- フライング・ホヌ が 修行の聖地 那覇にやってくる
- 瀬長島 (A-B-E) へのアクセス
- 瀬長島 ウミカジテラス ポイントⒶ
- ウミカジテラス~瀬長島ホテル~展望台Ⓑ
- 瀬長島 海中道路 ポイントⒺ
- 那覇空港 ターミナルビル 施設内
- 那覇空港のどの滑走路に降りて来る?!
- 那覇空港 お薦め 撮影スポット まとめ
- 飛行機撮影の時間も考慮
フライング・ホヌ が 修行の聖地 那覇にやってくる
国際線に乗る事の出来ない 不自由な 日常が始まって 早2年弱が経ちます。
ANAが社運を賭けて投入した 世界最大の旅客機 A380×3機「フライング・ホヌ」が、コロナ禍での国際線封鎖により、Hawaiiの空を飛べなくなって 随分経ちました。またANAにとっても 自由に飛ぶことの出来ない A380のフライングホヌ3機が 足枷となり ANAにとっては逆に経営面で負担を強いられる結果となっています。
それでもフライング・ホヌが 再び大空を飛ぶにを待ちわびるファンの声は日に日に増し 不定期ではありますが 時折 成田空港発着メインで「チャーターフライトや機内レストラン」等々で フライングホヌの特別企画で お目見えしていました。
そして今回、修行僧の聖地、ハナサクも 大好きな那覇空港に、遂に A380の巨体、フライングホヌが…降り立ちます。天気次第ではありますが (現時点の予報は☀) 晴天に恵まれると…ホノルルの海に負けずとも劣らない エメラルドグリーンの海とフライングホヌとの絶景コラボレーションが見れちゃうのです。
今週 2021年9月24~26日に 成田発の「フライングホヌで行く沖縄 2泊3日」で、那覇空港に降り立ちます。もし滞在中の方...これは目の前で見れるチャンスでは?!
日程(那覇空港で 撮影のチャンス)としましては・・・
- 9月24日:11時頃 成田空港出発⇒14時頃 那覇空港に到着
- 9月25日:別企画で那覇発13:30~那覇着15:30 のチャーター遊覧飛行
- 9月26日:15時頃 那覇空港出発⇒17時50分頃 成田空港に到着
これらの予定されているスケジュールを参考に 離発着時やタキシング中、駐機中等を じっくり狙って撮影する事ができるのではないでしょうか。
※こちらは9月25日の那覇発着遊覧飛行のスケジュールです。
那覇空港の 知っておきたい オススメ 撮影スポット
那覇空港には昨年運用開始しました第2新滑走路と第1滑走路があります。
マニア目線となると まだお薦めスポットはあるのですが「どなたでも」「簡単に行ける」となるとⒶ ~Ⓔ 辺りが…かなり間近で離発着を見れるはずです。
ズバリ「瀬長島周辺」or「空港ターミナル施設内」の2択です。
瀬長島 (A-B-E) へのアクセス
まずは瀬長島のスポットから ご紹介していきます。
こちらの画像はA滑走路から離陸中の機窓から撮影した「瀬長島」です。
ご覧の様に、瀬長島...特にウミカジテラス側はB滑走路が目と鼻の先です。
那覇空港 進入コース上に位置し 昔はマイナーな撮影スポットでしたが 今では「ウミカジテラス」の誕生で 連日 大勢の観光客が訪れる人気スポットになりました。
空港ターミナルから瀬長島の距離は、迂回しなくてはなりませんので5㎞程の移動になります。ハナサクは那覇滞在中の暇な時等...サンセットが綺麗なので よく運動がてら、市内ホテルからランニングや散歩で行ったりしますが、まだ暑い この季節は「汗だく」になるでしょうから 荷物のある旅程中には…あまりお薦め致しません。
レンタカーがあれば 10数分の距離ですし シャトルバスもあります。(※詳細後述)
移動は面倒ですが 瀬長島からは…この様なアングル&近距離で撮影できます。



