独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

福岡市在住の気まぐれアラフィフ。ANAのDIAは8シーズン目。JALは5年目の「紫」 海外に行けないのに...必要か?!”ゆる~く”楽しみながら旅&思想中。

JFK国際空港→ マンハッタン グランドセントラル マディソン駅へ エアトレイン+ロングアイランド レイル ロード で30分 快適移動!オフピーク時は 超おすすめ♪

グランド セントラル マディソン駅とは?

こちらは…NYの東京駅とも言うべき存在の ご存じ「グランドセントラル駅」

数々の映画の舞台にもあり NYを知らない方でも時計台は見た事あるのではないでしょうか。ペンステーションと同じくマンハッタンを代表する巨大駅です。

今回ご紹介する「グランドセントラル マディソン駅」は、その名の通り、グランドセントラル駅の地下深く、マディソンアベニュー沿いの43th~48th STと広域エリアに広がる地下55mに完成したロングアイランド鉄道の新ターミナルです。

マンハッタン東部にLIRRを接続させる計画の発端は実に60年以上も昔になり、既に1960年代にはイーストリバーの地下掘削工事も開始し、1977年までにLIRRをグランド・セントラル駅に接続させることを決定していましたが、近隣住民の猛反対、1975年のニューヨーク市の財政難の影響で、着工は無期限に延期となる。

その後、MTAに事業は引き継がれ2001年に工事再開、2009年の開業を目指すも、当初の予算を大幅に上回る工事費や遅れも重なり、当初の開業予定から遅れること14年、今年「2023年の春」に 遂に開業に至った訳です。

膨大に膨れ上がった総工費は 43億ドル→116億ドルまで膨れ上がり全世界鉄道駅工事最高額なんだとか。日本円にして約1兆7千4百億。凄すぎる。

地下の深さは実に55m、地下鉄METRO Northの、更に27m地下にあります。

まるで地下都市。コンコースは700,000平方ft.、地下15階相当なんだそうです。

中でも名物となっている、このエスカレーターは高低差と勾配が凄く、NYで一番長いエスカレーターとなっています。高所恐怖症の方は ちょっと怖いはず。

このロングアイランドレイルロード (以下LIRR) はグランド・セントラル駅に接続すると同時に、我々観光客にとっても ジョン・F・ケネディ国際空港へのアクセスが格段に向上し 時間も大幅に短縮される事になります。

何より NY名物 汚い・煩い・治安が悪い・階段のみ・謎の液体・ネズミだらけ・満員の 地下鉄を利用せずに 僅か19分でジャマイカ駅まで行けるのは素晴らしい。

そういった訳で、今回、JFK→グランドセントラル まで早速 利用してみました。

ジョン・F・ケネディ国際空港 到着

国連総会での茶番劇、キッシーの政府専用機と ほぼ同時刻、JFK到着。

同機NH110便にも 国連関係者...乗ってたみたい。先導され優先で降機してました。

ニューヨーク-ジョン F.ケネディー国際空港(米国)の空港マップ:入出国、|国際線|ANA

到着口から直進し 外へ出てきたら、そのまま横断歩道を渡ってエアートレイン側へ。渡った先の左扉から上がっていけばプラットフォームがあります。

エアートレインは 降車後の改札で後払い

フラットフォームに上がってきましたら 気を付ける事は唯一つ。ハワード・ビーチ(Howerd Beach) 行きではなく、ジャマイカ行き (Jamaica Station )に乗車。

列車は数分間隔で次々やってきます。乗車後はものの10分程で、ジャマイカに到着です。ここまでは 支払いしていない無賃乗車状態。

エアトレインの運賃支払い (後払い) 方法

2023年10月10日以降~エアロトレインの運賃がタッチ決済可能になりました。

11月渡航時 到着時はスマホ、帰国時はクレジットカードでタッチ決済を試してみましたが、ともに問題なく支払えました。これで LIRRとの組み合わせの場合や、市街地Metroでの決済、全てで「タッチ決済」が可能。 かなり便利になりました。

