独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

福岡市在住の気まぐれアラフィフ。ANAのDIAは8シーズン目。JALは5年目の「紫」 海外に行けないのに...必要か?!”ゆる~く”楽しみながら旅&思想中。

シンガポール MRT スタンダードチケット は、これで完璧!初めての方でもわかりやすく徹底解説完全版

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 シンガポールの便利な乗り物とは?

シンガポールの面積はとてもコンパクトでマレー半島の先端にある小さな国、下関市とほぼ同等、また東京23区位なんて例え方をよくされますよね。

シンガポールの人口が約550万人が暮らしています。その550万人が全員自動車を所有したら交通渋滞や駐車問題、自動車事故等大変になるのが容易に想像できます。

それでも今や金融バブルのイメージすらあるシンガポール、高級車はゴロゴロいますし、また入手したい人も沢山います。でもマイカー入手には、購入資金準備の前に、まず真っ先に車両購入権(COE)という権利を取得しなければなりません。

さらに国産車はなく全て輸入車ですので、130%前後~の恐ろしい関税+高額登録料+道路税+保険料がかかってきます。よく言われる例えで「トヨタプリウス300万円台がシンガポールでは1,550万」なんて言いますが、これ大袈裟でも何でもない事実なんです。

あのゴロゴロしてるフェラーリランボルギーニベントレー辺りは、はたして総額いくら位で購入できたのでろうか??って本気で心配していますが、そんな心配を上回る程のファンドマネーが物を言うのでしょう。羨ましィ。

このように国策で輸入自動車の購入には、恐ろしい程の高い税金や登録料をかけて制限をし、国民には公共交通機関の積極的な利用を促進させようと言うのが、政府の交通政策であります。

そんな土地柄もあり、シンガポールでの移動手段は、今からご紹介しますMRTLRTと呼ばれる電車やバスが大活躍します。

観光客にとっても、赤道直下の炎天下や突然のスコールを回避する事ができ、地下MRT駅⇔地下ショッピングモール等直結が大半ですし、すべて地下移動できるMRTは、とてもおすすめなんです。

シンガポール(MRT)には5つの路線だけ!

 日本で地下鉄と言えば都心部の場合、相互乗り入れやホームが複雑に入り込んでいて、観光客も遭難しそうな位とてもややこしいくわかり辛いですよね。

その点、シンガポールの路線は、とてもシンプルで、さらにMAP図でも路線を(色)で表示してありますので、初めての観光客でも簡単に理解できます。

  1. イースト・ウエスト・ライン(緑)マリーナエリア ⇔ チャンギ国際空港、アラブストリート
  2. サークル・ライン(黄)マリーナ・ベイ・サンズ ⇔ ドービーゴート駅(黄・赤・紫3路線のターミナル駅
  3. ダウンタウンライン(青)マリーナ・ベイ・サンズ ⇔ チャイナタウン
  4. ノース・サウス・ライン(赤)マリーナエリア ⇔ オーチャード
  5. ノース・イースト・ライン(紫)マリーナエリア ⇔ セントーサ島、リトル・インディア

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最寄りの駅から、行きたい場所(駅)さえわかれば、誰でも乗れます。最寄り駅が行きたい場所の路線と異なっていても、色(路線)が交わる駅で乗り換えするだけで超簡単!いちいち乗車券を路線(色)ごとに買い直すこともありません。行きたい駅までの料金を一発購入するだけです。

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街中、至る所でみかけますが、このマークが目印です。

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駅は日本の地下鉄と比べると、少し地味と言いますか、わかり辛い場所もあります。

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このような表示であれば、わかり易いのですが・・・

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こんな表示だと「MRTはわかったから・・・入口どこ??」ってなりますよね。

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大半は地下街やショッピングモールと連結している場合がありますので、地下に降りた方がわかり易かったりします。

ではスタンダードチケット購入してみます

 スタンダードチケットは初回の購入時に10セントのデポジットが含まれていて同じチケットに毎回チャージして繰り返し、6回利用すると最後の購入時に10セントが割引されるというユニークな特性を持ちます。チャージの回数を把握していなくても毎回購入時に「現在のチャージ回数」が表示されますので安心です。

7回目は、また繰り返し新しいスタンダードチケットを購入し直す必要があります。

  以前ご紹介しました「ツーリストパス」とは違い、至ってシンプルで簡単です。

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まず、駅についたら現在地⇒行きたい駅をMAP図でしっかり理解します。

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チケットはこの販売機で購入します。駅の利用者数に比例して販売機の数もいろいろですが、観光地の最寄り駅でラッシュ時とかさなると、けっこうな行列の場合もありますので、単純に往復等なら後述します「returnチケット」を準備しておくのも良いと思いますので、その辺の判断はケースバイケースで。

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初めての場合、いざ発券機を前にすると緊張し、後ろに並ばれると、更にアガってしまいプチパニックになりそうな所ではありますが、焦らず、ゆっくり、理解しながら「私は観光客で初めてなのよ!」って態度でOKです。遅く時間が掛かりそうであれば隣に並び直すでしょうし。

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まず販売機の挿入・受取口の場所等を理解します。

最初は大抵↓の画面だと思いますので、まずは言語から。「英語」が無難かな。

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①で言語を選んだら、②で目的駅の検索方法を(地図or駅名)選びます。

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私は大半の場合MAP図から選択します。この方が乗り換え場所も理解し易いし。

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表示駅が小さかったら、スマホの様にダブルタップか、二本指スライドで拡大表示されますので、決まればタッチで選択します。

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駅名から選ぶ場合は、路線・アルファベット順で検索しますので、目的駅のスペル頭文字を覚えておくと探し易いでしょう。

