- クアラルンプール(Kuala Lumpur International Airport)到着
- まずは無人シャトル【エアロトレイン(Aerotrain)】に乗る
- KLIA➡KLセントラル駅までの移動方法(選択肢は?)
- とりあえずはマレーシアに入国しなくては・・・
- 無事、早朝のマレーシアに入国しました。
- 少額だけでもココのエリアで両替を
- KLIAエクスプレスのチケット購入は有人カウンターではなくKIOSK(券売機)がお薦め!マスターカードでさらに2割引き
- KLIAエクスプレスのホームまではエレベーターがおすすめ!
- KLIAエクスプレスの運行時間は?
- 列車内の様子・風景
- 終点、KLセントラル駅に到着
- まとめ
クアラルンプール(Kuala Lumpur International Airport)到着
夜便でしたので、早朝にクアラルンプール国際空港へ到着しました。
今回は夜間フライトで景色は見えないし、あえて02Eと02G(中央最前列)です。前席が無い為、このデッドスペースが意外に便利でお気に入りだったりします。
ボーディングブリッジに一歩足を踏み入れた瞬間に、その国ならではの独特の香りってありますよね。マレーシアは特に東南アジア特有の若干甘ったるい香りと言うか何と言うか・・・シンガポールとはまた違う…説明が難しい。でも、わりと好きです。肌に合ってるのかな~
さすがにこの時間は閑散としていますね。先に降りられた方の後を、大人しくついて行きます。
黒川紀章氏が設計し日本のゼネコンが総力を挙げて作り上げたクアラルンプール国際空港の全貌も、この時間の暗さ(夜明け頃?)では、全く見えないのです。帰路のラウンジ巡り時のお楽しみにしておきます。
まずは無人シャトル【エアロトレイン(Aerotrain)】に乗る
到着した場所はサテライトなので、入国の為には“メインターミナル”への移動が必要となります。無料でピストン運行している、無人シャトル【エアロトレイン(Aerotrain)】を利用します。
この時間でも、絶え間なく、次々到着してくるようです。
エアロトレインが到着したので人口密度の少ない車両に乗り込みます。
窓の水滴からして、寸前までスコールだったのでしょうか。
トンネルを出て両サイドに滑走路や飛行機がいる模様で、撮影したかったのですが、暗くて、な~んにも写りませんでした。程なく到着。
さぁ、メインターミナルに着くと要領よく行動します。
この辺りで、ほぼ、同ANA便で到着した日本人の皆さん、バラバラに散らばり見当たらなくなりました。
それでも、全員が目指すのは、まず入国検査場です。
KLIA➡KLセントラル駅までの移動方法(選択肢は?)
ツアー等でKLに観光旅行ってガイド+送迎サービス付き!なんて場合でもない限り、通常は各々で移動する必要がありますよね。ここで少しだけ移動手段にふれてみます。当然ですが、それぞれ一長一短あるんですよね。どれを選びます?
■KLIAエクスプレス
KLIA expressではなくKLIA Ekspresって表記するんですよね。
言わずと知れた最速直行便です。KLセントラルまでの移動は、わずか28分で到着します。…が、運賃はRM55!高いです。家族旅行等、人数が増えると再考の余地ありですね。
■KLIAトランジット
KLIA Transit。KLIA Ekspresと違い、各駅停車。といっても4駅程しかなく地元格安KL料金で,途中下車すれば変にリーズナブルな価格設定なんです。途中の駅で一度降り、次の電車に乗ってKLセントラルへ移動するだけで、KLIA Ekspresの約半額にまで節約できます。そのまま乗れば10分遅れ位で到着しますが、それでは運賃も安くならない。必ず一度は途中の駅で下車しなくては安くなりません。一度一度降りて次の電車が到着するのに30~50分以上待ち時間ができる。土地勘が無ければ、な~んにもない田舎での時間潰しは結構苦痛が付き纏いますが、ブログネタにはなりそうです。
プトラジャヤ経由のピンクモスク観光等しならがKLセントラルに向かおうかな~。なんて方にはお薦めの移動方法かもしれません。
裏技として、TBSバスステーション駅で下車し、隣接路線のKTMに乗り換えKL駅への移動であればタイムロスは最小限で、合計運賃はRM40程(2/3)で済みます。でも大きいスーツケースでの移動の場合、数度乗り換えまでして、果たして高いのか?安いのか?
