新千歳空港ANAスイートラウンジ&ANAラウンジの場所
2017年9月にOPENした新千歳空港のスイートラウンジに興味深々でしたが、直後は伺う機会に恵まれず、今年2018年の札幌雪まつりにお邪魔した際に、やっと寄る事ができました。開業から時間が経っていませんので、とても綺麗な空間でした。
入口は2階出発フロア、ANAカウンターの左手、8番ゲート付近に位置します。
噂のANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)の色使いが目を引きます。
その左手にはANAカウンター。
さらに、もうちょっと左手(奥)へ進みますと、ご覧の「プレミアムチェックイン」入口がありますので、こちらから入り 検査場通過⇒ラウンジ入室 の流れになります。
初めてですと、大理石の豪華門構えな上に、プライベートガラスで内部が見えなくなっていますので、ちょっとビビりますよね。
これから「プレミアムチェックイン」初挑戦の方は、こちらの記事で内部をイメージし参考にしてもらえれば良いかと思います。
入室するとすぐ左手に、通常のプレミアムカウンターがあります。Skipサービス利用の場合は、そのままカウンターはスルーし奥へと直進します。
預け入れ荷物、またはアップグレード等の手続きはこちらでOKです。手続きがある場合、チェックインが終わりましたら、直進・突き当たりを左折。
そのまま専用検査場へとつながります。こちらの検査場はダイヤモンドメンバーだけでなく、SFCをはじめ、プレミアムメンバー(ANAラウンジ対象)も利用するのですが検査レーンが2本ありますので、さほど混雑は無いと思います。
検査場を通過しますとラウンジへ上がるエスカレーターが見えてきます。※エレベーターもあります。
こちらのエスカレーターも、検査場同様、ANAスイートラウンジ利用者・ANAラウンジ利用者共用になります。
こちらが共用ラウンジの受付カウンターになります。
ANA SUITE LOUNGE
ANAスイートラウンジ(国内線)は、新千歳・羽田・伊丹・那覇の計4ヶ所(※来年度 福岡空港も開業予定)しか存在しておらず、最上級のおもてなしと寛ぎの空間を提供されます。
ANA SUITE LOUNGE利用基準条件
ANA SUITE LOUNGE概要
パン、おにぎり、スープ、味噌汁、ソフトドリンク、アルコール類*、新聞、雑誌
* 飲酒運転・未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
北海道にゆかりのあるメニューをご用意しています。
YOSHIMI監修のフランスパンや北海道産米「ななつぼし」を使用したおにぎり、きのとやの「焼きたてチーズタルト」と、(株)耕人舎の「北海道ビール ピリカワッカ」をお楽しみください。
<提供時間>
・YOSHIMI監修のフランスパンとおにぎり:終日
・焼きたてチーズタルト:11:00~、13:00~、15:00~、17:00~
・北海道ビール ピリカワッカ:16:00~(毎日1種類をご提供しています。)
※焼きたてチーズタルトと北海道ビール ピリカワッカは数量限定のため、無くなり次第終了とさせていただきます。
※ANAサイトより転記
受付カウンターの左側。こちらより入室します。
入室すると、まずSUITE LOUNGE専用のカウンターがあります。
カウンターには国際線ラウンジでお馴染み、Lindt(リンツ)のプレミアムチョコレートやキャンディー等があり、とても美しいコンシェルジュのおねーさんが。
「子供がこのチョコ大好きなんです。今日はいないんですけどね^^」って話していましたら、コンシェルジュのおねーさんが「ちょっとお待ちください^^」と言って袋いっぱいにチョコを詰めリボンまで付けてくれて「お子様のお土産にどうぞ^^」と心温まる神対応。
また後述で触れますが、ANAラウンジとの配置の差なんかを尋ねていましたら「よかったらご案内しましょうか^^」とANAラウンジ側も、隅々まで案内して下さいました。
ANA SUITE LOUNGE 寛ぎスペース
羽田のスイートラウンジ同様、片面は全窓で滑走路や搭乗機が見渡せます。
ラウンジ内は、クイックエリアとリラクシングエリアに分けられ、クイックエリアにはメインオブジェとして噂の「苔山模型?」がテーブル中央に鎮座しております。
リラクシングエリアは、ゆったりソファーで2or4席区切りで使い安い配置になっています。また内装もベージュ系&ウッド調でまとめられ自然の暖かみを狙った演出にも感じました。
各席には電源も備えられ、コンセントとUSB充電ポート完備。
新聞、雑誌類。
窓を見れば、普段見慣れない雪景色とANAカラーのコントラストが絶妙。
お飲み物check!
