- 激安旅に欠かせない”エアアジア”は klia2 から
- クアラルンプール KLIA 到着 ⇒ klia2に移動
- klia2 チェックイン 出発フロアー
- エアアジアで klia2 到着 ⇒KLIA またはKLセントラル(各地)へ
- KLIA ⇔ klia2 まとめ
激安旅に欠かせない”エアアジア”は klia2 から
マレーシア クアラルンプール国際空港(通称KLIA)は、世界各国への便が発着する東南アジアの巨大ハブ空港です。大手キャリアの航空会社が発着するKLIAと、主にエアアジア (air asia) をはじめLCC格安航空会社が利用するklia2(LCC専用ターミナル)に分かれていますが これらのターミナルは サテライト的な位置づけではなく それぞれ独立した空港として成り立っています。
そのままKLIAで入国すれば問題ないのですが その先 エアアジア利用で乗り継ぎ 国内線もしくは近隣各国へ行かれる場合は「klia2」へ移動する必要があります。
KLIAからklia2まで徒歩移動は”不可能”ではないでしょうが、マレーシアの灼熱の暑さに耐えながら(突然のスコールにも注意)スーツケースで移動するのは 現実的ではありません。
地図で見ると近そうですが、直線でも数キロ離れていますし もし徒歩移動となると迂回を含め4キロ程の歩行距離になるのではないでしょうか。
そこで、まず klia2 に負担なく素早く移動する方法で一番おすすめなのが KLIAエクスプレス ではないでしょうか。50円弱で瞬時に移動できますし快適です。
後述しますが 「時間は余裕ある 1円でも節約したい!」って方には(KLIA ⇔ klia2)をピストン運行している無料シャトルバスもあります。
クアラルンプール KLIA 到着 ⇒ klia2に移動
イミグレを過ぎ、バゲッジクレームを抜けますと、こちらの到着口に出てきます。ここを右折し ピンク (KLIAエクスプレス)が目印のエレベーターを目指します。
エスカレーターでも良いのですが1フロア降りる度に迂回ターンしますので面倒な上 バス乗り場等への分かれ道も多々あり迷う恐れがありますので 慣れない方はエレベーターが早くて間違い無いです。
エレベーターを降りると、右手には、もう改札が見えます。
改札口で「klia2まで」と伝えれば「RM2」往復RM4で その場で買えます。しかし少しでもお得に乗車するには改札手前の自動券売機「KIOSK」を利用します。
出発前に日本からKLIAアプリやOFFICIALオンラインで購入できれば良いのですが、オンライン等では行先を「KLIA2」に選択できません。
しかし 構内のKIOSKでは 普通に選択可能なんです。
行先を「klia2」と選択
「片道」か「往復」を選択します。今回は またKLIAに戻ってきますので往復「Return Trip」と「人数」を選択
ここで支払いにクレジットカードを選択しますと 自動で「RM3.6」に割引きされます。時間がいっぱいある場合は時間のかかる無料シャトルバスもありですが 割引き運賃チケット購入すると わずか往復93円 片道47円ですし 一瞬で到着します。
決済が終わると、レシートの様な乗車券が出てきますので復路利用まで無くさないように。それとカードは自分で引き抜かないと自動では出てきません😆 そこは適度にテキトーな国マレーシアですから...
