- クアラルンプール1日ニョニャ料理三昧
- ペトロナス・ツインタワー超え「The Exchange 106」「KL118タワー」
- 本日の独りミッション飯は フィッシュヘッドカレー
- セントラルマーケットは意外にフードコートが充実
- Precious Old China(プレシャス オールド チャイナ)
- 独りぼっちKL満喫 まとめ
クアラルンプール1日ニョニャ料理三昧
ニョニャ料理とはシンガポールとマレーシアでしか味わえない郷土料理。
マラッカとペナンの名物料理で 父系祖の中華料理の食材、調理器具、食器を使い、母系祖のマレー人家庭に伝わる香辛料や味付けでアレンジした料理の事を呼ぶ総称です。
ババニョニャ民族(中華系プラナカン)の家庭に伝わっているのがニョニャ料理で、ざっくりわかり易く言うと「スパイシーだけど見た目は中華」かな。
まずはブキッ・ビンタン「ロット10前」からスタートです。
4月某日、午後は殺人的紫外線が降り注ぎます。暑すぎです。
最初は画面中央のパビリオンから攻めてみます。
ナシレマで遅めの昼ご飯。「迷った時は”ナシレマ”」って程メジャーな郷土料理で マレーシアを代表する国民食でもあります。
パビリオンの安いフードコートをはじめ 6Fには ちょっとお高いですが有名店の「マダムクワンズ」「グランドママズ」等のニョニャ料理が味わえるお店も多いですので 初挑戦ならパビリオンはおすすめです。
チャイナタウンに移動
チャイナタウンでも 食べたいお店があったのですが…まだお腹が減らない😬
散策しながら腹ごなしをしますが~…
まだ先程のナシレマが消化待ち😆 無理したら食べれそうですが 晩飯がメインですので これが食べれなくなるのも ちとマズい。
今回はあえなく断念。次回に持ち越しです。
KLセントラルへ戻ります
MRTで移動したいので 一旦 KLセントラルに戻ります。
ついでにNUセントラルのLG (地上階) で両替を。おなじみ「SPECTRUM FOREX」と~…
同フロアにある「GMT currency exchange」でレートチェック♪
2店舗のレートは凌ぎ合い。その日によって異なりますが 最近は4/5程の割合で「GMT currency exchange」の方が 気持ちお得な場合が多いです。
2店の位置関係は こんな感じです。GMTの方はインド街 (モノレール駅側) の出入口にあります。
ペトロナス・ツインタワー超え「The Exchange 106」「KL118タワー」
行きたいお店があるのに お腹が空かないので目的変更です。
皆さま「The Exchange 106」や「KL118タワー」って知ってます?
「クアラルンプール=ペトロナス・ツインタワー」って程、今やマレーシアの象徴の様になってはいます。
1998年の完成時には超高層ビルとして世界一の高さを誇っていたのですが、2004年に「台北101」が完成と同時に世界一の座を譲り渡し、その後は「陥落の一途」で 今や世界18位まで後退しちゃってるんです。
そんな状況を打破すべく?国内外あらゆる方面から「無駄な巨額投資」と叩かれながらも ペトロナス・ツインタワーを超える「超高層タワー建設プロジェクト」が始動しちゃってるんですね。
ドバイの「ブルジュ・ハリファの828m」やサウジアラビアに建設中の「ジッダ・タワー1007m」が壮絶な高層争いを繰り広げていますので、今さら世界一は到底無理なものの、完成すれば「ペトロナス・ツインタワーの452m」から「The Exchange 106」は106階、492.3m「KL118は630m」となりKLでの高層記録を180m程更新します。
予定では2019年「The Exchange 106」がまず完成予定で「KL118タワー」は 今現在「2024年完成/118階建て(予定)」とされています。
