- ANA816便 のメリット・デメリット
- 快適も考慮し修行コストをどこまで削減するか
- ANA816便利用で最適・快適なすすめ
- KLセントラル⇒NUセントラル側へ
- 前泊で"おすすめ"のKLセントラル駅近 ホテル
- 早朝4時頃 KLIAへ向けてチェックアウト
- 早朝のKLIA
- 早朝6時過ぎ NH816 搭乗口へ
- KUL⇒NRT【ANA816】まとめ
ANA816便 のメリット・デメリット
海外発券の聖地、クアラルンプール。戻り便で大半の方はKULを14:15発の「NH886便」が一般的利用ではないでしょうか。
KLの激安な宿泊相場でホテル修行を兼ねてある方も 昼過ぎの出発って時間帯は 朝食後の”ひととき”まで優雅に過ごせて 余裕を持ったスケジュールを組む事ができますよね。
一方、ANA886便の場合 羽田到着は22時を過ぎますので 関東近郊にお住まいでは無い方、ハナサクの様に国内線乗り継ぎ必須の方や PP単価を極めるべく「KUL⇔FUK」タッチ、または「KUL⇔OKA」タッチを予定している方々にとっては 「無駄に羽田で1泊」って必要に迫られてしまいます。たまには それも楽しいのですが。。
同じ「1泊」であれば 羽田周辺の宿泊施設を探すより クアラルンプールで1泊増やした方が 安くて済みます。もし”羽田T1のファーストキャビン”等に泊まる予算があればKULであれば プール付きで そこそこハイグレードホテルで朝食までついてくるでしょうから 快適性にかなりの差が出ます。
そこで、今回は 一見かなり辛そうな早朝発の「ANA816便」を使い 早朝ならではのメリットを最大限引き出す「モデルケース」をご紹介してみようかと思います。
何と言いましても「ANA816便」利用であれば 成田着にはなりますが 15時過ぎには到着しますので 体力は必要ですが その日のうちに PP単価重視の「福岡(FUK)」や 獲得総PP重視の「沖縄(OKA)」タッチも可能になりますし 夏に向けては”ギャラクシーフライト”を絡めれば 可能性はさらに無限大に広がります。
今後 KUL海外発券を考えてある方は CP的にもお薦めです。ご参考にどうそ。
快適も考慮し修行コストをどこまで削減するか
日程スケジュール、また予算的には、人それぞれでしょうから一概には言えませんが 0泊弾丸~2.3泊弾丸と滞在期間には様々なケースがあるでしょう。
極限までトコトン修行費カットを考えると 誰でも一度は「KLIAを”一歩”も出ずにラウンジでまったり…」って 考えるのでは無いでしょうか。ハナサクは異国の地を独り”うろうろ”するのが好きなので あまりお薦めではないのですが 。
実際 プレエコ(Yチケ)利用の場合の カウンターOPEN前でも チェックイン機で手続きを済ませ スマホに届くオンライン搭乗券の「ラウンジインビ」で みんな大好き ”GOLDEN LOUNGE” を利用する事は…一応可能です。
しかし ラウンジに長時間留まるのも そこそこ疲れます。飲食で不自由もなく快適そうな感じですが 実際はそうでもなく、プライベート感は一切ありませんし 仮眠したくてsleepスペースを利用しても 一切音はたてれない・通話・アラーム禁止・他人の”いびき”に悩まされ (モシクハ ジブンガ…) 仮眠中は荷物は心配等々、、、ハナサクも経験ありますが 全くリラックスして過ごす事はできません。
ANA816便利用で最適・快適なすすめ
まず誰でも「より安く済ませるなら…空港周辺で!」って考えがちですが、結論から申しますと ホテルを利用する場合 空港周辺に快適で激安な所はありません。便利な所は どこも そこそこの宿泊費が必要です。
以前 ご紹介しました”klia2”にあります「TUNEホテル」も、デイユース利用であれば おすすめですが ”宿泊”となると7~8千円前後はかかります。まぁ羽田周辺よりは安いですが…KLのホテル相場からしたら かなり高いです。
ですのでTUNEホテルの利用は「ANA885⇒886便利用での日帰り弾丸修行」または「885便到着日で早朝の睡眠不足解消・中心部に出るまでの時間調整」での利用が 最も”おすすめ”です。
今回は《ANA NH 816便》をテーマに考えますので デイユース利用&ラウンジ利用では さすがに 間が持たないですよね。