■リムジンバス
とにかく安い!片道RM10位。移動時間は軽く1時間以上。但し渋滞等で時間が読み辛い。渋滞にハマると大幅遅れ。そして過剰冷房で車内はとっても寒い。羽織るもの必須。バックパッカーや時間がある方にはおすすめ。
■タクシー
RM85~110位。但し数人同乗であれば割勘で割安になる事も。しかし、こちらも移動時間は軽く1時間以上。但し渋滞等で時間が読み辛い。マレーシア人の運転は超荒い。街中のタクシーにはかなりタバコ臭い車両も。非喫煙者は要注意。
■Uber
RM80~100位。マイル修行僧ご用達のお馴染みUber。高速利用を薦められるが、その場合タクシーとほぼ変わらない。数人同乗であればタクシー同様で割安に。ピックアップ場所まで少し移動が必要。こちらも移動時間は時間帯にもよるが1時間前後。但し渋滞等で時間が読み辛い。
これらを踏まえ、各々の旅プランで移動手段は、おもいっきり悩んじゃってください。
今回はお得にKLIAエクスプレス(Ekspres)を利用する事にします。
理由は至って単純で、早朝、しかも寝起き(中途半端睡眠)で眠い。スーツケースが邪魔、直行便って素晴らしい響き。当初はネタも兼ねてトランジットを目論んでいたのですが気力的に撃沈。やっぱり歳には勝てません。そして本日のテーマ、お得な購入方法でお安くチケット購入するからでした。
入国検査の為、下のフロアへ降ります。
やっぱりKLIAメインターミナルはデカいな~。結構歩かされます。
とりあえずはマレーシアに入国しなくては・・・
入国前にスキャニングされていますね。
ANAビジネスクラス利用の場合はプレミアレーンで
おほほ。ビジネスクラスに許される魔法の紙切れ
機内でCAさんに頂いたプレミアレーンに威力を発揮してもらおい、最速で検査場をすり抜けようと思い企んでいたのですが…
おいおい・・・なんなんですか?この渋滞は・・・
えぇ、おとなしく順番がくるのを20分も待ちましたよ。海外渡航者向けのレーン閉鎖中が多すぎ。
無事、早朝のマレーシアに入国しました。
無事、入国検査も通貨し、行列から解放されました。
ここで要領よく行動する為に、手荷物を受取る前に…
少額だけでもココのエリアで両替を
クアラルンプール国際空港での両替は手数料が割と高いんです。
各両替店で細かくチェック。
日本から両替して行くよりは、遥かに安いですが、これからKLセントラルやブキッ・ビンタンに行く予定がある場合は、クレジットカード不可な,そこまでの移動代+一回分の食事代位で良い様に思います。
1万円でもそうですが、2~3万円もの額を両替すると、結構な差がでます。
かと言って、時間は早朝だしKLセントラルの両替店が開店しているかも疑わしいので財布にあった端数の千円札2枚だけ両替しとく事にします。これで充分。
荷物受け取りのバゲージクレームは、まだ、この先ですので、このエリアで少額でも両替しておくと、再び戻ってくるなんて二度手間を避けれます。
KLIAエクスプレスのチケット購入は有人カウンターではなくKIOSK(券売機)がお薦め!マスターカードでさらに2割引き
バゲージクレーム(ターンテーブル)エリアで荷物をピックアップ後は、そのまま赤枠のチケットカウンターへ。バゲージクレームEとFの間にあります。※預入れ荷物が無い場合は、KLIAエクスプレス乗り場までの他のエリアにも各所で無人自動発券機があります。
KIOSKの目印はKLIAエクスプレスのピンクの看板周辺!
カウンター、両端の係員がいる販売窓口でなく 両サイド(側面)の自動販売機で。(注)カウンターで購入すると割引きはされません。
マレーシア リンギット (MYR) から 日本 円 (JPY) に換算 - 為替レート
ここまでは定額で画面表示されますが、ここでクレジットカードを挿入すると1割引きされます。
さらにクレジットカードの国際ブランドがマスターカードであれば2割引き!
