- 開通ホヤホヤのMRTは修行僧や観光客には強い味方?
- KLセントラルというMRT駅はない??
- クアラルンプールMRTに初挑戦
- では地下(駅)へと下ってみます
- 券売機で乗車チケット(トークン)購入
- 驚愕の激安運賃
- 次は乗り場まで行ってみます。
- MRT電車到着
- 出口ゲートでは
- まとめ
開通ホヤホヤのMRTは修行僧や観光客には強い味方?
”ゆる~く進行中のDIA修行”を絡め、せっかくならDIA修行ではなく、8月に夫婦でクアラルンプール旅行に行ってきました。って言いますか妻がまたもやビジネスクラス(Pですが)に釣られ、無理やり付いてきました~。 この場合、PP単価の算出は旅費÷PPではなく、(旅費×2)÷プレミアムポイント(1人分)=PP単価になります。w
しかも、子供達を全員放置で。と言いましても長子は今年成人の大学生を筆頭に高・中ですし自立訓練って事で、たまには”良し”としましょう。
KLに向かう1ヶ月程前に「クアラルンプールでMRT全線開通!」って宣伝は目にしたことはあったのですが、何でも「8/31まで激安運賃」って見かけて、もう、興味深々。
しかし、開通直後の為か、ネット上にも、全くと言って良い程、MRT情報が無いんです!
「これは、行き当たりばったりの突撃レポートしかないかな」ってことで、マレー語も英語もままならないレベルの夫婦が行ってみました。
MRTはMASS Rapid Transit Corporation Sdn Bhd(MRTコーポレーション)という新設された国主管の法人運営のようですね。
路線図を見てみると、MRT運行ルートは緑【9】の「KAJANG LINE」と茶色【10】の「PUTRAJAYA LINE」の2路線。KLセントラル駅を中心に、観光客ご用達のセントラルマーケットがあるパサールセニ駅や、国立博物館目の前のミュージアムネガラ駅、KL随一の繁華街・ブキッ・ビンタン駅、そしてマレーシア最大規模のショッピングモール・ワンウタマに直結するバンダーウタマ駅などの主要箇所のツボを押さえたルート設定。
特に今まではKLセントラル⇒ブキ・ビンタンまでモノレールのみでしたので、便利になるのではないでしょうか。
KLセントラルというMRT駅はない??
ちょっと気になるのは下記拡大路面図でもおわかりの通り、MRTでKLセントラルという駅は存在せず、KLセントラルlに近接している駅は、"Museum Negara駅"(ミュージアムネガラ駅)になります。
運営会社も駅名も異なるので、何も問題はないのですが、日本人の感覚としては「観光客やハブ駅(KLセントラル)って観点からすれば、もうちょっと便利に努力することも出来たでしょうに…」って感情が無きにしも非ず。※これはモノレールも同じなんですけどね。
KLセントラル駅からMRTミュージアム・ネガラ駅への移動
案内掲示板がゴチャゴチャしているKLセントラルですが「MRT」への案内は常にありますので、心配ご無用だと思います。
中央広場からは最初の方角だけ「ヒルトン・クアラルンプール」方面へ向かえば良いと思います。※途中で枝分かれします
一応ミュージアム・ネガラ駅は、KLセントラル駅からの乗換駅って位置づけで、移動に5~6分は要します。5~600m程でしょうか。移動中、数回上り・下りを余儀なくされるのですが、エスカレーターやエレベーターがありますので、冷房も効いていますし長い階段が無い分、スーツケースでの移動も不便無く行けるでしょう。
クアラルンプールMRTに初挑戦
滞在中、何度も利用しましたが、チャイナタウンやお土産御用達セントラルマーケットの近接パサールセニ駅と、中でもブキッ・ビンタン駅は利用しまくりました。地下街の要素もあり、大変便利でした。すべての出口利用したかも。
ブキッ・ビンタン駅には計5か所の出口があります。
行きたい場所・方面でPintu(出口)を変えれば、あの横断もままならないブキ・ビンタンの渋滞交差点を暑さ堪えて歩かなくても良いので便利ですね。
ジャラン・アロー通り(屋台街)に行くならブキッ・ビンタン【Pintu A】
ブキッ・ビンタンPintu(出口)【A】から出ると、ジャラン・アロー入口までは10~20mそこらでした。
日暮れとともに賑わいだすクアラルンプール唯一の屋台街ジャラン・アロー
KL滞在中に目指す方も多いと思います。
その他にもPintu(出口)CはPlaza Low YatやSungei Wang Plaza等サイド
Pintu(出口)DはLOT10やイセタンの目の前に出ます。
ブキ・ビンタンの繁華街”パビリオン”へはPintu(出口)Eへ
※地下でパビリオンまでは、残念ながら繋がっていません。
Pintu(出口)Fはブキ・ビンタンのバス乗り場へ
では地下(駅)へと下ってみます
長くて急勾配なエスカレーターで地下へ
開通仕立てですので、何処もとても綺麗です。
主要駅には時間帯によって、駅員さんがチケット購入方法のアドバイスをしています。
といっても、購入方法はLRTとほぼ同様なので戸惑う事はありませんでした。
LRT同様、トークンと呼ばれる、青くて丸いプラスティックのコインのようなものが乗車券になります。
購入方法
- 言語を選ぶ※表示されない場合もあり
- トークン(1回券)かMyrapid card(スイカのようなチャージ型)を選択
- 目的地選択 ※画面に駅名・路面図が表示されるので選択
- 購入人数を選択
- 支払い ※表示額を投入。大きい額の紙幣は使用不可の場合あり
- トークン(乗車券)が下から出てくるので受け取る
-
発券機により多少異なる場合もあるのですが大半の場合は以下の流れです。
券売機で乗車チケット(トークン)購入
では、ピカピカの販売機で購入してみます。
まず右上のトークン(1回券)から選択
利用できる紙幣はRM5とRM1のみ。予め紙幣をこまめでおく事が焦らない秘訣です。
路線図で、すぐ見つけ出せない場合はアルファベットの頭文字でも検索可。
驚愕の激安運賃
全面開通SALEで開業から1ヶ月間は半額とか激安とか耳にしていましたが、ただでさえ安いマレーシアリンキッド。大人×2近距離とはいえ RM0.4!