ここは交通費がかかっても中心部(KLセントラル)まで 移動した方が得策です。
バスであれば往復5~600円位で行って帰ってこれますし・・・
移動費に ちょっと余裕のある方や急ぐ方は 往路で「KLIAエクスプレス」割引き利用も良いでしょう。わずか30分で到着します。
初めてKL挑戦を考えている方も 不安が消えれば 「やってみようかな」って感じるかもしれませんので 本日は NH816早朝便利用の 参考コースでご紹介してみます。
安さ・快適さ・効率の良さ で「ANA816便」利用法を追求しますと お薦めはズバリKLセントラル周辺(モノレール側)に前泊し早朝にバスでKLIAに移動する。
荷物の心配もなく プライベート空間もしっかり保てて KLIA⇔バス代往復と宿泊(前泊)費を合計しても2千円前後 ですっぽり収まります。さらに食事に関しましては 周辺が激安グルメの密集地ですので お好きな時間帯でお好みのものをお好きなだけ堪能してください。これこそクアラルンプールを楽しむ醍醐味だと思います。
ホテル修行 兼 KLIAエクスプレス利用には不向き
移動費に余裕のある方は、当然 早朝に「KLIAエクスプレス」で空港に戻る事も可能ですが 始発は早朝5時~ですので 空港到着は最速でも5時半、最短動線にてチェックインを済ませ ラウンジに到着する頃には6時前後か過ぎると思います。
搭乗前の再検査場 所要時間やボーディングタイムを考えますと ゆっくりラウンジ内で”朝食”どころか20~30分程?ろくに寛ぐ時間もありません。
立派なホテルに宿泊したのに朝食を無駄にしてまで 片道千円以上もするエクスプレス利用でKLIAに戻るも ラウンジでも寛ぐ時間がない...では 効率が悪過ぎです。
KL滞在中、同時に中心部で「ホテル修行」を兼ねている方には あまり参考にならないかもしれませんので予めご了承ください。ホテル修行(兼) の方には…やはりNH886便が最高です!
KLセントラル⇒NUセントラル側へ
KLセントラルに到着しましたら ヒルトンや ル メリディアン等とは反対側のNUセントラルに上がり・・・
必要に応じて 両替(2店は◎)を済ませたら~
モノレールの駅(リトルインディア街)側から出ます。
わかり辛い場合は、地上階から出ると良いでしょう。目の前には駅に繋がる歩道橋が見えるはずです。
なぜ、こちら側から外に出るかと申しますと 詳しくは後述しますが 位置関係(土地勘)を把握するのと、早朝に「KLIA」までバス移動する必要がある為です。
地上階からアクセスする場合は先の交差点にある横断歩道を利用するか こちらの歩道橋が便利だと思います。
登って~
横断して~
下るだけ。
すると「NUセントラル」の対面歩道に出ます。
前泊で"おすすめ"のKLセントラル駅近 ホテル
NUセントラルの対面に渡ると booking.com や アゴタ 等で よく見かける「KLセントラル近郊」の安い人気ホテルが並んでいます。
この辺のホテルは、道を横断するだけですので 確かに 超便利です。
しかし、この「通り」に面したホテルは 安いのですが…高いのです😝 イミワカンナイデスネ
平均おおよそ 3000円弱~4000円/泊 ってエリアです。
道を渡って、次の角を「右折」すると…「安い」ホテル相場が「激安」エリアに…。上の地図で言うと、NUセントラル方面を向いて画像右手側のエリアで前泊ホテルを探すと「吉!」その訳は…のち程。
ここは 右折して 一つ目の交差点から右方面を眺めている画像。「M&M」等が見えますが…まだ、価格がいまいち。なので…もうちょっとだけ歩きます。
今夜の前泊ホテル ダブルM
交差点を右折して200m位あるくと,先程のM&Mの姉妹ホテルで まだ改装真新しい「ホテル ダブルM」があります。このホテルがいちおし!って訳ではないのですが この位の距離を歩くと 駅前のホテル相場の半額以下まで宿泊費が安くなるんです。
まぁ、ツッコミどころは多々あるんですけどね😆 愛想の無いインド系のフロント女性、有無を言わさず宿泊税(RM10)+デポジット(RM50)を求められます。※宿泊費は事前に予約サイトでクレジット決済済みで大丈夫ですが、デポジットや宿泊税分の現金(RM60)1,500円程度は現金も持ち合わせていた方が良いでしょう。
ちなみに宿泊費は1ROOMで1,300円~1,800円程度です。激安!!