MetroCord購入の場合

列車を降り 改札の手前右側に券売機がありますのでココで乗車券を購入します。

  1. 言語選択→日本語
  2. カード選択→メトロカード
  3. カード有無の選択チャージ or 新規カード発行
  4. メトロカードの選択→Air Train Ride エアトレイン代 8.25のみ
  5. お支払方法の選択(現金ATMクレジットカード

メトロカードの選択項目:Air Train Rideエア-トレイン運賃分$8.25のみ)、Air Train + Sbwyエア-トレイン分+地下鉄1回分)、Air Train – 10Tripエア-トレイン10回乗車可能)、Air Train 30-Dayエア-トレイン30日間乗り放題)、Regular Metro Cardsチャージ無しでメトロカードのみ

メトロカードを新規発行の場合は $1+必要運賃=合計金額となります。

今回の場合は 地下鉄や回数乗車を選択せず Air Train Ride 選択で エアートレイン代のみですので $1+$8.25の合計「$9.25」を支払います。

※最安でエアートレイン+地下鉄で行かれる方はAir Train + Sbwyを選択します。この場合は、メトロカード代 $1+エアートレイン代$8.25+地下鉄代$3=合計$12.25となります。但し1時間以上掛かる。ともにクレジットカードで支払可ですが しっかり奥まで押し込まないとエラーが多い。

エアートレインの運賃支払い

先ほど運賃をチャージしたメトロカードで改札を通過します。

カードは縦に押し込みます。通過時 使用したメトロカードは復路等 チャージして使えますので 無くさないように。ちなみに2024年春には このメトロカードも廃止になるようですので 記念に取っておくのも良いかも。メトロカード廃止以降は NY地下鉄同様 VISAタッチ決済出来るようになる!…って噂です。

Long Island Rail Road 乗車方法

エアートレインの改札を抜けると、左前方に「Long Island Rail Road」の案内がありますので、その案内に従って進みます。地下鉄の場合は右下へ。

突き当りを左折すると「Long Island Rail Road」の構内に入ります。

飛行機の遅延や多少のアクシデントも考慮し、時間が読み辛いので この辺りまで来て「Long Island Rail Road」の時刻表を確認し 列車を選べば良いでしょう。10~15分間隔で次々と列車はやってきますので 焦らなくて大丈夫です。

Long Island Rail Roadにアプリでお得に乗車

Long Island Rail Road」乗車券は構内の至る所に券売機がありますので 現地で購入出来ますが、オフピークでも$8以上しますので アプリでの購入がお得です。

MTA TrainTime

MTA TrainTime

開発元:Metropolitan Transportation Authority

 

ticketの購入は、駅に着いてから乗車寸前でも問題ありませんが、上のアプリは日本出発前にスマホにインストールし、使用開始前に「SNS認証」が必要ですので、必ず日本国内にいるうちに電話番号によるSNS認証まで終わらせておく事

MTA Official Apps: MYmta, TrainTime

FromJamaica駅」→To「目的駅」を入れると、直後からの列車が選べます。

LIRRは、時間帯によって料金が異なり、ピーク料金となるのは、マンハッタン方面に朝6時から10時までに到着する列車、もしくは同ターミナル駅を夕方16時から20時までに発車する列車に適用され、それ以外の時間帯はオフピーク料金が選択可。

※上記画像中央は「ピーク料金」時のアイコン。人間のマークが多い(ラッシュ時)ですね。

私は往復とも「City Ticket Off-Perk」を選びました。City Ticketは 市を跨がなければ...問題なし♪ ?...と、都合良い方に解釈。(≧∀≦ゞ

※結果 列車内で運賃チェックに廻って来る 車掌さんに見せても全く問題ありませんでした

クレジットカードでも購入できますが、駅の構内で必死にカード番号等入力するのも ブサイクですので 事前に「Pay with new card」からクレジットカード設定を済ませておくか、iPhoneの方は、applePayが使える様にしておくと 更に便利です。