プラットフォームは左右でKLIAエクスプレスとKLIAトランジットにわかれ色分けされていますが、KLIA2は終点ですので、どちらに乗っても構いません。方向にだけ気をつけて早く到着した列車に乗れば問題ありません。
必ず、「KLIA2」矢印の方面へ向かう列車に乗ります。
さすが最短動線、乗車して動いたと思ったら・・・もう到着です。
改札を抜けると、この場所に出てきます。
改札を抜けたら、まず右折。
AEROTEL (トランジットホテル) 側へ進み、甘い香り漂うポップコーン屋さん「garrett」から左折します。
出発フロアーの案内も随所に出ています。
この歩道エスカレーターで上のフロアを目指します。
登りきったら、引き続き、もういっちょ。
レベル3まで上がって来たら、あとは直進のみ。
連絡通路を越えたら、ここからklia2のチェックイン(搭乗)フロアになります。
KLIA ⇔ klia2 無料シャトルバスの場合
再度、KLIAの到着口から
無料シャトルバスは、”無料”というメリットの反面 KLIAエクスプレスに比べると バス乗り場まで多少歩きます。また「LTCP-KLIA-klia2-LTCP」と表記されている場合は乗換えが必要ですので注意が必要です。 徒歩での移動距離、バス待ち時間、バス移動時間がかかります事を理解しておいてください。
※このアイコンが「KLIA⇔klia2 無料シャトルバス」表示です。
場合によりエクスプレス利用より30分以上無駄に時間がかかる場合もありますので 次の予定に合わせ ケースバイケースで使い分けると良いでしょう。
エレベーターorエスカレーターで「レベル1(地上階)」を目指します。ピンクのエクスプレス直行エレベーターではなく、こちらのエレベーターを利用します。
エレベーターが解り辛ければ エスカレーターでも構いませんが 1フロアごと旋回する必要があります。
地上階まで降りてきましたら「4番出口」を目指します。
こちらから外へ出ますと~
バス乗り場に到着です。※撮影時は深夜につきガラ~ンとしています
4番出口を出ましたら、目の前に「KLIA⇔klia2 無料シャトルバス乗り場」があります。
大抵並んで待っていますので バスが到着したら 乗り込むだけです。
空港の性質上、迂回、遠回りで10数分かかりますでしょうか。中には「LTCP(※バスに表記あり)」接続で乗り換えの場合もありますので注意が必要です。
ほどなくklia2のターミナルに到着です。
ターミナル内に入り、登りエスカレーターに乗れば、元のショッピングモールゾーンへ到着します。そのまま「 Departure 」の案内通りに出発口を目指してください。
三井 OUTLET PARK のシャトルバスも意外と使える!
KLIA/klia2⇔三井アウトレットパークへの無料シャトルバスも使えます。
こちらも20分間隔でピストン運行している 三井OUTLET PARK シャトルバスです。こちらは 特に乗車券等もなく 到着したバスに飛び乗るだけですので 気軽にどなたでも利用できますので 覚えておいて損は無しです。
klia2には、バス乗り場の「B09」に停車します。ドアが開いて先客が降りたら、飛び乗るだけ。klia2からの場合、次は「KLIA」ですので 空港間移動でも使えます。KLIAからklia2へは、三井OUTLET経由になりますので freeシャトルバスの方が早いですね。
KLIA2からKLIAの移動であれば バス乗り場から「紫(ターミナル循環バス)」か「黄色(三井OUTLET)」の早く来た方に飛び乗れば 良いですね。
KLIAへは、バス乗り場の2番出口を出た この看板の前で待っていればOKです!