必ず「デポジット(RM50)」の記載のある明細か預かり証を貰いましょう。そしてチェックアウト時に「忘れずに」返してもらいましょう。
って脅してるみたいですが ハナサクがチェックアウト時は何も言わずに先に返して貰いましたので大丈夫とは思いますが その位の注意をはらっていた方が良いのです。
200mって言っても、徒歩3分程度のもんです。雨でも降ってない限り…楽勝。
部屋はですね、一応綺麗です。カードキーですし。セキュリティーも問題なし
しかし、部屋はですね~…狭いですよ。ダブルベッドの脇で やっとスーツケース開けれる位のスペースと、デスク+椅子は備え付けられています。
文句ばっかり言っていますが、たった1300円そこらで 狭くても荷物が安全でカードキーでセキュリィティーも安心な上、個室のプライベート空間があり、テレビも音を出して見れるし、Wi-Fiも完備です。
こちらが 選択肢の「KLIA ゴールデンラウンジ」の仮眠エリアです。プライベート空間はおろか パスポートはじめ 置き引き等 荷物も心配ですし 一切の音を発するものは禁止です。アラームもです。そして1m先で爆睡している 知らない”おっさん達”のイビキ攻撃。熟睡なんて できる筈ありません。
ハナサクは一度の利用で・・・懲りました。
ココに比べれば…狭かろうが200m歩こうが・・・快適空間なのです♪
洗面、トイレ、シャワー、アメニティー類も最低限のみ。
klia2の”TUNEホテル”と設備は似ているかもです。
周辺は激安 ローカルグルメ天国
KLセントラル駅からモノレール駅側には インド街が広がっていて ヒルトン側とは 雰囲気が全く異なります。
そして激安グルメもリトルインディアらしいものから ニョニャ料理、チャイナ等 ほんっとに色々な店があり…楽しいですよ。
あまり冒険はしたくない!って方にはチェーン店がお薦め。
こちらはマレーシアを代表するカフェレストランのチェーン店「OLDTOWN WHITE COFFEE」はコーヒーも有名ですがレストランとしても かなりのメニューがあります。本日泊まる「ダブルM」ホテルから徒歩1分以内。まぁ駅前ですので立地は当然最高ですよね。
空腹具合を考慮し ワンタンミーと散々悩やんだ挙句 今夜はBBQチキンライスに。RM16(400円)位だったかな~。安すぎエて記憶にない位です。
食後の散策です。女性1人または女性のみ等の場合はお薦めしませんが~…
夜は”jalan padang belia”屋台街が賑わいだします。おっさん率…多し
この界隈でワイワイ 仲間とケチケチ旅行も楽しいかも。
早朝4時頃 KLIAへ向けてチェックアウト
ANA816便利用でチェックインカウンターのオープンが3時間前ってことは「早朝4時OPEN」その時間に空港⇒イミグレ⇒ラウンジ・・・ですと、ゆっくり寛げます。ちょっと早起きは必要ですが たっぷり優雅な朝食でも堪能できます。
って事で「3:30」または「4:00」頃 活動開始です。かなり早起きですが早めに寝ればじゅうぶん無理なく起床できます。ラウンジでゆっくり朝食の時間を考慮し逆算していますので「そんなにラウンジで朝飯時間はいらない!」「もうちょっと寝たい!」って方は 調整してください。バスは30分間隔で次々出発しています。
そして 何故「駅に向かって右側エリア」で宿泊先を選んだのか。。。それは、深夜や早朝の時間帯はNUセントラルが閉まってて 建物内に入れず 通り抜けも一切出来ないからなんです。
つまり バス乗り場まで 外周から徒歩でアクセスする必要がある為なんです。
早朝3時~のバスに乗るには こんなルートで 徒歩で迂回する必要があります。一見難しそうですが 徒歩5分もかからないかな?距離的にはKLセントラルに行くより近い訳ですから 簡単です。以下の画像を参考にどうぞ。
深夜 早朝のKLIA行きバス乗り場までのアクセス
NUセントラル前の通りを横断します。
向かって右サイドから徒歩アクセス
歩道が整備されていますので 道なりです。
この赤線の様に 建物内に入っていきます。
実際は、深夜~早朝は路上駐車のオンパレード。
ちょっとバスターミナル側に歩くと 明るくなるので安心します。
こんな時間にバス乗る人いるんかい?って思ってましたが 若い娘一人 って人達も結構見かけました。