※クレジットカード決済ににZIPコード入力を求められた際は「99999」で大丈夫だと思います。

支払いが無事に完了すると、この画面が表示されます。

10~15分間隔で次々やってきますが、乗る電車の時刻を決めたら乗り場 (プラットフォーム) の番号を 購入したスマホアプリや駅掲示時刻表で確認します。

Trackナンバーが…プラットフォームの事です。表示のホームに進みます。

スーツケース等、大きい荷物がある場合もエレベーターがあります。

Long Island Rail Road」のプラットフォームです。

こちらJamaica駅は昔からある駅ですので、GCM駅の様に近代的ではありません。

列車も、外見は特に綺麗ではないです。しかし中は超快適。

乗車前 (乗車直後) 忘れちゃいけないアクティベート

列車はホームに入ってくる寸前、もしくは Wi-Fi環境があるのであれば、乗車直後に…忘れていては「無賃乗車扱い」になってしまう大事な作業があります。

Ticket表示は、先ほど購入した「traintimeアプリ」のタブ (iPhoneの場合は画面下)「Tickets」から確認できます。画像左上の緑部分「Active Ticket」アクティベート(乗車券の有効化)の作業をしなくてはなりません。絶対に忘れずに!

※アクティベートの有効時間が1時間程ですので…早すぎてもダメです。乗車時間は わずか20分足らずですので、乗る列車を決め、購入してからが乗る寸前か乗った直後が丁度良い頃合いと思います。
わずか20分程の乗車ですが、乗車券の確認の為、必ず 車掌さんが廻ってきますので、先ほどアクティベートした乗車券のQRコードを提示します。するとハンドスキャナーで読み取り 乗車券確認終了。

乗車後 わずか19分で グランドセントラル マディソン駅に到着です。

GRAND CENTRAL MADISON STATION(LIRR)

はじめての利用者は「迷子になる」と友人に釘刺されてました (¬‿¬)

おぉ~~!!これが噂の NYで一番長く一番急こう配なエスカレーターか~♪

確かに...こりゃ、スゴイ。高所恐怖症の方は…振り返っちゃダメなヤツです。

長い長いエスカレーターを登りきると…ココに出てきます。

早速、アメリカらしい...犯人?確保劇が繰り広げられてます💦💦迫力スゲー

今回は「ランドセントラル駅」から地上に出たいので「East43-42ST」や「Metro-North」の案内表示に従ってコンコースを彷徨い進みます。STやAve.番号が至る所に表示されていますので、このコンコースとマンハッタンの大体の地形が理解できていれば  どなたでもわかる筈です。

しかし、まぁ~~...広い、広い。でも地上よりは断然 歩き易く 移動し易い。

日本を代表するアーティスト「草間彌生」ゾーンが見えてきたら GC迄 残り僅か。

ランドセントラルのメインコンコースへは、このドアから出入りします。

ちょっと解り辛いので、このドアの「画」だけ記憶しておくと役立ちます♪

GRAND CENTRAL駅

到着しましたー。グランドセントラル駅のコンコース。

ハナサク的には、翌日に備え ココで…あるひとつのミッションがあるのです。

駅のコンコースに、この「お花畑」が素敵です!最低支持率更新中のキッシー自腹で 東京駅も彩ってみたら…支持率 ちょっとは回復するか?? 無理だろ~なぁ~ww

寒いのが嫌いなハナサクは、やっぱり、夏のニューヨークが好きです。

日本で言うと、青森とNYが ほぼ同気温ですがら...真冬は心底冷えます。

摩天楼の中に歴史ある巨大駅、悔しいけど…かっこいいですね。

今回はタイムススクエアのど真ん中、47stにある「Tempo by Hilton New York Times Square」泊なので 他の出口から出れば良かったのですが、、、

