- 桃園空港⇒台北市内へは空港MRT(エアポートExpress)が便利
- 桃園MRT空港線駅 乗車券の購入方法
- 台北駅って一ヶ所じゃないの??
- 桃園MRT台北駅からは北門駅を目指すべし!
- 北門駅から目的地まで台北MRTで移動
- まとめ
桃園空港⇒台北市内へは空港MRT(エアポートExpress)が便利
昨年(2017)迄は桃園国際空港から台北市内へアクセスはバス・タクシーのみしか選択肢がありませんでしたが、桃園空港MRT(Express)開通後は、桃園空港からMRT桃園空港線で簡単に台北駅まで、わずか36分で移動可能になったので、とても便利になりました。
しかし台北駅と言っても、桃園空港MRT台北駅、台湾鉄道台北駅、台湾新幹線駅、台北MRT台北駅、台北駅バスターミナルは、すべて異なりますので注意が必要です。
この辺りもわかり易く掘り下げて解説してみたいと思います。
入国審査から桃園空港MRT駅まで
桃園国際空港に到着しました。
桃園名物、入国審査渋滞。この日は20分程で通過できました。
空港MRT利用の場合はココで両替しておくと便利です。今回は1万円程を両替しておきます。台北市内での両替は銀行が大半となりパスポート等も必要ですので、道中キャッシュ利用がメインの方は、少し多めに両替しておくのがお薦め!
また、今から向かう空港駅の券売機で、利用できる紙幣は「NT100・NT200・NT500」しか使えませんので、人数次第では、少額の紙幣を多めに替えてもらっておくと後々慌てる事がないと思います。
この位あれば…大丈夫かな。。。
検査場を抜ければ、人混みから解放されます。
多少混んでいましたが、無事入国できました。
桃園機場捷運(Taoyuan Airport MRT)の案内に進むだけ
悠遊卡(Easycard)カウンター
入国してすぐにある桃園機場捷運服務で「悠遊カード(EasyCard)」を購入できます。チャージタイプではなく、通常の乗車券をお求めの場合、ココはスルーしてください。
桃園空港MRT(Express)利用の場合は「桃園機場捷運」または「捷運(MRT)/轉乘高鐵(高速鉄道はコチラ)」の、この案内掲示板に沿って進めば、まず迷う事はありません。
至る所に「捷運/轉乘高鐵」の案内がありますので安心です。
桃園MRT空港線駅 乗車券の購入方法
桃園国際空港から台北駅までの運賃は160元。
MRT桃園空港線の運行は朝6時から23時迄で各駅と快速(直達車)が15分おきになります
空港線MRTの桃園空港駅⇔台北駅間は、快速(Express)と普通車があります。大半の方は「時間短縮」の為に空港MRTを利用するでしょうから、快速(Express)車両を選びます。
桃園空港⇒台北駅の快速(Express)は、途中2駅のみの停車となります。
空港第2ターミナル ⇒空港第1ターミナル⇒ 長庚医院駅 ⇒新北産業園区駅 ⇒台北駅
まず日本語を選択します。
行先(区間)と、人数を選択します。
完了すると、受け取り口に「コロ~ン」とコイン型の青いトークンが落ちてきます。
EasyCard等のチャージタイプ専用機も右側にありました。ICカードは、悠遊卡(Easycard)、一卡通(iPASS)、有錢卡(HappyCash2.0)が利用可能です。
アジア圏でよくあるコインタイプのトークンが乗車券になります。
トークンをココにかざしてゲートOPEN
プラットフォームへは、エレベーターまたはエスカレーターがあります。
普通車とExpressはホームが異なりますのでご注意を。
プラットホームは(2)の往台北へ
環北駅方面に行きたい方は普通車のみになります
プラットホーム内は、こじんまりとしていますが清潔に保たれていました。
案内表示もありますし、列車でも普通車か快速Expressか確認できます。
お次の列車は「普通車」の様です。
普通車はシルバーの車両にブルーのラインで「普通車」と記されています。Expressも15分間隔で来ますので、少々待てばすぐ来ます。
お目当ての快速車「Express」がホームに入ってきました。
こちらはシルバーの車両に紫のラインで「Express 直達車」と記されています。
では、乗車します。
車内は大変綺麗です。
前の座席の下へは足が伸ばせなくなっています。
注意事項:飲食禁止・テーブルは10㎏迄・荷物は座席下に。
テーブルを広げると、こんな感じ。
スーツケースは、このエリアに。ボックスシート席の場合、小さめのスーツケースであれば足元に置いておけました。
出発後しばらくは地下⇔地上を繰り返し、のどかな風景。
車内はWi-Fiも完備。
設定も特に難しいことはなく「TyMetro」を選択し「Agree」でログイン
台北駅って一ヶ所じゃないの??
