はじめに
今年のコロナ騒ぎ以降,世界中の航空会社は 想像もしなかったであろう窮地に追い込まれています。特に国際線のシェアが多いキャリアほど死活問題ですし、今現在も まだ見通しは立たない現状に変わりありません。
苦肉の策で始まった「ポイント特別倍率」でのキャンペーン。
ANAは”PP2倍”「1月~6月末迄」JALは”FOP2倍”「2月~7月末迄」
6月に入り、両社とも「マスク着用」を謳い 徹底してウイルス対策に尽力している様にも感じとれますが、流動資金にあまり余裕が無いANAは減便に減便を繰り返し、機材変更で ”小型機運航”により空席をトコトン無くす”経費削減”作戦。
一方JALは、機内でもソーシャルディスタンスを確保する為、大型機運航により、座席間のスペースを確保。(※但し6月末迄で終了)
両社とも厳しい状況に大差はないのですが JALの方が「安心感」が感じられます。
6月末時点では、間違い無く「JAL」の方が利用者に優しいし軍配が上がる対応だと思いますが、実際はどうなのだろう??
ってことで,2社が「特別対応期間中」の6月後半に乗り比べてきました。
ANA (B787) ANA Care Promise って?
こうやって スポットに駐機している姿は なんらいつも通りなんですけどね。
しかし、、、この場所が混み合うんですよね。だって~・・・
こんな感じで”搭乗口”の待合座席を間引いています。しかし運航便は減便で小型化により ほぼ満席。では待合シートに座れない乗客は・・・ドコで待つの???
この新優先搭乗の案内を搭乗口の係員が拡声器等使う訳でも無く「お待たせしましたー!ではGroup〇番の方は御搭乗くださーい!」って 大声で叫んでいますので,当然 その声が聞こえる範囲で待機しておかなければなりません。
一応「上級会員専用搭乗レーン」も設けてありますが、案内があれば 散々待たされた乗客は一斉になだれ込みますので、全く無意味な状態になっています。
結果、搭乗口付近・・・”超 蜜々”してます。
機内での座席は?
ご覧のありさまです。”減便&減便”で気持ち良い位 詰め込まれています。
普段なら 余程の満席でない限り DIA隣席...ブロックしてくれるのに~~(◞‸◟)
ですので、当面の間は 空港に到着してからも、搭乗寸前に 今一度「座席変更」で隣が空いている場所が無いかを探してみると良いと思います。
上級会員の方はラウンジやカウンターで”ダメ元”相談してみると良いでしょう。
通常はパルクヘッドや非常口座席等、足元の広い所を予め選んでおくのですが、そんな場所は、特別対応で便変更が自由自在の今、必ず、搭乗寸前で 誰かしら真ん中座席を選ばれます。
そこで今回は最後方の45列のKを選べば”隣が空席”って事を確認.発見しましたので 搭乗寸前に変更してみました。
46列からは2列になるので 真後ろには座席もなく 何なら座席も気兼ねなく倒せます。まぁ、普通席で背もたれ倒す事はまず無いんですけど。
この席「良いじゃん♪」コロナ禍じゃなけりゃ,気が付かなかったなぁ~。。。
通常はパルクヘッドや非常口座席等では 足元が広い代わりに 土産等のちょっとした手荷物なんかも 上の棚に上げなければいけないものも、前の座席下に”するっ”と押し込めますし。何よりエンジンより後方に座る事がなかったので超新鮮でした。
しかし、機内はご覧のありさま。ハナサクの横に”1席”だけ奇跡の空席があった以外は、こちらも…超蜜々♪ 搭乗口待合席を間引いて…意味あんのかな?┐(´~`)┌
博多弁でのお見送り「またの搭乗、待っと~よ!」
普段 ドラマ類を一切見ないハナサクですが koroまる様 おすすめのドラマもANA機内エンタメ見てみました。


富士山は梅雨前線で霞んでます。右画像の様に”冬~春”の季節が雪とのバランスも絶妙で綺麗と思う^^
主翼より後方が・・・新鮮で堪らない♪ 中々いいなぁ~~
4Groupに「〇列~〇列迄のお客様」等、別けて順番に降機を案内しています。
・・が、やはり...ご覧のありさま。超 蜜々 渋滞!
