夏のANA国内線の欠航・振替問題は幸い無関係でした
巷を騒がせていたロールスロイス製エンジンの787緊急点検/交換整備による、この夏の相次ぐ欠航や振替問題。
皆さま、被害は如何でしたでしょうか??
旅行予定や修行予定をたてていた方には災難な話だと思います。
わざわざ機材指定で座席を予約していた方もいらっしゃいますでしょうし、振替便がある場合はまだしも、欠航で予定自体がキャンセルせざるを得なくなった方も多々おられた事と思います。
突然、楽しみにしていた予定や日程変更を余儀なくされるのですから、たまったもんじゃないですよね。
毎年そうなのですが、夏休み期間の運賃高騰期間は、なるべく家族旅行等も控えめにはするのですが、今年は6月のタイムセール時に札幌・羽田と、家族旅行の沖縄だけ予約を入れていました。
機材・搭乗クラス変更(強制)のお知らせメール
今回の欠航や振替便にまったく被害がなかったかというと、そうでもなく、2便程は「機材変更」や「座席変更」の連絡はありましたが、予定変更やスケジュール再調整する程の事もなく直接の被害はなかった様に思っていました。
えっ?プレミアムクラスが 強制的に「普通席」??
これは、ちょっと聞き捨てならない強制変更ですよね~
那覇⇒福岡を予約していたのですが、機材繰りが困難で、大型、中型機である777や767辺りの機材が他の補填路線に廻されての、やむを得ない緊急対応なんでしょう。
この日の便を再度確認しますと、午後の便すべてが「735」でプレミアムクラス設定がない機材に変更されていますので、騒ぎ立てた所で どーにもならない事はわかっているんですが~…積算率、マイル、プレミアムポイント、差額等々も気になりますし~
この状況の打開策は・・・
- プレミアムクラスを優先するのであれば、搭乗を翌日に変更する(この場合の延泊日は?)
- 普通席変更を受け入れ、補償内容の交渉をする
- 予約時体を一旦キャンセルまたは払い戻し
1の場合、翌日の午前便に変更であればプレミアムクラスへの変更が可能ですが、延泊すれば、翌日午前便でプレミアムクラスに空席があります。
しかしもう一泊分の宿泊費が余計にかかります。ANAがみてくれるのか?
2の場合「プレミアムクラスじゃないとヤダ!」ってダダこねてる訳でもなく積極的にエコニミーもガンガン乗っています。プレミアムクラスで予約したのに突然普通席ってなるから納得できないだけであって、メリットあるなら…どーしてもプレミアムクラスって拘りは一切ないのです。
3、もう変更や再考が面倒だから「やーめた!」って選択でも、これはANA側の都合ですので我々に非はない訳ですし、全額(+α)補償が当然だと思います。
悩んだところではじまらないので、とりあえず、ANAダイヤモンドデスクに相談してみます。
一通り、状況と対応を相談してみますと、延泊分の宿泊費等は各々個別対応の様で何とかなりそうな気配ではありますが、上司と要相談なのか「今即答は困難」の様なニュアンスの対応でした。
では、普通席変更を了承した場合は??と尋ねますと、こちらも上司等と相談なのか「少々お待ちください」との事で、しばらく…しばらく待たされましたが・・・
「今回はANA都合でご迷惑をお掛けしていますので」との事で「予約時のプレミアムクラスのマイルとプレミアムポイントのままで、積算できます」らしい。
予約時、普通席も夏休み料金設定で高く、プレミアムクラスと5千円しか差がなかったのでプレミアムクラスを予約していたのですが、当然差額も返金との事。
まぁ、普通に考えれば当たり前といますか当然の対応なのですが…
ここで殺し文句が・・・
「差額調整で1万円の返金となるのですが…」
どーにか、これでご納得頂けないでしょうか?って声で訴えられます。
我ながらセコセコですが、瞬時に右脳の電卓が猛計算をしだしますw
マジデスカ~???
特に修行僧でも無いのですが、ついつい瞬時に計算してしまうのが、悲しいかな「修行僧のなごり」なのであります。
わざわざ仕事の予定割いて那覇延泊するより、ここは普通席でプレミアムクラス同等のマイルとプレミアムポイントを頂いた方がお得じゃろ~!って悪魔が囁きます。
「機材変更じゃしょうがないですね、では今回は普通席で我慢します」
簡単にANAの手のひらで転がされ弄ばれてる気もするが…まっ、いいか^^
「いつもご利用頂いているのに、今回はご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。普通席へのご変更ありがとうございます。では後の変更手続きは、こちらでこちらで致しましょうか?」
との事でしたが、再度、座席も選び直したかったしWEB上で予約詳細からでも変更承諾と返金手続きが可能との事でしたので「後は自分で出来ます」と伝え電話を切ります。
変更承諾と返金手続き
普通席への変更の承諾をクリックすると「差額調整」から手続き開始します。
コイン利用時は、即時にコイン口座エへ、端数等クレジット利用の場合は、利用したクレジットカードへの返金となります。
変更手続き完了
座席も足元の広いお気に入り席に変更を済ませ、手続き完了です。
予約詳細で確認しますと「プレミアム旅割28(普通席搭乗)」と見慣れない表示に変わっています。
まとめ
皆さんは、この夏の機材変更問題での被害はどうでしたでしょうか?
確かに突然の欠航や機材振替は困惑しますが、今回の様に【プラスα】のメリットがあれば独り搭乗時等はプレミアムポイントやマイル積算での恩恵も悪く無いと感じました。
延泊を余儀なくされる場合も、都度対応にはなる様ですが真摯に対応との事でした。
予定の変更を余儀なくされると誰しも不愉快ですが、多少の余裕があれば、意固地にならずとも航空会社側の提示特典等を引き出し恩恵次第で快く受け入れるのも…アリかなぁ~、なんて感じました。
…にしても、ロールスロイス側は、どこまで責任持つんでしょ。
先日、ロールスロイスの「空飛ぶタクシー」開発計画なんてニュースを目にしましたが、まずは納入済み自社エンジンでの不具合の保証をしっかり確実にしてもらいたいと感じたのは私だけでしょうか?
ともあれ、今回は驚愕PP4.3の那覇⇒福岡、普通席を満喫してANAの手のひらで転がされ空の旅を満喫してこようと思っています。
では、また