間もなく到着しますが、前述の通り、台北駅はちょっとずつ離れた場所に何ヶ所もあるんです。これが結構やっかいで、初めての方にはちょっと面倒なんですね。
桃園空港MRT台北駅、台湾鉄道台北駅、台湾新幹線駅、台北MRT台北駅、台北駅バスターミナルは、すべて異なり「台北駅迄行けば楽勝♪」なんて悠長に構えていると、お大きな荷物ぶら下げて、散々歩きまわる羽目になりますので、注意が必要です。
ご覧の通り、MRT空港線の台北駅は、地図下段の右下になり、在来線の台北駅やMRT台北駅までは、結構な距離がある上、建物が全て異なりますので、一度改札を出ないと他の駅に移動や入場すらできないのです。
特にMRT台北駅へは、一番距離があり離れていますので、登ったり降りたり歩いたり…スーツケースを引いてだと15~20分位かかったりするんじゃないでしょうか。
そこで、MRTを利用の場合は「台北駅」ではなく「MRT北門駅」を目指します。
桃園MRT台北駅からは北門駅を目指すべし!
上の地図でおわかりの通り台北MRTへ乗り換えの場合、北門駅であれば桃園空港MRT台北駅の、すぐ隣!わずか数分の移動で済みますので大変おすすめなんです。
台北駅に到着し、下車したら、左右にエスカレーターがあります。
恐らく右手にはこのエスカレーターが見え…
北門駅へは長い方のエスカレーターへ
左手には、この長い長いエスカレーターが見えると思います。
もし迷ったら、この長い方のエスカレーターへと進みます。
この出口から出れば、迷う事はないはずです。
出口ではトークン(コイン)を投入してゲートOPEN。
出口を抜けると、明るい開放的なフロアへとでてきます。
侍ジャパン???・・・な訳…ないかww
たいした距離ではありませんがの案内に沿って進みます
「北門站/台北地下街」方面へ
ここを右折すると、もうMRT北門駅です。
北門駅から目的地まで台北MRTで移動
台北MRTは、とてもお財布に優しく、わずかな運賃で移動が可能です。路全図で目的地を確認したら、券売機でチケット購入です。
ココも桃園空港MRTの券売機と大差ありません。まずは日本語を選択。
「片道/往復きっぷ」を選択
人数を選択。
目的地までの運賃(エリア)を選択。
お支払い。
ひとり数十円ですから、やっすいもんです。
路線の乗換駅と目的の駅名さえしっかり覚えておけば台北MRTは超かんたんです。
台北中心部「西門・中山・台北・松江南京」周辺が宿泊ベースであれば台北地下街や中山地下街等を通って徒歩移動も可能です。
タピオカドリンクでも飲みながら、涼しい地下街で買い物しながらの移動も良いかもしれませんね。
エリアによって若者向けや女性向け、多々ありますので女性は楽しいはずです。
まとめ
今回は昨年開通したばかりの桃園空港MRTを解説してみました。
台北駅からの移動等で、若干観光客に親切でない?面も多少はありますが、この辺りは海外あるあるですね。しかし不満点ばかりでもなく、台北駅ではチャイナエアライン(中華航空)、エバー(長榮航空)、マンダリン(華信航空)、ユニー(立榮航空)の航空会社で搭乗当日のAM6時〜、搭乗の3時間前まで駅でチェックインと荷物の預け入れが可能だったりもします。
今までの様にバスで1時間以上かけて140元 (往復120元) と、わずかな差であれば、また次回も桃園空港MRT(Express)を利用すると思います。
台湾桃園空港から台北駅まで行き、北門駅から台北地下鉄MRTに乗り換えが出来れば、格安運賃で短時間にいろんな場所を沢山廻れますので弾丸ツアーにはもってこい!?ではないでしょうか。今後の短期台湾(台北)ツアーの幅がグンと広がる事と思います。
また、國光客運の1819系バス停が宿泊ホテルのすぐ近所!って場合は…今まで通りバスも捨てがたい。今後はケースバイケースで選べますね。
それから至る所にある案内表示ですが「桃園機場捷運」または「捷運/轉乘高鐵」、日本語表記だとエアポートExpress、空港直達MRT、桃園空港線等、様々な表記があるので、大変紛らわしいのですが、どれも同意語で「桃園空港MRT」を指している様です。
これから台湾(台北)へ旅行のご予定の方の参考になりましたでしょうか。
お役に立てれば幸いです^^
では、また。