- はじめに…
- JAL SKY SUITE Ⅲ「A」列
- JAL SKY SUITE Ⅲ「D」列
- JAL SKY SUITE Ⅲ「G」列
- JAL SKY SUITE Ⅲ「K」列
- SKY SUITEⅢ A~K列 比較 まとめ
はじめに…
以前「JAL SKY SUITE Ⅲ」搭乗を記事にしましたが ANAのDIA+MORE防衛にも 6月末で区切りを付け、7月以降は「JAL」ばかり搭乗していました。
普通席をはじめFIRSTクラスも数回利用しましたが、海外に行けない今、やはり恋しいのは「国際線機材」で、しかも・・・22年度末に退役するB777-200ERの SKY SUITEⅢ は期間限定って事もありますし、今しか...乗る事ができません♪
”ピン”と来ない方へ、JAL SKY SUITEⅢ簡単な概要を少々。。
B777-200ER型 本来は 国際線中距離用機材
B777-200ERは 国際線専用で使用されていた機材で、主に ハワイ、シンガポール、バンコク等々、主に中距離路線で仕様されていた機材になります。
国内線で使用されていたB777-200型は、先のPW4000系エンジン事故問題により 国交省から「運航停止」処置になっていますが、こちらのB7-ERは「ゼネラル・エレクトリック」製 (GE) エンジン搭載の為、運航停止対象とはならず、代替ピンチヒッターとして、22年度末 (2023年3月末迄) の期間限定ではありますが国内線で運用されています。
そして B777-200ERの代名詞とも言えるのが 今回の B777-200ER型機の大人気フルフラット ビジネスクラスシートである「JAL SKY SUITEⅢ」です。
フルフラットシートにも、スタッガード配列をはじめ 各社 様々な形状のタイプが存在しますが、こちらは「ヘリンボーン」仕様と言いまして、全ての座席が「斜め前方」を向く形で配列されているのが特徴です。
両端の窓側席は 其々窓に向かって斜め前向きの配列、中央の2列は互いの足先が 向かい合う形での配列になる為、フルフラットベッドにした場合、互いの足がぶつかるのを避ける為、上下交差でベッドの高さを自動で変えて、それぞれの席の奥行きを確保する…といった 一風変わった工夫がされているのも特徴的です。
SKY SUITEⅢ での クラスJ座席は…わずか・・・26席
こちらの機材のビジネスクラス席を…JALは、プラス1,000円で利用できる「クラスJ」で解放していますので マニアは もう大変!壮絶な…争奪戦って訳なんです。
「A・D・G・K」列を...乗り比べてみたい
今回のテーマは...スバリ「各列」を乗り比べてみたい ♪
少し贅沢ですが、せっかくのDIA防衛ですし 事あるごとに「SKY SUITEⅢ」を選び、夏の旅行やDIA防衛修行に絡め...2ヶ月間みっちり 乗りまくってみました。
もし、これから利用予定のある方は…ご参考に、どうぞ。
JAL SKY SUITE Ⅲ「A」列
まずは前方に向かって左側の「A列」座ると通路が右手にきます。
「A列」は、全て窓側席となる為、座席は独立しています。
ご覧の様に 個室感たっぷり。かなり寛げます。
これが国内線「classJ」で利用できるんですから...どんだけJALさん...太っ腹?
たいした事ではありませんが、収納BOXの扉や エンタメリモコン、操作スイッチ類が 全て左側にきますので、右利きの人は…少し操作し辛いのかなぁ~?
