独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

福岡市在住。SFC2017修行組。現在はDIAの恩恵を満喫しつつ、”ゆる~く”楽しみながら旅&思想中。

沖縄(本部)瀬底島が自然破壊を無視した乱開発&金融危機で,現在の廃墟から2020年”ヒルトン沖縄瀬底リゾート”誕生へ

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 瀬底島ってご存知ですか? まずは概要・歴史を…

 

沖縄県国頭郡本部町にある人口800人程で面積2.99 km²の島ですが、島へかかる橋により車でも気軽に行けるし、開発されたリゾートホテルには無い純天然で自然の残る「絶景ビーチ」として昔から沖縄好きの中では大人気のビーチスポットでした。

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1975-76年の沖縄国際海洋博以降は、余りスポットの当たらなかった”本部町”ですが、2002年に「美ら海水族館」がOPENすると、”訪日客にも一気に注目される様になり、訪れる観光客数も異常なまでに。

それに伴い、”沖縄好き”の間だけで「穴場」的スポットだった今回の主題「瀬底島」にも、ネットや口コミの影響もあり、怒涛のないちゃー攻撃(海遊び)が始まるんです。

偉そうに語りますが、振り返ればハナサクもそんな中の1人だったんでしょうね。

でも、自分の中では沖縄で好きな場所ベスト5にはランクインする位、自然と絶景ビーチと空のコントラスト得も言われぬ美しさで大好きでした。

12~17年前辺りの画像で振り返ってみます

かなり昔(12~17年前)の画像ですので現在とは異なります。予めご了承ください。

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この交差点を曲がると瀬底大橋ですね。

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橋を渡り終えると、すぐアンチ浜ってビーチもあります。現在はビーチハウスもあり夏場はマリンレジャー等観光客で賑わっています。でも昔は素通りしていました。

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目指す目的地は島の西側にある瀬底ビーチ(クンリ浜)へ自由に行けたから

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当時の低画質・低スペックデジカメ画像でも、この景色。正面には伊江島

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サンダルになり、ここまで歩いて行き、辿りついた時に、最初に目に飛び込んでくるこの絶景が、もう大好物でした。こちらの正面は水納島

宮古ブルーや慶良間ブルーともまた違いますが、ハワイもグアムも到底敵わない、車で行ける沖縄天然ビーチの底力!って感じです。

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これは15~6年前の"梅雨明け直後"(7月)の画像です。

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この季節で、貸切状態の絶景ビーチ、堪らなくないですか??

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足元を覗けば、無邪気なクマノミ達もいっぱいでした。

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自然のビーチなので、危険生物避けのネットもなければ、潮で流される・・・なんて、天然ビーチならではのリスクもあるのですが、それらを踏まえてでも、ほんと、良く通っていました。

ハナサクはダイビングをするのですが、この界隈には有名なゴリラチョップをはじめ楽しめるスポットも盛り沢山。

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島を歩けば、巨大な牛も散歩中で出会えます。

いっぱい遊んで腹ペコになれば…

沖縄そば三昧ww

ソーキそば名護発祥って位、名護~本部エリアは名店揃いの激戦区ですよね。

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ハナサク家族・・・皆、若いw おばちゃんにも10年以上逢ってない

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宮里そば、今でも年に数回、禁断症状が起こります。

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 そしてデカ盛りそばの前田食堂

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その他にも、新山そば、やんばるそば、おおしろそば、八重そば、我部祖河 そば、とても1回の行程では廻りきれない位ですよね。この界隈のそば…大好きです。

2006年7月、瀬底ビーチ大好き達に激震が走る

石垣、宮古をはじめ、沖縄全エリアで「リゾート乱開発」が問題になり始めた頃でしたから、今でも鮮明に覚えています。

本部町役場が瀬底のリゾート開発を認可

しかも、建設予定地は島の西側(最奥)

つまり1キロにも及ぶ瀬底ビーチに面した沿岸ズラリ。

当時は「役場は札束に負け、自然をぶち壊すリゾート開発に賛成すんのか??」って、憤りを感じたものですが、琉球新報等によれば、どうも本部町役場は主導で話が水面下で進められていたとか何とか…。

瀬底島の周辺住民は、かけがえのない天然の瀬底ビーチ完全に塞ぎ占領する形で計画されている「瀬底リゾート開発」を本当に了解したのか不思議でした。

それとも、リゾート運営による浅はかな税収目当てで、住民を無視し、有無を言わさずで役場主導の強行採決だったのか。

これでまた、天然の絶景ビーチが、ひとつ消える。。。凹んだもんです。

その後、ビーチ入口に「立ち入り禁止本部町役場」と看板が立ち、以後一般の人はビーチへ降りる事も出来なくなってしまいます。

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この写真、もう、今では超貴重な写真となってしまいました。

立ち入り禁止って言われると・・・

公共の天然ビーチを、ある日突然、一方的に「立ち入り禁止」って高圧的に言われると…、覗いて見たくなる!ってもんですよね。

もう2度と近寄らない!」って思っても、大好きだったビーチ…やっぱり気になりますよね。2007年だったか、着工した頃、一度潜入してきました。

現実はあまりにもショックな光景でした。あの芝生を抜けると、目に飛び込んできた絶景地が…コンクリートだらけ…

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こんな注意看板も、すべて本部町役場ってなってます。

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自然をぶち壊す黒幕は誰なんじゃ!って思ったもんです。

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高級リゾートなら、恩納~名護エリアの西海岸にいっぱいあるのに。。。

この時(2007年)を最後に、ハナサクは1度も瀬底に近寄っていません

 

翌2008年のリーマンショックで事態は急変⇒悲しい廃墟へ

 

瀬底リゾート開発を計画していた都市デザインシステムが203億円の負債で破綻!