翌日に予約していた「SUMMIT One Vanderbilt (サミット ワン ヴァンダービルト)」に時間通り到着する為、入口を探すのがGC駅のミッションだったのです ( ̄∀ ̄;)

「そんなデカいビル...何処か すぐわかるだろ~?」って思われそうですが…いざ 高層ビルだらけの摩天楼に、アジアのちっぽけな島国からやってきた田舎モンが 空見上げても 真下からでは...新しいビルの高さなんて.まったく判別不可能♪∠(`∪´)

ロングアイランドRR→グランドセントラル マディソン駅 まとめ

JFK→マンハッタンへの最安移動といえば、エアートレイン+地下鉄の選択は 間違いないのですが、超汚いし ネズミだらけだし 治安の悪くなる夜間や 麻薬中毒?系 浮浪者の増える深夜は、平和ボケした日本人(女性等)は とても安心して使えせん。

また 通勤ラッシュ時は すし詰め状態ですので 邪魔なスーツケース引きずってたら 怖い黒人に迷惑顔で睨まれますし、何よりエスカレーターやエレベーターが ほぼありませんので、旅行者には 乗り降りの とても辛い移動手段でもありました。

今回は、どうせニューヨークに行くのならと、今年の初めに全面開通したマンハッタン グランドセントラル マディソン駅を利用すべく、ロングアイランド鉄道を利用した訳ですが、JFK~Jamaica エアートレイン$8.25⇒Long Island Rail Roadのオフピーク$5=片道30分 $13.5(約2千円弱)でマンハッタンへ移動出来ました。

オフピーク時の$5であれば、地下鉄と$2しか変わりませんので、ハナサク的には エアートレイン+ロングアイランド鉄道のオフピーク利用...一択でした。電車待ちや乗り継ぎ時間を考慮しても40分程で一気にマンハッタンへ上陸できますので、1時間以上も ストップ&ゴーで揺られながらの地下鉄とは比べ物にならない快適さ。

復路のフライトはNH159便で、夜22時頃 マンハッタンからJFKに向かいましたが、往路同様オフピーク時での最安移動が問題なく出来ました。数週間後に またNYを予定していますが 空港→中心部直行であれば 恐らく また利用すると思います。

ひとつ 注意点を上げるとすれば…GRANDCENTRAL MADISON駅コンコースは(East43~48St)65,000 m2と 想像以上に相当広いので、出口にもよりますが 結構歩きますし時間も要します。もし地下鉄等の乗り換え予定がある場合は、LIRRのホームから10分程度の徒歩移動時間を見ておいた方が良いでしょう。

逆に、今後は NYには厳しい寒さの冬がやってきますが、この地下コンコースは 利用の仕方次第では 寒さを凌ぐ地下移動が可能なのかもしれません。

円安の今、気軽に空港からタクシーも使えませんし とんでもない恐ろしい金額になります。更には最貧国に成り下がった日本人が 高所得なアメリカ人に無理して「チップ」まで払うなんて…どうも 庶民のハナサクには納得がいかない!※駅周辺で座り込んでる物乞いの輩の年収が平均約800万っていうんですから、もう…意味がわからない ( ̄ー ̄;

出来れば、グランドセントラルマディソン駅からジャマイカ駅すっとばして、JFK国際空港まで直行で行ってくれれば、さらにサイコーなんですが。。(≧ω≦)ゞ

今後、ニューヨーク・マンハッタンを予定されている方…LIRR是非お試しを~♪

先週のクアラルンプール旅には間に合わなかったモバイルPCがやっと帰ってきました。いつも持ち歩いている 当たり前にあるものが無い3週間は 何かと不便でしたが、無料保証で液晶モニター、内臓バッテリー、マザーボードが全て新品になって帰ってきましたので、これで もう数年は現役でガンガン使い倒せそうです。

 

今日は…この辺で。

 

では、また~~。。。