改悪は突然に...
今年は何度ANA改悪の記事を書いた事か...
先日のプレエコ無償アップグレード廃止も 猶予期間や救済措置があるにしろ 地味なボディーブローで効いていますが…😬
まぁ、ANAに限っての事ではないのですが SFC修行やPP修行にとっては,今年9月末で改悪となった「国際線乗り継ぎ”国内区間”」の100%積算から、国際線のブッキングクラスに積算率を合わせるショッキングな改悪以来かな~。
ブッキングクラス | 2018年9月30日まで | 2018年10月1日以降 |
F | 150% | 150% |
A | 100% | 150% |
Y、B(100%) | 100% | 100% |
U、H、Q(70%) | 100% | 70% |
V、W、S(50%) | 100% | 50% |
L、K(30%) | 100% | 30% |
※今回改正される詳細。2018年12月4日に突然 ANA国際線プレミアムエコノミーの運賃改定が発表されました。適用は12月5日。心の準備すら出来ていません。
そもそもANA国際線プレミアムエコノミーがどうして大人気だったのか。それはマイル積算100%でアップグレード対象運賃。つまりビジネスクラスへの変更もアップグレードポイントやマイルで変更することが可能なブッキングクラス(E)となり海外発券利用の修行僧にとっては大変ありがたいクラス運賃でした。
それが12月5日に突然 まったく新しい種別(N)運賃が設定されました。
簡単に解説しますとプレエコの最安運賃額は特に変更ありません。
Super Value(N)変更後のデメリット
- Super Value(N)に変更後のブッキングクラスは(E)の100%だったのが70%にダウンします。これは痛い。痛すぎる。プレエコ価格が大幅値下げなら納得できるのですが。
- 今までプレミアムエコノミーは激安旅作であろうとセール運賃であろうと予約価格(運賃)に関わらず アップグレードポイントやマイルを利用し、ビジネスクラスへのアップグレードを申し込むことが可能でした。それが今回のSuper Value(N)への改定によりアップグレード対象外となってしまいました。
海外発券も例外なく変更
海外発券の聖地クアラルンプールで見てみますと…
Flex Plus のブッキングクラス(G)であれば 以前通り100%積算なのですが、片道2万600円、往復4万1200円も高くなってきますので マイルやPP修行では単価も悪化し本末転倒です。
もう2019年の修行用お手軽海外発券は無理なのか???
シンガポール航空のセール価格とANA Basic Plusの合せ技
暗いニュースばかりですので ポジティブ思考で参りましょう♪
以前、シンガポール航空の福岡空港(B787‐10)就航記念セールをご紹介しました。
販売期間が当初の12月31日から12月21日と変更になっていますが・・・ まだ今なら間に合います
ANAの海外発券運賃にも盲点があります
仮に「クアラルンプール⇔福岡」の場合、最安運賃は8万4000~8万5000円で表示されるのですが...
片道が約2500円程高い88,610円を選択すると片道区間づつ「種別E」と「種別N」となり、積算率70%と100%の異なるブッキングクラスとなります。
次に、もうちょっと高い総合計が往復約5000円程高い91,410円を選択すると…
現時点でも Basic Plus で往復路共にブッキングクラス(E)で予約可能です。
プレスリリースでは「2018年12月5日以降ご購入分かつ2018年12月6日以降日本出発分は「Super Value」(N)」と明記されていますがBasic Plus で表示される日程であれば今まで通りの100%積算で なおかつアップグレードも可能です。※12/6にダイヤモンドデスクにTEL確認しましたので間違いありません。
シンガポール航空《福岡発クアラルンプール》空席状況
2018年12月6日時点で まだ狙えます。
これらシンガポール航空ビジネスクラスとANABasic Plus を組み合わせる事で、787‐10最新ビジネスクラスorプレエコでの優雅な修行(ラウンジ利用可)が可能です。
気になるPP単価or総合計は??
シンガポール航空(福岡⇔クアラルンプール)103,460円 獲得マイル:約7,484マイル 獲得PP:9,084PP
ANA Basic Plus (E) (クアラルンプール⇔福岡) 91,410円 獲得PP:13,082PP ※マイルはステイタスにより変動する為フライトマイルシュミレーションで。※素人のPPや獲得マイル計算ですので多少の誤差があり場合もあります。予めご了承ください。
また現時点ではプレエコからビジネスクラスへのアップグレードも可能でした。
片道8アップグレード 往復16アップグレードポイント必要ですが...
これで全区間ビジネスクラスで2往復できて驚愕のPP単価8.7 の出来上がりです。
ANAクアラルンプール発券支払分で5万マイル程を ANA SKYコイン 利用すれば 手出しは6,360円のみ。
手出し分のみのPP単価では4.94まで下がります。
まとめ
余裕のある方は《クアラルンプール⇔沖縄》も良いでしょう。福岡に比べ運賃が往復1万程上がりPP単価は若干悪化しますが コンマなんぼ の差ですので ほぼ変わりません。2019年に修行予定の方や一気にプレミアムポイント獲得を狙う方にはおすすめです。
現時点ではシンガポール航空のセール運賃103,460円、ANA クアラルンプール⇔日本 のANABasic Plus(E) も まだ空席も見つかりますが 残りわずかです!
ANA海外発券をクアラルンプール⇔福岡の場合の2旅程 総獲得PP:22,166
ANA海外発券をクアラルンプール⇔那覇の場合の2旅程 総獲得PP:23,834
プレミアムポイント&マイルが大量に稼げます♪
ネックは福岡発着ですので九州在住以外の方は、福岡迄の往復代もかかりますが ビジネスクラスでこのPP単価はなかなかお目にかかれません。
※但し福岡空港国際線ターミナルは…かなりショボいです。スターアライアンスは上級ステイタスやビジネスクラスの優先レーンすらありません。あしからず。スカイチームはあるのに~。
またシンガポール航空の最安運賃でも SilkAir (シルクエアー) 運航便には注意が必要です。
ANA積算の場合,乗継まではシンガポール航空ですのでマイルもPPも積算されますが その先の目的地まではSilkAir利用の為、ANAへの積算は不可です。ご注意ください。またSilkAirでもシンガポール航空でのクリスフライヤーマイルは積算されます。※SilkAirがスターアライアンスではない為。
必ず、全区間でシンガポール航空のビジネスクラスを選択してください。
またチャンギ⇔KLIA間での乗継便選択でA350‐900 も選択可能です。僅かな飛行時間ですが…
この垂れ目パンダ顔の SQA350‐900 の広々スタッガードシートも体験できます。
787‐10同様、最前列が11列~となりますので、今なら選び放題です♪
シンガポール航空のセール価格は12月21までです。
興味のある方はお急ぎください。
では、また。。