案内以外のGroupは「〇列以降のお客様は、上の手荷物を降ろさず 座ったままお待ちください」と頻りにアナウンスしていましたので、余程時間に余裕が無い!なんて場合以外は・・・ゆっくり最後に降りる!って覚悟があれば、最初っから最後尾の座席を指定するの・・・アリですね♪
ゆっくり最後まで座席に座って待つことができますし、上の棚からも争奪戦で「我先に」の戦いをせずとも ゆっくり降ろせますので心のゆとりが出来る気がします。
おすすめです。
JAL A350-900 嵐ver.
お次はJAL便に搭乗してみましょ~う😆
おや??? このラッピング...もしや・・・
嵐ジェットって言うんですね!CMでは見た覚えあるんですが なんせオッサンにジャニーズは縁がなく A359は指定したものの、搭乗前に 初めて気付きました。
「嵐」の特別塗装機らしく「20th ARASHI THANKS JET」羽田~新千歳、~福岡線、~那覇線で運用されるんだとか。
ファンだと・・・歓喜なんでしょう♪ 我が家の娘達も…好きなのかな?(´~`)
座席まわり 設備等
何の変哲もない 35列目の普通席です。
しかしA359の機材に限っては”JAL”の圧勝ですね ( ̄∇ ̄)


ANAにも全席モニターの”A321neo”等ありますが,そこは所詮小型機、中型機のA350には 全ての面で及ばないのでは?と感じました。
電源も全席完備です。ドリンクのみホルダーを出せるのも◎
SQ便を始め、他社便では何度も経験のある「A350-900」ですが、JAL機は就航間もないこともあり…綺麗だなぁ~。
ANAの「A380」は、やはり経営面では失敗だったのか?!?
JALのソーシャルディスタンス配慮は徹底していまして 予約時に座席指定している席でも強制的に「座席変更のお知らせ」って案内が来るほどです。
出発前ドアが閉まっても、今一度「ソーシャルディスタンスの最終確認を致します」とのアナウンスの後、各座席の利用状況を確認しに廻ってきます。大変だと思います。
最低でも隣席は「空席」ですが、この日も「座席変更」のメールが届いていましたが、このコロナ禍...隣が空いていればドコでもいいので お任せです♪
普通席に限らず「クラスJ」や「ファーストクラス」も同様 隣席ブロックです。
結果、この日は隣2席とも空席の窓側をアテンドされました。👍good job♪
A359のウイングレッド・・・”ひねり”が入って美しいですよね~
この機外カメラは…フライングホヌを思いだします。
機内は、必ず 隣席は「空席」が確保されていますが 実質半分以下の搭乗率ですので、通常の運賃では採算が合わない事は明白です。 身を削って貢献している事が感じ取れます。
機内エンタメは、ANAの様なLIVE番組は無いのですが 番組もそこそこあります。
JALと言えば…ハナサク世代は・・・「のろまな亀」これも…あるんだww?!⊙0⊙
なぜ機外カメラ...ボーイングにも付けないんでしょうか~。
着陸前の「ファイナルアプローチコール」の後に「ウィ~ン」ってフラップ作動音や、脚(車輪) が出てくる「ギアダウン」の動作音。これを映像と同時に楽しめるのが 飛行機好きとしては・・・なんとも,醍醐味なのであります♪
JAL ANA 特別倍率期間中 乗り比べ まとめ
ANAの特別対応期間が6月いっぱい。JALが7月いっぱい(~5/10発券分)ですので、乗り比べできる6月に両社続けて搭乗してみました。
SFC・JGCを今年目指す修行僧にとっては「ポイント2倍」って前代未聞の、願っても無いチャンスではあるのですが 現時点で各航空会社は 未だ先行き不透明な状態に変わりは有りません。
やっと上級ステイタスに到達しても「合併」や「破綻」も考えられる今、うっすらと その辺りを想定や覚悟をしておく事も必要だと思いますので...ほどほどに。
AMA JAL 両社のコロナ対策 比較
ANAの機内座席の間隔を空けない対応以外は、ほぼ両社に差は有りません。
マスクも ほぼ義務化されていますので マスクをしていないと係員に問われます。
しかしながら、搭乗する側からすると 減便で徹底的に間引かれ「満席運航」を目指すANAに対し、コロナ禍でJALに搭乗する際の「隣は空席」って”安心感”は絶大だと感じました。ANA Care Promiseは 正直ちょっと矛盾していると思います。