※この時RM1=26円位でしたから、10円くらいでしょうか???
LRTやMRTを多用する場合は、常に紙幣払い⇒お釣りの小銭は使わない。が鉄則^^
下からトークンが出てきますので受取ります。
言っちゃなんですが、子供用おままごとセットのお金に見えてしまうのですw
乗り方やゲートに関しては、ほぼシンガポールのMRTと同じですね。
ちょっとだけクアラルンプールMRTの方が新しい分、近代的かな?
構内やたらステンレス感がスゴイです。
このおもちゃのような青コインでゲートがちゃんと開くんです 笑
開いた!って、当たり前か。。
次は乗り場まで行ってみます。
画像で伝わりますかね?
とにかく、どこもめっちゃピカピカして綺麗です。
まだ激安運賃期間だからでしょうか?利用者もとても多い印象です。
お得意の2フロア貫通エスカレーター
まー、きれい。
キラっキラです。
アホですか?って位、急勾配エスカレーター。
プラットフォームまでくると、シンガポールMRTとそっくりです。
MRT電車到着
乗降口も、シンガポールMRTに似た表示が。
でも、綺麗。とにかく綺麗で広々。
撮影時は、ちょうど通勤時間だった為か、えらく混んでいましたが、それ以外に乗車した際は、ゆっくり椅子に座る事ができました。
ちょっと大きな駅やラッシュ時を過ぎると、普段の乗車率は、この位だったかな?
ドアの上には現在地と、次の駅等が表示されています。
目的駅に到着後は、またまた急勾配のエスカレーターで、今度は上ります。
エスカレータを乗り換えて、まだまだ上ります。
広いし出口がやたらと遠い
出口ゲートでは
これもLRTと同様なんですが、出口ではトークン(乗車券)=おもちゃ風青コインを、この投入口に入れます。詰まらずにちゃんと入るのか?なんて心配をよそに…
しっかり、ゲートは開くんです。笑
地上へ出るにも、また急勾配エスカレーター
この角度。この長さ。
やっと地上に出てきました。
まとめ
偉そうに”まとめ”る程、全駅制覇した訳でもないのですが、滞在中に開通記念の激安運賃にあやかることが出来ました。
冒頭で路線に触れましたが、行程中の行動範囲にバンダーウタマ⇔ミュージアムネガラ⇔パサールセニ⇔ブキッ・ビンタンなんて移動があれば文句なし便利ですよね。
しかし、KLセントラル⇔ブキッ・ビンタン間の移動等のみであれば、今まで通りモノレールの方がいいのかなぁ~・・・とも思います。
ネックになるのが、やはりKLセントラル⇒ミュージアムネガラまでの移動や、パビリオン等の中心主要施設までの地下連結が妙に中途半端(印象)なところ。
また各駅での、広さ故からの徒歩移動やエスカレーター等の長~~い上り降り。
これから、さらに改善していくと、どんどん便利になっていくでしょうから今後に期待ですね。
とは言え、天候を気にしなくて大丈夫な地下移動、綺麗な構内、綺麗で広~い車両、広~い空間での移動は素晴らしいです。
今回宿泊したホテルはLRT路線でしたが、次回KLに宿泊時は、あえてMRT路線にあるホテルを選び、さらにじっくり乗り倒すと、また違った印象になるかもしれませんね。
この次のミッションに楽しみが出来ました。
※ネタが溜まりまくっていますがKLシリーズも、ぼちぼちと追加予定です。
お楽しみに。
では、また。