珍しくて見入ってしまいます。
とりあえず、OCBCスカイウェイのチケット売り場へ到着。
もう登らなくても充分過ぎる程、楽しいのですが「登らなかった」と後から後悔するのも嫌なので、またもや高所恐怖症の妻を説得し売場を覗いてみると、若干の行列。数分で買えそうな感じ。
少々並び、大人2枚購入しました。なんと一人S$8!おかしいなぁ~
ネットやブログで「5ドル」って見た覚えあったので、「2人で10$(800円)程度なら・・・」と売場に並んだのですが、ヤラれた感ありあり。
値上がり??ぼったくられた?w 「値上がりです」と自分に言い聞かせます。
※このOCBCスカイウェイチケットもANAツアー特典で付けてくれれば良いのに~
さて、気を取り直し、炎天下の中10分程並び、やっと上れる様です。
ギュウギュウ詰めのエレベーターに乗り、やっとOCBCスカイウェイへ。
刺青の白人女性、異常にシンガポールに多かった気がする。数十人は盗撮したと思うw
後にシンガポールのタトゥー女性で特集してみようかな。
「かっこいいね」ってゼスチャーで褒めると、自慢げに見せて喜んでました^^
やっと上れた~~!太陽に近づいた分、暑さが増した?気がする。
下から見上げていると気付かないのですが、上がってみると、特殊な形状を支える為のワイヤーや支柱がやたら目につきます。でも白い八重咲ブーゲンビレアがとても綺麗でした。
それと「もっと早く気付け!」って突っ込まれそうですが・・・
この黄色い手すりに沿って、クネクネ曲がった高さ22m、距離で100mちょい(正確には全長128m)の空中歩道を向こう端まで歩いて「終わり」ですw
これで8ドル。びみょ~だな~
OCBCスカイウェイから下を覗きこむと、こんな感じ。
一部、足元は丸見えのエリアもあったので、妻を含め、高所恐怖症の方には、なかなか辛い場所かもしれません 笑 妻は一切下を見下ろさず、前だけ見て直進していました
今回は午前中から来ましたが・・・
夜は夜で、かなり綺麗らしく楽しめそうです。クリスマス等のイベント時のイルミは「息を飲む程の美しさ」だと年末に来た友人が自慢げに話していました。日が暮れてからはショーもあるようです。
この時も、とても綺麗なショー(光の演出?)とイルミが”望遠レンズ”越しwに見れました。
さて次は・・・
OCBCスカイウェイから降りてきたら、これまた巨大な実のなっている木があります。
なんでしょう?この植物は。人間の顔程のサイズの実が沢山なってます。
帰国後、BIGNONIACEAでググったら「ノウゼンカズラ科」って出てきます。
沖縄・石垣等で見かける「フクベノキ」に似ていますよね。
珍しい植物が多すぎて、中々前に進めないんですよね。
この後は、また広い広い園内を次の目的地フラワードームとクラウド フォレストへと向かうハナサク夫婦であります。
【前編】まとめ
今回のシンガポール5日間の中で、あまり期待していなかったガーデンズ・バイ・ザ・ベイが一番楽しかった!って言っても過言じゃないくらい私達夫婦は楽しめました。
※植物や花等に一切興味が無い方は例外かもしれませんが…。
沖縄本島の東南植物園レベルでも充分楽しめる私達には、興奮MAXって感じでした。
目に見えない細部に至るまで、徹底的に、贅沢な迄の予算と手間を惜しみなく注ぎ込む、運営サイドの信念すら感じました。
ベイエリアまで来たら、土砂降りの雨や嵐の悪天候日以外は、一度は必ず来るべきだと思います。もし次回子供と訪れてもココには再び来ると思います。次は夜のショーに合わせて来るものアリかな。
OCBCスカイウェイ、ここはもう登らなくってもいいかなw
でも8$ケチって後悔するより、一度チャレンジしてみるのも良いですね。
この続きは、次回の【後編】でお伝えしますが、これまた楽しかったな~。
乞うご期待^^
本日もくだらない長文にお付き合い頂きありがとうございました。また次回。
割引チケットはコチラ
Gardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)
住所:18 Marina Gardens Drive
TEL:6420-6848(+65)
時間:5:00~翌2:00
※フラワードーム、クラウド フォレスト、OCBCスカイウェイは9:00~21:00
料金:無料
※フラワードーム、クラウド フォレスト共通鑑賞券28シンガポールドル(3~12歳15シンガポールドル)、OCBCスカイウェイ入場券8シンガポールドル(3~12歳5シンガポールドル)