時間があれば ちょっと寄り道
この連絡通路を渡り、建物内に入ると、そこはklia2のチェックインフロアになるのですが、時間があれば、ちょっと右折すると展望デッキにアクセスできます。
この通路一帯が”野宿ゾーン”ですので 沢山の乗継待機の人々が寝ころんでいます。※この硬い床の上で熟睡できるな~…と感心します。
ここからは、スポット全体が見渡せますので駐機場のエアアジア祭り状態です。また数少ない喫煙ゾーンでもありますので 煙が苦手な方は 景色と写真を素早く撮って そそくさ退散です。
もはや、LCCの域を超えていますね~。経営不振のレガシーキャリア マレーシア航空とは裏腹に エアアジアは 今なお 快進撃が続き路線拡大中です。
海外発券でKULが聖地なのは 偏に air asia のおかげだと思います。
右手の こちらに見えます6階建ての建物がエアアジア本社ビルです。
klia2 チェックイン 出発フロアー
では元の経路に戻り klia2 チェックインフロアへと入って行きます。
klia2のチェックインフロアは けっこう薄暗くブルーのイルミが目立ちます。この景色…見覚えあります?この”DEPARTURE INFORMATION”の下辺り付近が 例の金正男 VXガス襲撃現場でございます。ちょっと感慨深いものがありますよね。
klia2 は、ほぼエアアジア専用といっても良いくらい右も左もエアアジア一色です。ご利用の場合WEB予約だけ間違い無くできていれば 誰でも迷わず利用できます。
見渡しても 各柱の周りはエアアジアの自動チェックイン機 (KIOSK)だらけです。
皆、自動チェックイン機 (キオスク) で搭乗券をプリントしています。
自動チェックイン機(端末)が統一されていませんが どの端末を選んでも問題ありません。早速挑戦してみましょう。
エアアジアはKIOSKが便利で簡単 (日本語OK)
モニターにタッチすると起動します。
初めに言語を選びます。右下に「日本語」がありますので 何も困りません。
次に、WEB予約時の予約番号を入力します。
すると、したから搭乗券がプリントされ出てきます。受取を忘れずに。
預け入れ荷物がある場合は、荷物用タグも自動チェックイン機で出てきますので それらを持って、こちらのカウンターへ。建物入口からすると左手側奥にあります。
搭乗口へはこちらから。建物入口の最奥にあります。
ボーディングパスに表示されている搭乗口のアルファベットのレーンへ進むだけです。
エアアジアで klia2 到着 ⇒KLIA またはKLセントラル(各地)へ
klia2の横幅は結構長いので どこのスポットに駐機しても そこそこの距離を徒歩移動します。
降機したら 流れに沿って進みます。
klia2 のゲート見取り図です。ご覧の様に 横にかなり長いのです。
連絡通路もガラス張り部が多いので空港好きには堪らない。
でっかい荷物がある方等は大変そうでした。
ひたすらアライバルホールを目指し進みます。
ガラス張り面は、けっこう暑い。
まだまだ進みます。
ここまでは平坦でしたが これ以降 多少のアップダウンがあります。
とんでもなく長い登りエスカレーター
ここまで来ると「動く歩道」があるので 時折 休憩できます。
お次は…下ります。あと ちょっと!
今度は なが~いなが~い下りエスカレーター
klia2 名物のイミグレーション(入国審査)
はじめての方はこの光景に「ぎょ!😬」とする事でしょう。到着便の重なり具合でも多少異なりますが まぁ 大抵このくらいは並んでいます。
ここは中国かっ!?って連想させられる程の 人、人、人だらけですね。。
ところが、検査レーンの数もかなりありますので ”検査官vs入国者”の人海戦術のおかげで 予想よりかなり早く順番がまわってくると思います。
バゲッジクレームで荷物を預けた方はピックアップ。
このゲートをくぐると、マレーシアに入国です。
クアラルンプール (klia2) 入国
こちらが klia2 の到着口になります。お出迎えもチラホラ
到着口を出て左手を見渡すと…金正男が最後に処置で訪れお亡くなりになって何度もTV放映された”メディカルクリニック”やオールドタウンカフェklia2店があります。
「KLIAエクスプレス」「KLIA無料シャトルバス」この2つの表示アイコンを覚えておくと良いでしょう。
クアラルンプール中心部に向かう、またはKLIA、無料シャトルバス、どれを利用するにも、まずは連絡通路を直進します。
KLIAエクスプレス?or バス?or 無料シャトル?