切符売場は常に誰かいます。「KLIA わんぱーそん♪」でOK。この窓口下の隙間から「RM12」を差し出せば 会話がなくても乗車券を買う事はできます。
早朝バス エアポートコーチ RM12
今回も「エアポートコーチ」にしてみました。何度か”空港⇔KLセントラル間”をバスを経験しましたが 乗り心地はエアアジア系列の「スカイバス」が一番良いかも。
いつぞやのRM10キャンペーンは終わってRM12に戻っていました。
前回のエアポートコーチ利用時の教訓から まず先に好みの席を決め、羽織るシャツでもシートにかけて 場所をキープしておきます。
そして、トランク前に若者がいますので~
再度、降りて、係員もしくは運転手かバスに戻って来るまで スーツケースを見張りながら ベンチで休憩。
ドライバーがやってきたら、同時に キープしていた好みの座席に戻ります。
早朝のKLIA
3~4時等、早朝のバスは早いです。1時間もかかりません。あっという間にKLIAに到着。
数ヶ月ぶりに バス乗り場側に来ましたが、切符売場等 少し配置が変わっていました。たしか昨年までは画像左上が 各社のチケットカウンターが並んでました。
「がら~ん」とした早朝のチェックインカウンター。ANAは迷わず「F」へ。
めざすは ゴールデンラウンジでゆっくり朝食。
早朝5時の”GOLDEN LOUNGE”
5時にはゴールデンラウンジに到着しましたので 1時間ちょい、優雅なひととき 寛げます。
まだ 夜明け前は 滑走路側は何も見えませんので 座面幅の広い、こちらへ。この2人掛けシートゾーン コンセントもあるし、テーブルをちょいと横にズラし互いの椅子を寄せれば 幅が広いので簡易ベッドにもなるのです😁
優雅に朝食・・・っても、そんなに食欲も無いのですが。。
早朝でもヌードルバーは開いてます。今日のラクサは「penang Asam Laksa」コンニャク麺のような独特の食感が…なかなかです。
早朝6時過ぎ NH816 搭乗口へ
チャンギ同様 ちゃちゃっと簡易検査を済ませたら 優先搭乗時刻です。
KLIAは優先搭乗の順番が「小さなお子様連れ…」より、DIA(Group1)が最優先 ♪ 気持ちイイ
離陸とともに 夜が明け始めます。
成田15時前 着陸
ハナサク 自称「晴れオヤジ」なのですが、何故か”成田”だけは 「どんより曇り空」が異常に多い様な気がします。
国内線乗り継ぎまでの間、成田名物「ANA ARRIVALラウンジ」で休憩。一番最奥のスペースが”グン”と拡張され 以前より広くなり 慢性 満席ラウンジ が 少しは改善された模様です。
休憩の後は その日のうちに国内線乗り継ぎへ
アライバルラウンジで1時間程まったりしたら ちょうどよい時間帯です。このまま那覇へ向かうも良し 福岡へ向かうも良し、これこそ「ANA816便」の醍醐味です。
KUL⇒NRT【ANA816】まとめ
今回は”NH816便”利用で 無理なく 経費をなるべく抑えて楽しめる方法をご紹介してみました。
ハナサクは、前泊に「ブキッ・ビンタン」のホテルに泊まり、NH816便の出発前日にKLセントラルの激安「ダブルM」ホテルを利用しましたが、いろんなパターンで楽しめそうですよね?…例えば・・・
ANA885便で早朝6時に到着し、翌早朝7時にANA816便で利用の場合等・・・
滞在時間は約24時間程ですが、まずTUNEホテルでデイユース利用からの・・・今回のコースもアリですよね。これだと1泊ですが 2ヶ所のホテルに滞在して 往復交通費を合計しても計5千円ちょいで収まるんではないでしょうか?安過ぎます!
早朝着⇒昼頃までデイユースで仮眠⇒KLセントラル(中心部)移動⇒今回ご紹介の様なKLセントラル近郊の激安ホテルにチェックイン⇒荷物を降ろして食事等遊びタイム⇒ちょっと早めにホテルに戻り睡眠⇒早朝バスにて空港へ⇒ラウンジでまったりの後NH816便!
たとえ弾丸修行で こんなコストを削ったコースでも かなり楽しめそうですね。
日帰りの場合や、他のホテルに宿泊した最後の夜に等々合わせ技を含め 多彩なバリエーションでスケジュールが組めそうです。
またまた長くなっちゃいましたが NH816便を考えている方は 是非 ご参考にどうぞ。
では、また。。。