しきりに「機内の空気循環は常に約3分で完全に新鮮な空気と入れ替わり安全」と謳っていますが、搭乗,降機時はエンジンかかったいませんので空気循環していませんし...あれだけ「蜜々」していれば、いつクラスターが発生しても不思議ではないと思います。
コストを極限まで絞らざるを得ない、ANAの内情もわかりますし JALの臨席ソーシャルディスタンス対応が6月末迄で一旦終わり、7月からは「通常対応」に戻る事を考えると、JALの特別ソーシャルディスタンス対応も 財政的には かなり苦しく ひっ迫している事が容易に想像できます。
素人考えですが,まだ連日 東京で感染者が50人以上増え続けている現在、コロナ騒動が もう少し落ち着く迄...だけの間でも、「運賃1.5倍」と迄いかずとも、通常の運賃より例えちょっと割高だとしても「確実に臨席がブロック」してあるのであれば、我々は「安心感」で、そちらを選ぶ様な気もしますので、この辺りは、もう少し航空会社の試験対応があっても良いと感じました。
また搭乗の際、降機の際も、両社、しっかり1m以上のスペースを空けて...等、アナウンスをしますが、これは正直、かなり無理がある様に思います。搭乗の際、降機の際、もし仮に、搭乗者全員が 完璧に「1m間隔」のソーシャルディスタンス間隔を保って行動すれば、搭乗.降機時ともに1時間近い所要時間がかかるでしょうから定時運行が困難になると思います。実際の搭乗時、降機時は数十センチ間隔の「蜜々」状態です。
前述でも 少し触れましたが、特に急ぎでないのであれば、最後尾いいですよ♪ 搭乗時は最初に乗り込みますので上の荷物は座席に近い好きな場所を選べますし、降機時は、皆が出て行くのをゆっくり待って、ゆ~っくり荷物を棚から下せば良い♪
どーせなら、最後尾・・・「蜜」を避けれて おすすめです。
7月以降は両社とも減便が少しずつ戻り、ANAに限っては明日の6月末で特別対応が終了しますので「駆け込み修行僧」も一気に激減するでしょう。
逆にJALは7月末まで特別対応期間が続きますが、臨席を空けるソーシャルディスタンス対応が6月末で終了しますので 増便されるとは言え、夏休み期間に向けては 今までより、かなり混み合いだす様に思います。
国際線の見通しが 今一つ立たない今、国内線の需要だけでも復活してくれると 航空会社を始め、ホテルや観光業全て...潤いが戻ってくると思います。
各々、最低限のモラルと自己防衛で 第二波等の爆発を避ける努力が必要です。
機内での「飲み物サービス」は両社とも「パックのお茶」飲み終わった容器はCAさんがゴミ袋を持って巡回時、もしくは降機時にドア付近でCAさんの持つ袋へ。
今回は、初夏の那覇をたっぷり満喫できました。
那覇の夜はkoroまる様とアラフィフマイラー談話で長い時間 盛り上がりました♪
1~2月のKUL数回の後 コロナ騒ぎ勃発で国際線が困難に。後に特別「2倍」対応の恩恵で 一気に「JGCプレミア」到達の koroまる様 の強運には脱帽です。うらやましい。。。
コロナ禍で 沖縄経済は深刻です。絶対「安売り」しない「御菓子御殿」ですら、「50%OFF」のコーナーがありますし~…
「わしたショップ」等をはじめ、国際通りを ちょろっと廻るだけでも 半額以下の「お土産商品」がゴロゴロ拾えます。おすすめ!
次回 予告 (タブン…) ヒルトン瀬底リゾート
ここ数か月、3年も前に書いた記事のアクセス数が…スゴイんです。
沖縄本島北部、本部半島から橋で渡れる離島...瀬底島。
hiltonhotels.jpそうです。今、Hilton ファンがロックオンしているであろう明後日の7月1日にオープンする「ヒルトン瀬底リゾート」で検索し「瀬底島」でヒットしてアクセス数が延びるのでしょうが、ココ数日は、全アクセス数の2~30%を占める事も!
ってことで OPENに合わせ「本部・瀬底に泊まるなら ココがお薦め!」って記事を書きかけています。じつはハナサク、本部エリアこそ、読谷や恩納/名護より、めっぽー強いんです。10数年前迄はダイビングの為だけに毎年2週間はブッ通しで滞在していましたもので。
近いうちに「ヒルトン瀬底リゾート」行かれる予定の方...お楽しみに~♪
では、また~。。。