すると、見覚えありますね?あの甘い香り漂う”ポップコーン屋さん「garrett」”のあるショッピングモールゾーンに出てきます。KLIAエクスプレス利用の場合はココを右折
すぐ左手に自動切符売場と改札が見えますので往路と同じ要領でKLIAまで最短時間で瞬時に移動できます。
格安バス移動 or 無料シャトルでKLIA
バス乗り場へ向かう場合は ポップコーン屋さんを曲がらず直進すれば、あとは道なり。ゆる~い右カーブですが直進です。
さらに直進しますと、前方に明るい光が。屋外へ出る扉が見えてきますのでそれに向かって、さらに道なり直進。
出口寸前まで来ますと、左手にお馴染みファミリーマートがあります。
このファミリーマート脇の下りエスカレーター(動く歩道)に左折
キャスター付きの荷物持ってたら、荷物が先に転がり進みますので要注意。
突き当たりまで行き右折したら「TUNEホテル」ですが、ココでUターンし1フロア降ります。
正面にはバスチケット売り場がズラっと並んだカウンターと待合室。左手の外に出れば そこはもうバス乗り場です。
KLIA⇔klia2 無料シャトルバスを利用するのであれば「A10」を目指します。
「A10」は乗り場の1番先頭 (左奥) ですので すぐわかるはずです。
「LTCP-KLIA-klia2-LTCP」と表記されている場合は乗換えが必要ですので注意が必要です。LTCPは「Long Term Car Park」停車する駐車場で接続乗換えの意味。
klia2から中心部や観光地等へ直接向かう場合
先程の歩道エスカレーターを下りきると前方斜め右?位に、ズラっとチケットカウンターが並んでいますので 目的に合わせて購入します。
支払いを終え 貰った乗車券にバス乗り場は明記されています。今回はKLセントラルまで購入しましたのでRM12。乗り場は「A06」
先程の無料シャトルバスの後方になりますが、番号の表示がありますので間違える事はないでしょう。また少し早めにバスはフォームに入ってきますので 自由席の場合は 好みの場所を確保し 中で寛ぐのがお薦めです。
KLIA ⇔ klia2 まとめ
いかがでしたでしょうか?
KLIA⇔klia2の移動で一番のおすすめはKLIAエクスプレスです。何と言っても「早い」「歩く移動距離が短い」そして僅か50円弱の激安ですし、クレジットカードで支払うと10%割引きになります。(※片道乗車券でも)
時間にたっぷり余裕があり「少しでも安く!」がテーマの方には無料シャトルバスが良いでしょう。
klia2に関しましては LCC専用空港と割り切り 覚悟して利用しますと 特に不満は感じません。またショッピングモールはKLIAより充実していますしコンビニからスーパー、ファーストフード店もよりどりみどり沢山ありますので 見て廻るだけでも楽しいんです。
またklia2 を拠点にKL国内各地やシンガポール等は2000円程で行けますしジャカルタやバリで3500~4000円、バンコクやプーケットで2500~3000円程の驚愕の運賃がゴロゴロしていますので旅の幅もグンと広がりますよね。
日本各地からKUL(エアアジアklia2)へ向かい、KLIAに移動しレガシーキャリアの海外発券でマイル修行を始めるのも黄金ルートですね。
ハナサクの福岡からはバンコク8000円やシンガポール12800円なんて価格もよく目にしますので ポイント修行をされている方々も エアアジアの運賃を経費と考えポイント単価を計算してみると 実は 使える路線が多々あったりします。
エアアジアにつきましては、マイル修行をされている方々は、ビジネスクラスやプレエコでの贅沢を知っている方が大半でしょうから 予算が許すのでしたら フラットシートタイプは ほぼストレスフリーですし、そこまで高額でなくとも、ちょっとの予算で足元の広いホットシートを選択すると 超快適な上に ホットシート以上は LCCなのに「優先搭乗」もあるんです。
機内食に関しましては 機内で「やっぱり注文しようかな♪」って思うくらいなら WEB予約時にオーダーしておいた方が安くお得です。※基本各種お弁当ですが飲み物付きです。
それと、エアアジア…機内冷房がそーとー寒い!です。特に女性の方は要注意。ブランケットもあるのですが「レンタル」となり有料(※作戦?)です。
機内エンターテイメント等はLCCですので 御座いません。一部シンガポール航空のお下がり機材でモニター付きのものもありますが…映りません。😝
ですので ご希望の方にはタブレット貸し出しでエンターテイメントが楽しめるサービスもあるのですが、こちらも・・・有料です。
利用前に”amazonプライムビデオ”等 スマホに数本仕込んでおいて搭乗する事をお薦めします。
klia2 や エアアジア をご利用予定の方は 是非参考にしてみてください。
では、また。。