つまり往復割引+マスターカード割引きのW割引きであれば、RM55⇒RM40にまで割引きされます。これなら”KLIAトランジット+KTM乗換え”なんて面倒な事をしなくても同額まで割引きできますよね。マスターカードをお忘れなく。
予め下記online購入でもマスターカードなら2割引き
👆現地での購入パネル操作が不安な方もシュミレーションとしてどうぞ。
①〇〇➡行先〇〇まで ②片道or往復 ③乗車券枚数(人数) これだけです。
至る所でチケットを販売していますがスルーです。割引購入はKIOSKで。
やっと、到着口まで出てきました。
到着口を出ましたら「KLIAエクスプレス・エレベーター」の表示に従い移動します。
KLIAエクスプレスのホームまではエレベーターがおすすめ!
エレベーターでなくても、エスカレーター等、他にもアクセス方法があるのですが「うろうろしなら向かいたい」って方以外は、エレベーターが迷う事なく早いです。ワンフロアずつ降りていくとKLIAトランジット・リムジンバスターミナルと行き方が分かれますので、エレベーターだと改札手前まで一直線です。
エレベーターではマレーシア航空のCAさんとご一緒に。
エレベーターを降りると右折
赤枠が改札です。最短距離で移動をすませます。
先ほど割引き購入した、レシートの様な紙切れチケットのバーコード部分を、ココにか~るくかざすとゲートが開きます。
KLIAエクスプレスの運行時間は?
KLIA➡KLセントラル駅行きは早朝5:00~深夜1:15まで約15~20分間隔で運行。
KLセントラル駅➡KLIA行きの最終は00:30の様です。※詳しくは下記URLで確認
到着便が多い時間帯は混み合うのでしょうが、早朝は、まだガラガラですね。
待つこと数分で列車到着。
列車内の様子・風景
ほぼ貸切状態。
車内のモニターでは、やたら「OKINAWA!」と沖縄の宣伝ビデオがリピート放映されていたのが印象的でした。
KLIA出発から、しばらくは、この延々つづく巨大ヤシ風景。離着陸時も上空から見たらヤシ林の中に空港!って感じですしね。
先ほど触れたKLIAトランジットの停車駅も減速する事なく、一気に通過。
KLIAトランジットも停車中でした。
滞在中はHari Merdeka(ハリ・ムルデカ)という独立記念日前で、至る所に飽きる程、国旗だらけでした。
まだ、かなり郊外ですが建設ラッシュが、やたら目につきます。
遥か遠くにKL中心部が…。ツインタワーたKLタワーが見えてきました。
間もなく到着です。
終点、KLセントラル駅に到着
下車後はエスカレーターを上がるだけです。
大半の場合、こちらでモノレールやMRT,LRTに乗り換えでしょうから、その乗り場までは少し移動が必要です。
KLセントラル駅に到着した頃、やっと眩しい朝日が差しだしました。
まだ朝早くホテルへのチェックインへは不可の為、この後、デカいスーツケースだけでも預けに移動します。その後は取りあえず朝ご飯かな…
まとめ
KLIAエクスプレスは、KLセントラルまでの移動時間は最短で早いですね。
車内も、wi‐fiもあり、渋滞も無く、ほぼストレスフリーで快適に過ごせました。
「KLIAエクスプレスは高い!」と、よく耳にしますが、あくまでマレーシアの物価からして”高い”訳で、実際割引き後RM40(片道)になるのでれば日本円でほぼ1,000円位ですよね。タクシーやUberに2人で乗車するのであれば、私はKLIAエクスプレスに軍配が上がるのでは?と感じました。
また人数が多い場合や、途中に観光しながら等、各々のプランにあったベストな移動方法をチョイスすれば宜しいかと思います。
時間はたっぷり余裕があり、ひたすらCP優先の場合はリムジンバス一択と思います。
マレーシアに限らず、東南アジア全般またヨーロッパ等もマスターカードの必要性を感じる事が多々あると思いますので、渡航予定のある方はクレジットカードに一枚マスターカードを追加しておくと便利だと思います。
次はLRTでの移動について記事にする予定です。
では、また次回。