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目的駅の選択が終わると、料金が表示されます。場合により、この画面から人数を増やし家族や同行者分をまとめて購入したり往復分に変更したりできます。

10ドル札は不可?表示額(運賃)を支払う時の$の種類に注意点

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表示額をこちらから入れるのですが、使えるお金には制限がありますのでご注意を。

紙幣の場合は

  • 5ドル札(紙幣)
  • 2ドル札(紙幣)

硬貨の場合

  • 1ドル(コイン)
  • 50セント(コイン)
  • 20セント(コイン)
  • 10セント(コイン)

10ドル札6ドル以上の運賃区間でしか利用できませんので、なるべく買い物をそたお釣りを使わず、地下鉄代にとっておくと良いでしょう。

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表示額の投入が終わると・・・

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チケットが出てきます。2枚の場合も同時に出てきます。そして〇回目と現在のチャージ回数も表示されます。

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タッチパネル操作だけで簡単に購入できました。

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スタンダードチケットで2回目以降の購入方法

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これが、拍子抜けする程、簡単です。まず、このスペースにチケット置きます。

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次に、最初の画面で、今度は右側の Place Card or StandardTcket on Reader を選択。

後は上記の最初の画面①で言語②で目的駅の検索方法を(地図or駅名)の繰り返し。

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チャージが終わるとチケット周りのLEDが光でお知らせ。

6回目の利用が終わると以後はエラー画面がでます。

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この画面が表示されたら、また新たにスタンダードチケット購入をやり直しするだけです。

チケット購入が終われば改札口へ

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矢印表示のレーンが利用可能です。(✖)表示は降車客用レーン。

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通過時に、この場所にチケットをかざすだけでゲートが開きます。

目的駅行きの路線フラットフォームへ(色)に沿って進む

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目的駅名を覚えていなくても、〇〇ライン等(路線色)を覚えておけば問題なし。

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大きい駅は、乗り場も数階に分かれ、各路線の上り・下りが入り混じっていますので、路線色だけしっかり覚えておきましょう。

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まぁ、エスカレーターの角度にも驚かされます。2フロア一気に降りたり登ったりが可能。

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無事、乗りたい路線のプラットフォームまで到着してみると・・・

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あれ?上り・下りは、左右どっちの電車に乗れば???なんて時は、こんな表示板が必ずありますので、目的駅の表示されている番号に来た電車で待てば大丈夫です。

※大きい駅では、上り・下りでフロア(階)が異なる場合もあります。

プラットフォームでのマナー

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まずフォームのドア開閉前(緑線)は降車客優先ですので、両サイドのオレンジ線の外側で待ち、降車し終わってから、両サイドから車両に乗り込みます。

たまに大陸の団体観光客らしき軍団(グループ)が、大声で喚き会話しながら緑線の真ん前を塞いで電車が来るのを待っている場面を目撃したりしますが、日本人として、この辺りの最低限のマナーは模範として守りたいですよね。

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利用客の多い大きな駅では、両サイドの乗車待ちラインも2列で待機する所もあります。そのような駅は満員電車がフォームに入って来ても、降車客も大勢ですので、心配せずとも、ちゃんと乗れます。発車時も何度も安全確認を繰り返した後、発車しますので、慌てて乗り込まなくても、待っててくれます。

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この撮影時は夜間だったので、人影がまばらですが、通常はこんな閑散としたフォームの状態は、あまり見かけないとおもます。

MRT(電車内)でのタブー、注意点

シンガポールのMRTに乗る際には、「知らなかった!」では通らない、日本の常識とは異なる厳守しなくてはならない注意点がいくつかあります。

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  1. 電車内での飲食:500ドルの罰金
  2. 電車内での喫煙:1000ドルの罰金
  3. ペット・動物の持ち込み:500ドルの罰金
  4. ドリアンの持ち込み:500ドルの罰金
  5. 可燃液体の持ち込み:500ドルの罰金

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2の喫煙や5の可燃液体、またはガム等は入国時から注意しているので大丈夫としても、暑いシンガポールですし、やっと涼しい電車内に腰を下ろせば、ついペットボトル等で水分補給などで、無意識の内に違反をしてしまう場合がありそうですよね。

実際、日本ではよく見る光景ですし。

当然違反をすれば罰金が課せられてしまうため、十分に注意をしてMRTに乗るようにしましょう。

ドリアンや動物の持込みは、シンガポールらしいというかユニークですよね。

まとめ

以前ご紹介した「ツーリストパス」の記事のアクセス数があまりにもスゴイので、今回は続編として、初めて利用する方でもわかり易く簡単に利用できる様、MRTでもスタンダードチケットの購入・利用方法からMRTの概要・注意事項まで簡単ではありますがまとめてみました。

毎回乗車前に購入する煩わしさや、ラッシュ時の販売機前の行列に遭遇すると「ツーリストパス」の方が簡単で便利!と判断されがちですが、3DAY-PASSで丸々乗り倒す予定がある場合はともかく、1DAY-PASSで元を取る程乗り倒すのは至難の業です。

デポジットを考えますと、スタンダードチケット(6回)を2枚買い直しする位、1日で乗る予定がある!なんて場合以外は、間違い無く、スタンダードチケットの方が断然安くお得で最安な移動手段だと思います。

※ツーリストパスの場合ですとデポジット回収の駅や窓口の時間お考慮しなくてはなりませんしね。

ましてや、JGC修行やSFC修行の様に滞在期間が短い場合は、尚更ですね。

是非、MRTやバス等を乗りまくって、シンガポール旅行を楽しんでみてください。

次回は先日、クアラルンプールで開通したばかりのMRTも初体験してきましたので乗り物シリーズで続編もご紹介したいと思います。お楽しみに。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

では、また。