 

 当時まだ若く人間未形成だったハナサクは・・・

「ほれ!見たことか。本部町役場、どう後始末するつもり?」

ざまあみろ!とまではいかずとも、そんな感情になりました。この尻拭いは水面下で話を進めてた役場連中がキッチリ責任とるのが筋ってもんです

まぁ、過去に責任をキッチリとった役人は未だお目にかかった事は無いですが。

それから現在に至る迄の約10年・・・

ご想像通り、役人や行政は誰一人責任をとる事もなく…

そして、残ったのは・・・広大な面積のコンクリート製、廃墟だけ。

じつは瀬底島のリゾート開発計画頓挫はこれで2回!

1980年代にも某アパレル大手がホテル建設を目指しました。敷地面積は65万m2と現在の33万m2の倍近くでの計画でしたがバブル崩壊で泡と消えました。

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肝心の破綻した「都市デザインシステム」は、その後、「UDS」という会社へ生まれ変わり、2~3年前には性懲りもなく「宮古島でリゾート開発」って記事を見た覚えがあります。このコンクリートの廃墟は未だ手つかずなのに。。。

 

突然の好転!?森トラスト+ヒルトングループで「瀬底島」廃墟ホテル⇒今度こそ再建なるか?!

瀬底に寄り付かなくなってから記憶も薄れ、今から4~5年程前に「破たん後、森トラストが受け継ぐ」等の記事は目にした記憶があるのですが、ハナサクの様な一般人の耳に届く様なニュースもなく、数年の月日は流れ忘れかけていましたが、ついに先月辺りからBIGニュースが聞こえ始めました。

森トラストヒルトン・グランド・バケーションズヒルトン3社は、このほど沖縄県瀬底島の複合宿泊施設開業に関して提携契約を締結。

ヒルトンは客室数約300室の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)」を運営する計画。延床面積が約2万1000平方メートル、地上9階建て、客室数は約300室。付帯設備としては、レストランやフィットネス、スパ、屋内・屋外プール、チャペルが設置される予定

ヒルトン・グランド・バケーションズは132室のタイムシェアリゾート「ヒルトン・グランドバケーションズ・クラブ」を所有・運営するもの。リゾートの所有権を週単位で販売する「タイムシェア」型リゾートの展開はアジア初でヒルトン・グランド・バケーションズによる瀬底島でのタイムシェアリゾートは、延床面積約1万5000平方メートルで地上10階、客室数は132室。ラウンジや屋外プールが設置される。

週単位で客室利用の権利を購入するタイムシェア型のリゾート

 過去2度の計画中止を味わった瀬底島でしたが2015年に森トラストが敷地を購入したことで事態が急展開。2017年11月、ヒルトンブランドの2ホテル誘致が発表されました。

以下の完成イメージは森トラストのプレスリリースから引用

ヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)

約300室 2020年開業予定

ヒルトン・グランド・バケーション

132室 2021年開業予定

2施設合計、約430室でともに全室オーシャンビュー。

あの小さな瀬底島に・・・今度こそ本当に大丈夫なのか?!ww

島内は細い細い一本道ですし、台風が来れば瀬底大橋は封鎖されますし、交通の便の悪さ等、今から改善すべき点は多々あるとは思いますが、幸いすぐ近所に本部港があります。※沖縄⇐本部⇔与論島⇒鹿児島のフェリーでお馴染みですね。

この開業に標準を合わせてなのか、現在20万トンクラスに対応できる本部港岸壁整備が急ピッチで進行中。中国・台湾発着の大型クルーズ船が2020年度に88回の寄港を予定しています。

って事は、今以上に大陸からの団体観光客が爆増するのか???※マナー教育&厳守+ビッグマネーをいっぱい沖縄に落としまくる事を徹底して欲しいっす。

まとめ

普段は我々も、マイル修行や修行旅行等でも、やれ〇〇グループホテルのグレードアップがどうだとか、ラウンジだ、豪華だのショボいだの、好き勝手騒いでいますが、この様に巨大ホテルやリゾート開発には、大切な自然や地元の人々の犠牲の上に成り立っているって事を肝に銘じて「お邪魔する心」を常に持ち続ける事が大切だとつくづく感じます。これらに気付きだしたのも偏に・・・年齢(オッサン)のせいです。ww

今回は、ただ昔から知っている地が開発され、失敗し、人一倍感慨深いものがあっただけであって、全国各地のリゾート開発地で過去に起こった出来事かもしれませんね。

そして、2020年・2021年に開業予定のヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)ヒルトン・グランド・バケーションには、もう悲惨な瀬底にしないで欲しい。

要望①:瀬底ビーチを占領するなー!んでもって、細い脇道で良いから一般の人らも無料でビーチまで行かせてーww

要望②:こんな記事書いて応援したんだから、グランドオープン時は・・・無料ご招待宿泊券…楽しみに待ってます。。

いよいよ年の瀬、この記事が本年最後になるか、もうちょっと位、記事にする時間が許されるか、微妙な所では御座いますが、皆さまお身体にはお気をつけて。

ハナサクも疲れに負け、正月から風邪の沖縄旅行は勘弁っす。^^

 

では、また。