※この3枚はスマホの低画質撮影ですが…なかなかの迫力で撮影できます。
那覇空港⇔瀬長島 シャトルバス
那覇空港到着口を出て「①番 バス乗り場」から、瀬長島行きのシャトルバス「ウミカジライナー (東京バス)」が 約30分毎に出ています。片道250円 (小人130円)





空港へ戻る際は ウミカジテラスの上にある「瀬長島ホテル」前の駐車場にあります 停留所から バスは発車します。季節によってダイヤや運賃も変更される場合もありますので、利用される際は、各々こちらで確認してみてください。
瀬長島 ウミカジテラス ポイントⒶ
このエリアは「36L」から とても近距離で 着陸寸前の撮影と狙う際はお薦め!


最近はコロナ対応で開いているshopも少ない様ですが 外周は車で常に渋滞です。


テラス席が混んでいない様でしたら、少し上段に上がると 全体が見渡せます。
「36L」からの離発着の場合は この辺りが...ベストポジションかもしれません。
ウミカジテラス~瀬長島ホテル~展望台Ⓑ
「36R」の離発着も狙いたい場合は…頂上のホテルエントランス側へ。
この辺り迄 上がってくれば「36L」「36R」A&B滑走路を両方狙えます。
しかし、A滑走路「36R」狙いだと…望遠やズームは必須です。


下を見下ろすと、天気の良い日は…いつも こんな感じで島一周渋滞&路駐だらけ。
少し距離は感じますが…けたたましいエンジン音は瀬長島まで響き渡ります。


このエリアは 主に 第1(A) 滑走路「36R」狙いに適してるのかな。。
天気の良い離発着の多い時間帯は飛行機&カメラ&スクランブル発進待ちの戦闘機 (自衛隊機) マニアが どデカい望遠レンズ抱えて 常に大勢居ます。
瀬長島ホテルの駐車場側からは 瀬長島海中道路の上から「36R」へアプローチする飛行機の、着陸までの一部始終が 綺麗に見渡せます。
瀬長島 海中道路 ポイントⒺ
昔から瀬長島を知っている方であれば、ココが一番馴染み深いのかな~。


ウミカジテラスやホテル等が出来る前は…離発着の撮影と言えば 瀬長一択でした。
以前は道路も綺麗に整備されていませんでしたので、レンタカーを路駐のままで タイミングを待っていましたが、現在は瀬長島入口にも無料駐車場が完備されていますので、先に車を停めてから、お目当ての場所へ徒歩移動すると良いでしょう。
理想のポイントは、ズバリ・・・この印の場所。


海中道路と進入灯(Approach Lighting System)アプローチライトが交差する辺りがベストポジション。両側に広めの歩道もあります。
瀬長島側へ日が沈みますので、時間帯によって待機場所を選ぶと良いかな。
海中道路と進入灯のライン上で待っていると…真上を通過して行きます。
現在は新滑走路と併用ですので チャンスも随分減りましたが このポイントから眺めるランディングは 大型機程 低空で進入しますので かなりの迫力が楽しめます。


夕暮れ時の瀬長島は「美しいSUNSET」でも有名です。そんな時間帯は 進入灯と交差する手前で構えると サンセットと航空機のコラボ撮影も楽しめます。
那覇空港 ターミナルビル 施設内
タキシング中等、撮りたい機材を…少しでも近くで より”迫力”ある撮影となると、やはり「那覇空港 ターミナルビル施設内」からも外せません。現在コロナ対応で 一部閉鎖のエリアもありますが、それでも 多彩なポイントがありますので お目当てで狙う機材や その日の 進入方向で選ぶと良いのではないでしょうか。
国内線ターミナル 展望デッキ
まずは国内線ターミナルから。3Fの ANA (北側) と、JAL (南側) の両端にあります「見学者展望デッキ」です。屋外ですが 羽田の様に高い場所からではありませんが 近い場所にある機材は…グッと迫って撮る事ができます。
国内線ターミナルは左右対象になった造りですので、南(JAL)側で説明します。
国内線ターミナル中央の4Fまで吹き抜けのイベントホールを、滑走路に向かって3Fの左脇に、みんな大好き「A&W」があります。ココを奥へ進みます。
昔は「100円」で有料でしたが、その名残りで今でも入場ゲートがあります。現在は「無料」になっていますので、ご安心を。
すると屋外に出れます。そこそこのスペースがありますが、北・南、ともに端になりますので、中央は撮りにくいのがデメリットですが、逆にテイクオフやランディングの瞬間を狙うにはメリットになったりもしますのでケースバイケースで。
もうひとつのデメリットとしましては「柵」が邪魔です。小さいカメラであれば 隙間から狙えますが、大口径レンズとなると 限られる場所になると思います。ズーム機能の優れたビデオカメラ等であれば 全く問題ないかもしれません。
国内線ターミナル 4F 展望スペース
一度でも那覇空港に行かれた事がある方であれば、必ずご存知であろう 国内線ターミナル中央付近にあります、吹き抜けの巨大空間 ウエルカムイベントホール。
その最上階部分の4階には「慶良間諸島」まで見渡せる 展望スペースがあります。