スイートラウンジは、ANAラウンジより銘柄が高級だったり地元色が強調されていたりします。また16時~北海道ビール ピリカワッカ(瓶)の提供もあります。右はプレミアムモルツや各ハイボールも。
ソフトドリンク各種
野菜ジュース類に、ハイボール専用ジョッキ
紅茶はGeorge Steuart Tea ティーパック。
ウイスキー・日本酒・ワイン等々
北海道の牛乳をふんだんに使用した濃厚コーンスープ。
本日のお味噌汁。
おつまみ&軽食コーナー
定番のANAラウンジおかき。
ヨシミラスク「北海道シュガー」これは超美味しかった。
千歳スイートラウンジ名物のチーズタルト。これも絶品。
ラスクとタルトが交互に提供されている様でした。
贅沢に北海道産小麦を使用したYOSHIMI監修のフランスパン。ベーコンとチーズ、くるみとクランベリー
おにぎりは、これまた贅沢に北海道産米ななつぼしを使用したYOSHIMI監修による「ふっくらおにぎり」。昆布と鮭の2種類が提供されています。
この”おにぎり”…国内のラウンジでいちばん旨いかもっ!※サイズもANAラウンジによくある、いつもの小振りタイプでは無く食べ応えある通常サイズでした。
妻は紅茶にタルトに忙しそうでした。
ふと外を見ると千歳基地配備の政府専用機(双子)も運よく見る事ができました。
※一言毒吐:国民から徴収する増税には積極的だが、事あるごとに羽田間を往復するという、超無駄な経費・燃料費が税金の足かせになっている等について再考する脳みそは、へっぽこ政治家&役人は一切持ち合わせていなんでしょうね~。
通話ルーム・ロッカー・喫煙ルーム・トイレ
おしゃれですが、案内板は ちょっと見辛いかな。
通話ブース
ファックス/コピー機/プリントサービス
自動チェックイン機
ANA SUITE LOUNGEのカウンターの左奥には盗難防止用にダイヤルロック式のワイヤー付きのロッカーがあります。
非喫煙者の為、外から撮影ですが、喫煙ルーム。
トイレも清潔でした。
しかし、羽田等のスイートラウンジのようにシャワーROOMはありませんでした。
ANA LOUNGE
ほぼ左右対称の配置で、先ほどの受付カウンターの右側から入室します。
ANA LOUNGE利用基準条件
・「ダイヤモンドサービス」メンバー
・「プラチナサービス」メンバー
・スーパーフライヤーズ会員(スーパーフライヤーズカード プレミアム会員含む)
・ミリオンマイラーのお客様
・スター アライアンスゴールド会員
・プレミアムクラスご利用のお客様
(羽田・伊丹・関西・千歳・岡山・福岡・松山・熊本・鹿児島・沖縄・仙台・小松・広島・成田空港ラウンジ)
・ANA国際線ファーストクラス・ビジネスクラスをご利用で国内線に(から)24時間以内にお乗り継ぎのお客様
・ANAカード プレミアムをお持ちのお客様(本会員のみ)
ANA LOUNGE概要
施設
ロッカー・通話・トイレ・喫煙ROOM
盗難防止用にダイヤルロック式のワイヤー付きのロッカーがあります
通話ブース
トイレ
喫煙エリア これらは、ほぼスイートラウンジと差はありません。
ANA LOUNGE 寛ぎスペース
ラウンジスペースはANAラウンジの方が断然広いです。約1.5倍って感じでしょうか。一番の違いは利用者数密度ですかね。
配置的には、ANAスイートラウンジと左右対称配置になっている様です。
クイックエリアは、窓側以外、そこそこ空いていました。
お飲み物・おつまみcheck!
ドリンクコーナーは、他のANAラウンジと大差ありません。
こちらにはサッポロCLASSIC以外に、アサヒスーパードライ、麒麟一番搾り等。
コーヒーマシンに定番ANAラウンジあられ
青汁にソフトドリンク
野菜ジュース等はスイートラウンジと同じです。
まとめ
詳しくは存じ上げませんが「一期、一会」をテーマに有名建築家が手掛けただけに、自然や木のぬくもり等を前面に押し出した暖かみのある空間だと思いましたが、雰囲気は若干「JALサクララウンジ」っぽい感じもしました。
横に広く長く、全面が窓ですので解放感は申し分なく、天気の良い日の眺めは最高だと思います。
ANAスイートラウンジ vs ANAラウンジ
ラウンジ比較としましては、ほぼ左右対称配置となり、スペース的にはANAラウンジの方が約1.5倍程広いと思います。
やはり利用対象者数の違いからANAラウンジの方が混み合っていますが、那覇や福岡のANAラウンジの様に「座れない」って程でもありません。
飲み物に関しましては、スイートラウンジの方がビールや酒類等、ワンランク上質銘柄だったりするようですが、あえて比べない限り差は感じないでしょう。
スイートラウンジの食べ物は、「地の上質な商品」の力の入れ方を感じました。
しかし空腹で利用する場合以外の利用の場合、軽食を必要としなければ、お酒類・ドリンク類もさほど変わりませんし、新千歳 ANAスイートラウンジはシャワールームもありませんので「ANAラウンジとそこまで差がない」ってのが率直な感想でした。
昨年から生意気にもスイートラウンジを利用させていただく機会が多々ありますので、ネタは貯まっていることですし、少しずつ紹介していこうと考えています。
それと、ホームである福岡空港のスイートラウンジオープンも非常に楽しみです。
では、また。