さらには、それをも上回る超高層タワーも計画があるらしい。。KL景気良いなぁ~
KLIAエクスプレスでKLセントラルに向かう際も右側に座っていたら見えますよね。
昨年の夏、息子と弾丸旅でメルキュール クアラルンプール ショーパレードに宿泊の際、窓から目の前に「The Exchange 106」が見えて 建設中にもかかわらず その大きさに驚いたんです。
満腹で突然出来た空き時間、せっかくの独り弾丸旅ですし どーせなら 目の前で見てみたい!って事で 現地視察に行ってみよー。日が暮れる前に見ておきたい。
「The Exchange 106」へのアクセス
MRTで移動であれば とっても簡単です。
MRT(地下鉄)の「Tun Razak Exchang駅」で降りたら もう目の前です。
晩飯の為に 動き廻って 消化しておきます。
相変わらず、KLのMRTは綺麗です。
KLセントラル(ミュージアムネガラ駅)からですと運賃60円位のもんです。
駅から地上に上がると、もうそこは建設現場
ビル周辺も開発されていますので かなり大がかりな感じです。
かつての象徴、KLタワーはこんな距離。
ペトロナス・ツインタワーとは、こんな距離。
見上げてみますと…
どーん!…でけーなぁ~。もう完成間近でしょうか。
いろいろググってみましたが、「The Exchange 106」や「KL118タワー」が完成すると街並みは こんな感じになるんでしょうか?
完成予想図?
「KL118タワー」の建設地はこちら。こちらはアクセスが簡単です。
KL高層争いで 記録更新する事は間違い無く 時間の問題の様です。
本日の独りミッション飯は フィッシュヘッドカレー
すっかり日も落ち始めましたので 今日の晩飯目指し KLセントラルの1駅手前、パサール・セニ駅まで戻ってきました。
夕方ラッシュ(帰宅時)のMRTは激混みでした。
横断歩道はありませんし、皆、好きな所を渡っていますので「東南アジアあるある」車の隙間を縫っての強行横断してみます。
ちなみにイスラム圏は良いのですが、夜のリトルインディア等(インド街:ヒンドゥ圏)では危険です。突っ込んでくる車は ほぼ「飲酒運転」と疑ってかかりましょう。シンガポールも同じく...です。
お土産でお馴染み セントラル マーケット
セントラルマーケットまでやって来ました。
って行っても 今日は おみやげ買いに来た訳ではありません。
いつもと変わらない 店内。日が暮れて 観光客は少なめです。
女性のお土産で人気の「なまこ石鹸」も至る所に売っています。お薦めは ちょい高いけど最奥の方の店に売ってる”日本人が作ってる”のが香りも品質も宜しいみたいです。(うちの奥さま談:目印はバンダナの様な生地で帯付き キャンディーの様に包んであります)
色んな香りがあります。ハナサクはあまり興味が無いので違いがわからない...😆
※定価はRM12と高いですが まとめて購入だと多少まけてくれます。要交渉。
セントラルマーケットの奥2Fには、名物の有料トイレ。RM0.50です。
セントラルマーケットは意外にフードコートが充実
セントラルマーケットは奥行きが長~いんです。
今回は「独り晩飯」目当てですので、正面入口がら入るとインフォメーションのすぐ右後ろにある階段で上がったら 手っ取り早いかな。
階段を上がると、左奥へとフードコートゾーンが広がります。
まだ夕暮れ時でしたが,晩飯タイムになると けっこう混んできます。
このエリアでは各店のお好きな物を好きなだけ。
このエリアは、どの店も かなりリーズナブルです。
Precious Old China(プレシャス オールド チャイナ)
しかし、今回の目的は 階段上がったら真正面にある「Precious Old China」
過去に何度か食べた事はあるのですが~・・・
本日のターゲットはのフィッシュ・ヘッド・カレー(ニョニャ風仕立て)
フィッシュ・ヘッド・カレーとは?