レストランフロアからも行けますし、エスカレーターでも行けます。


お土産屋さんゾーンから、一気に4Fまで上がるエスカレーターもあり。
午後も夕方が近づくと「逆光」で、撮りにくい時間帯あり。
国際線ターミナル ふくぎホール 展望台 3~4F
国際線ターミナル側にも 気軽に楽しめるスポットがございます。
本来であれば、国際線ターミナル側も「屋外 展望デッキ」に出れたのですが、現在はコロナ対応につき、長らく閉鎖されています。



現在は国際線が可動していない為 若干閑散としていますが LCCがスポットを利用する事もあり そこそこ人出は戻って来ている気がします。国内線ターミナルから移動する場合は2階おみやげショッピングゾーンを、ANA(北)サテライト側へ進み、保安検査場(C)や ANA SUITEチェックインを通り過ぎると 上の画像の連絡通路テナントがありますので フードコートゾーンへ上がるエスカレーターまで進みます。
3階に上がると 国際線同様 巨大な吹き抜け空間「ふくぎホール」に出ます。



3~4階には マクドナルドからはなまるうどん 牛丼等々様々なフードコートが広がっているのですが、やはり現在は 一部店舗しか営業していません。
寂しいくらいに閑散としていますが、撮影するなら ココも狙い目です。
ガラス張りにはなりますが、国内線ターミナルよりリーズナブルな価格で軽食が多々ありますので、冷房の効いたこの場所で ゆっくり狙いを定めるのも良いかも。
那覇空港 ライブカメラ
Hawaiiを思わせる、エメラルドグリーンの美ら海 那覇に降り立つ「フライングホヌ」が見たい!しかし 那覇までは行けない...って方には webライブカメラもあり。
定点カメラですので アングルが動かせませんが 離発着はハッキリ見れます。
「RBC」のカメラは 固定ですが瀬長島の方を向いて新滑走路も広角で見れます。
www.youtube.comタキシング中の機材や A滑走路は「QAB」の方が より鮮明に見れるのですが 画角が狭いので 主にJAL側のサテライトは…よく見えます。※現在...音声なし。
那覇空港のどの滑走路に降りて来る?!
那覇空港に「フライングホヌ」が飛来する事はわかった!では ドコでカメラ持って待機しいたら良い?どの滑走路を使用して、どちら側から進入してくる??
問題は・・・ココなんです!!(`∀´)ゝ”
あくまで ド素人のハナサクが こんな詳細、事前に解る訳がありません。進入方向は…当日の天気によると思うのですが 素人ながらに 少し考察してみたいと思います。
以前の記事で、A380の巨体は… 着陸できる空港が限られる 問題に触れました。
那覇空港の滑走路は、第一滑走路が3,000メートル、第二滑走路が2,700メートル
滑走路の長さだけであれば、第一滑走路の方が距離も有り 余裕そうに思えます。
しかし、素人ながらに注視すべきは A380着陸の際、滑走路の「幅」が関係します。A380の航空機コードは「F」に該当し、両翼65m~80m未満に分類されます。
滑走路の幅を見てみますと、全長こそ 第一滑走路の方が長いのですが、滑走路の幅が わずか 45m しかありません。
対する 新設された「第二滑走路」は、全長こそ2700mと短いですが、滑走の幅は 60m と、第一滑走路に比べ...15mも幅に余裕があります。この推測や...如何に♪
恐らく、第二新滑走路で離発着するのでは?と睨んでいます。
那覇空港 お薦め 撮影スポット まとめ
