クアラルンプールで一押し!活気のある屋台街
KL一番の繁華街、ブキッ・ビンタン駅から徒歩2~3分。東南アジアの国々の中でも、とりわけ多種民族が多いシンガポールやマレーシア。
そんな多種民族の胃袋を支えるのが今回紹介します「ジャランアロー」。
駅のあるメイン通りから、ほんの一本裏路地に入れば、そこには約200mに渡って道の両側に 所狭しと、中華料理、インド料理、タイ料理、フルーツ(ドリアン・マンゴー)専門、マレー料理店等が軒を連ね、昔ながらの雰囲気・風景そのままのKLを代表する巨大屋台街がひろがります。
夕方5時くらいから、人通りも増え始め、各店は徐々に活気に満ちてきます。マレーシアは日没が19時過ぎで、本格的にいよいよ日が沈むと、通りを照らす提灯も点灯し雰囲気がより一層増してきます。
欧米人観光客も地元の方も、そして日本人も結構います。その活気は夜通し続き、明方まで営業しているお店も多々あります。
アクセス
アクセス | KLモノレールBukitBintang駅から徒歩5分。 ブキッビンタン通りの裏通りに位置します。 |
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住所 | Bukit Bintang, 50200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia |
MRTブキッ・ビンタン駅の、こちらの出口から出れば、もう20mそこらです。
MRT出口を地上に上がったら、そのまま直進
右も左も珍しいお店が沢山。
ここを曲がれば、アロー通り入口です。
日が陰りはじめた6時過ぎでしたので、まだ余裕で歩けます。
ジャランアロー(屋台)の利用ルール
ジャランアローで注文の仕方は、シンガポールのホーカーと異なり、まずお目当ての店または店の周りのテーブルに座ります。
お目当ての料理を注文しますが、その際、自分達の確保したテーブルを店員に伝えます。テーブル番号があればその番号を、無い場合は指さしでもOKです。
お目当てのお店が複数ある場合は、同じ要領でそれぞれの屋台でオーダー可。
店内テーブルのあるお店では、着席すれば、店員さんがメニューを持ってきてくれます
また日本の様に「お冷」や「飲み物」は出てきませんので、別に注文するか、各テーブルを巡回している飲み物屋さんへオーダーします。この際、氷が含まれるものは、日本人のデリケートな胃腸には危険ですので避ける方が得策でしょう。
ご注文の料理が運ばれてきたら、その都度、清算します。
夜も更けると、道路を埋め尽くす様にテーブルが並びますので、なるべく、お目当てのお店の近所を確保しましょう。
各お店も、繁忙時間前で準備が忙しそう。
この鉄板グリル・・・旨そうな匂いを放っていました。
まずはアロー通りを縦断してみます
気の早い観光客や地元の方は、待てずに晩餐が始まってます。
一番驚いたのが、この両側からテーブルがせり出して埋め尽くされた道に…
むりやり車がガンガン入ってくるんです。クラクション鳴らしながら…
店員が、椅子を移動して車を通す工夫をしています。
人が増えるにしたがって、あちこちで美味しそうな香りがしだします。
いろんな国籍メニューやお店があるので、目移りしまくりです。
夜が更けると、この椅子が、すべて通りを埋め尽くすんでしょう。まだ準備中
これは、沖縄でいう、とうきびジュースですよね。絞る機材を見ると原始的過ぎて「衛生面」は大丈夫なんだろうかと不安にもなりますが…
各々が好みの飲み物を注文するジャランアローでは、大人気なんです。他にもいろんなフレッシュ系ジュースは至る所にあります。
揚げ物屋さんや小籠包屋さんも、絶えず注文する客で賑わいだしています。
いやいや、マジで旨そうな料理・・・多いです。
激暑な気候の上、高温の蒸し器ですから、店員さんも「汗だく」ですね。
人気店と、そうでない店は、お客の入りで、なんとなく…わかります。
ドリアンの他にもランブータン、マンゴスチン、ドリアン、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツなど様々な南国の果物は、どれも美味しそうです。
人気店は、テーブルがどんどん埋まっていきます。
なかでもドリアンの屋台は、至る所にあります。まぁ、匂いは・・・強烈ですので、未だ未経験なんです。
ビニールの手袋つけて食べている光景を見ると・・・ヘタレはビビっちゃうんです。
こちらのお店は欧米人だらけ。
この両端からせり出すテーブルの間に、車が入ってくるんですよ。
このエリアは中国人観光客が大半でした。
もはや、意味が解らない。
おばちゃんも暑そうでした。
こちらは、マレー風おでんの屋台。様々な食材が串刺しになって並んでいて、串の色で各料金がきまっているので明朗会計。これを手前の沸騰しただし汁で煮て食べる。
日本では無い習慣の屋台なので、もの珍しさ全開。
少しづつ、日も傾き、良い頃愛の時間になってきました。
「偽ミッキーの店」でお馴染み W.A.W restaurant 黃亞華小食店
観光客には大人気の有名店。
本日のお目当てのお店に到着。一番の人気店は、ジャランアローを入って一番奥の左手にある、この偽ミッキーの看板が目印のW.A.W restaurant
ジャランアローで一番美味いと評判のミッキーの手羽先。
ちょっと「つまめる」量のメニューから…
ガッツリ食べる場合でも大丈夫。RM100もあれば、動けなくなるまで飲み食いできます。
人気店ではあるのですが、メニューはリーズナブル。
こちらは外せません。名物サテー。マレー風の焼き鳥でピーナッツソースをつけて食べます。チキン・ビーフ・マトンの3種盛り
ビールにはこれ!一番人気は、コチラのチキンウイング。パリッ香ばしい焼き目がついて噛り付くと肉汁たっぷり。照り焼き風甘辛味で日本人好みの味つけです。
このソース。ピーナッツベースなんで最初は戸惑うのですが、食べ進めていくと…これが、旨い。人気が頷けます。
ジャラン・アロー まとめ
この日は、訪れた時間は日没間近で早い時間でしたので、本格的は活気を浴びるのは、もう少し遅い時間になるのですが、なんとも怪しげでディープなジャラン・アローの独特の雰囲気はお伝えできましたでしょうか。
ちょこちょこ摘まみながら屋台を廻っても、一人RM20位(500円)もあれば十分でしょう。東南アジアではビール等は現地価格から見ると高いのですが、それでもRM80~100もあれば、ハシゴしながら、しこたま飲んで食べて楽しめるでしょう。
記事を執筆中・・・また行きたくなりました。次回はもうすこし遅い時間に再訪したいですね。またKL海外発券でも計画しようかな~…
クアラルンプール滞在中、晩飯に悩んだら、一度訪れてみてはいかがでしょう。
ディープなKLの夜に出逢えるはずです。
では、また。