文字通り魚の頭を使い、本格的なインドカレーのスパイスを使ったカレーです。
シンガポール発祥という説とマレーシアからシンガポールに渡ったという説があります。ニョニャ同様、シンガポールかマレーシアでしか食べれません。
またシンガポール風、マレーシア風、伝統的ニョニャ風、インディア風、と見た目や味付けも様々です。
その昔、インドの西南部ケララ州からシンガポールにやってきたインド人が、魚市場で頭だけ切り落とされて捨てられているのを見て、「頭が一番おいしいのに・・・」とフィッシュヘッド入りカレーを作ったのが起源でフィッシュ・ヘッド・カレーが誕生したと言われています。
味はと申しますと、シンガポール風、マレーシア風、インド風で様々なのですが、私達のイメージするカレーではなく、魚のあら焚きの様に しっかり煮込み出汁をとったココナッツ風味のスパイスカレーと想像して頂ければ宜しいかと思います。
いろんな店で各々味が違うので,食べ比べると…楽しいんです。これが…
では、早速入店です。先客2グループのみ
ここ、店内は薄暗いのですが 装飾品や家具等 かなりお洒落なんです。
オールドチャイナ風でもあり…ヨーロピアンな一面もあり。。
トイレも店内にありますので ご安心を。
夜の繁忙タイム前でしたので ちょこちょこ撮影。
ご飯が小さく見えますが、そうではなく カレーがデカいんです。
これを本日は ハナサク独りで挑戦するのです!😝 この為にアチコチ動き廻った…
そもそもフィッシュヘッドカレーは1人で食べる料理ではなく、土鍋や超大皿で提供されるのを大人数でとりわけるシェアメニュー様の料理って言うのかな。カレーというより、具だくさんのカレー鍋って感じです。
一口食べると…魚のダシのカレーのスパイスが相まって...旨い!!でも辛い!
「辛さ控えめで^^」と伝えたものの…じゅーぶん辛い。量も具もスゴイ。
格闘しながら、なんとか食べました。。。が、後からスパイスの辛さが追い打ちをかけてきます。まぁ、大汗ダラダラって程ではありませんが。。
お会計は、飲み物類を合わせて2千円程です。数人用ですので少々高いです。
オーダーの際 店員が甘い冷たい飲み物勧めてましたが”食べ終わって”意味がわかりました😌
帰り道でも 辛さが収まらず…ミックスジュースや甘い果実を眺め...
散々、悩みながらも…我慢して帰路につくのでした。
日中は暑すぎますが、日が落ちると夜風が気持ち良いです。
KLタワーが眩しいです。
辛さは収まったものの、どーしても甘い物が恋しくなり、ホテル下のコンビニで「RM1.3」の激安チョコアイス片手に ホテルに戻るのでした。。
ボーナスポイントに釣られたものの…ココは…対応といい微妙~でした。
これで、本日の独り「うろちょろ旅」は終了です。
疲れました。。。
独りぼっちKL満喫 まとめ
今回は、誰にも文句や意見されない独り徘徊でしたので「一日中ニョニャ料理尽くし」と前日から決めていました。家族や同行者がいると まず反対意見で却下される事でしょう。ひとりは気楽で・・・ホント楽しい😁
チャイナタウンにもう一店行きたかった店があるのですが どーせなら空腹の時に美味しさを満喫したいので 次回(6月)にでもとっておく事にします。
今回訪れたセントラルマーケットの「Precious Old China」の他にも”ニョニャ料理”では 同エリア チャイナタウンの「Old China Cafe」辺りも有名処です。
あとは前述しましたブキッビンタンの”パビリオン”6Fの「マダムクワンズ」「グランドママズ」等や、KLCCやNUセントラル,ミッドバレーに ある「Nyonya Colors」なんかもお薦めです。
お試しあれ...。
クアラルンプールの高層ビル(タワー)争いも、せっかく 修行としてちょこちょこ訪れる訳だし 時々 覗きに行こうと思っています。
なんか楽しみ見つけたら,空港間だけのタッチ修行より 全然楽しいですよ。
興味がある方は…是非♪
では、また。。。