本来、今週の記事は「ANA」のPP2倍終了に合わせて「JAL」が打ち出してきた FOPの2回目ボーナス騒動。そこで代打の代打...って感じのANAのPP2倍延長。各社の対応あれこれや、Hiltonの2022年 ステイタス延長等々、触れたいテーマが目白押しだったのですが、フライングホヌ㏌那覇のチャーターフライトが いよいよ今週に迫ってきましたので、今回は フライングホヌ関連を先に記事にしてみました。
ANAやJALの特別対応については、ANAの代打の代打策に対抗策で、JAL側も セールかキャンペーンかの動きが近々にあるのでは?と踏んでいますので、もう少し 情報が出揃ってから、ハナサクなりの「まとめ」記事を書きたいと考えています。
www.aviationwire.jp那覇飛来に先立って 今週末は「新千歳」のチャーターフライト真っ最中。
次回は 10月30~11月1日 絶景宮古・下地島空港"17END"へ
フライングホヌ「チャーターフライトで行く宮古島3日間(成田発着)ツアー」
このblogの最上段「タイトル画像」にも使われている下地空港の「17END」。かつてはANAとJALの共同運営で パイロット育成空港として「タッチ&ゴー」が名物で 赤青組のファンが、このアングルの絶景を撮る為だけに、訪れていました。
その後、JALの破綻により、2社共同での運営が困難となり、それ以降...ANAも泣く泣く撤退を余儀なくされた…って経緯があるだけに、この「17END」に フライングホヌがやって来る!て事に…なぜかロマンを感じるのです。
ほんの7~8年程前までは、伊良部大橋も 出来ておらず、レンタカーやレンタルバイクをフェリーに載せて訪れていたものですが、伊良部大橋が開通後の現在は「宮古島⇒伊良部島⇒下地島」が 橋で繋がっていますので 気軽に行く事ができます。
10月30日・31日に現地イベントも開催予定
30日(土)には、下地島空港周辺にあり、「航空機スポットの聖地」とされる国内屈指の航空機撮影スポット「17エンド」へ、成田からやってくるA380を出迎えるイベントも実施予定。「下地島チャーターツアーの企画者が、企画の裏話や苦労話をまじえながら“17エンド”までご案内いたします」とのことです。
31日(日)には、A380の機内を巡り、ファーストクラスなど全てのクラスを見学し、着席体験や写真撮影ができる「機内見学ツアー」が実施される予定との事。
旅程が被る方は、是非、このチャンス・・・お見逃しなく♪
飛行機撮影の時間も考慮
最後に、フライングホヌの飛来に当たり、狙う場所やポイントも重要ですが、ひとつ忘れてならないのが「逆光問題」。空港から滑走路側を狙う際、午前順光ですので 鮮やかな発色で撮影できるのですが、15時以降 日が傾きはじめると「逆光」を考慮しなくてはなりません。「この時間帯なら瀬長のⒷから狙う♪」等、天気にもよりますが、少し だけ☀の位置を考慮しておくと 後から後悔せずに済みます。
逆に、那覇は夕暮れ「サンセットタイム」が実に美しいです。
特に台風の前後は あり得ない程「真っ赤」に染まります。もし台風で滞在中「残念な気分」の時こそ、この記事を思いだして「サンセット撮影」に挑んでみては如何でしょう。強烈な逆光で機材は 黒くしか写りませんが、夕焼けで沈む☀に機影が…何ともロマンティックで幸せな気分になる事、間違いなし♪
どうせ「逆光」になるのなら、サンセット狙いも良いものです。
興味のある方...一度、お試しあれ♪
今日はこの辺で。
では、また~~。。。