ベルトサインが消灯したら、即テーブル出して...寛ぎタイム。
この日はDPラウンジで あまりにカチンカチンに凍ってて、搭乗開始時間迄に食べれなかった ハーゲンダッツ (緑茶味)、再度 冷凍庫に戻す訳にもいかず... こっそり機内に持込み 少し溶け始めの食べ頃まで待って...おいしく楽しめました♪
JAL SKY SUITE Ⅲ「D」列
お次は 前方を向いて中央列の左側「D列」。座ると通路が左手にきます。「D列」と「G列」は、最前列が「2D」と「2G」からになります。
可動式ディバイダーがあるものの、お隣は近いので...個室感は薄れます。
そして「D列」と「G列」は、フルフラットにした際...足元が交差します。
この足元交差を、上段 (G席)、下段 (D席) 2段で交差させる事で 解決してます。
通常のシートポジション時でも オットマン(足乗せ) の高さに…違いを感じます。
離発着時の通常ポジション時、座席のシート高は ほぼ違いはありません。
しかし「D席」「G席」が ともにフラットにすると「G席」はベッド面が高くセリ上がるのに対し「D席」は ベッド面が下へ沈み込み、上下で交差する仕組みです。
ですので「D席」をフラットにすると、ベッド面が低くなり、床にかなり近いポジションになりますので、横の通路を行き来される度に 多少 違和感を感じます。
テーブルを出しますと、シートの座面との高さに余裕がある為、背もたれを少し倒しても 膝上に充分なスペースがあり、逆にテーブルが 少し高く感じる程です。
通路側にあります 可動式アームレストも「D席」だけ3段で調整可。
JAL SKY SUITE Ⅲ「G」列
続きまして 前方を向いて中央列の右側「G列」。座ると通路が右手にきます。
可動式ディバイダーがあるものの、DとGは少し向かい合い...個室感は薄れます。
こちら「G列」は、お隣D席と対照的に オットマン(足乗せ) が高い位置にあります。
しかし通常のポジションでは「D列」同様、特に違和感はありません。
しかし「K列」の個室感は…うらやましく感じます。
シートポジションを倒していくにつれ シート座面が徐々に上がってきます。
ちょっと使い辛く感じたのが オットマンに足を投げ出し テーブルを出した状態で、少しずつシート背もたれを倒していくと 座面がせり上がってくる為、膝がテーブル裏に当たってしまいます。
D席と、シート高に かなり差が出るので...仕方ない所でしょうか。
右上「G列」画像でもお解りの様に フラットシートで寛がれる方のシート高は…かなりの高さです。D席は「床にかなり近く...」で、G席は「ストレッチャー並みの高さ...」って感じなのかな~。好みでしょうが、どちらが良いんでしょう?
JAL SKY SUITE Ⅲ「K」列
最後は前方に向かって右側の「K列」座ると通路が左手にきます。
「K列」も、A列同様...全て窓側席となる為、座席は独立しています。
ご覧の様に、個室感は…文句なし。
ANAも...ダウンサイジングばかりでなく、眠っている国際線仕様機材スタッガードシートで...国内線...飛ばせないものなのかなぁ~?
「A列」と違い「K列」は、操作パネルやリモコン、収納BOX等も、全て右側にありますので...右利きのハナサクには、ちょっと”K”の方が…落ち着く様な気がします。
やはり、この空間で「+1,000円」のクラスJってのは…最高です。
食事がなくても...持ち込めば良い♪
国内線で「SKY SUITEⅢ」を楽しめるのも 22年度末までの期間限定ですので、機会があれば沢山狙って行きたいですね。 今年は かなり国際線機材にお世話になりましたが、ハナサク好みの...「旧B7」FIRSTクラスが無くなり...今は、こちらが良い♪
ANAばかりの方にも、是非一度...お試ししていただきたいと強く感じます。
SKY SUITEⅢ A~K列 比較 まとめ
6月以降...SKYSUITEⅢ・・・数十回...乗りまくりました。食事があるファーストクラスに あまり魅力を感じなくなり...SKYSUITEⅢばかり狙って搭乗しています♪
フルフラットにして寝ている方も見かけますが、ハナサクの好みは 背もたれを ゆったり程度にまで倒し 足を投げ出し、テーブルを広げ、飲み物やおやつを摘まめる「入院ベッド」の様なスタイル?ww これだと枕なしでも...超リラックスできます。
JALでの実績が浅いハナサクは、国際線でSKYSUITEシリーズを吟味する程 乗り比べる経験値が御座いませんが よく「SKY SUITEⅠが最高」とか「SKY SUITEⅢは狭い」「パーティションが無いので通路からテーブル上や番組まで丸見え」なんて噂は聞いていましたが、国際線に乗れない今、このシートが +1,000円のクラスJで味わえるのですから...スゴイ事だと思います。
緊急事態期間の今こそ...実は狙えるチャンスなんですけどね♪
ハナサクの 勝手にお気に入り座席列 ランキング♪
- 「K」右利きって事が関係するのかも。一番落ち着く気がします。
- 「A」Kと甲乙つけがたいのですが 敢えて選べば...って事で。
- 「D」フルフラット時だと低すぎますが テーブル利用なら G列よりD列
- 「G」テーブル利用は難ありですが、フラット時(仮眠)なら D列よりG列
それ以外の要素としまして、HND⇔OKA線であれば「見たい景色」で選ぶのも良いでしょうし、ハナサク個人的には…搭乗時間により「太陽の眩しくない側」等で選ぶ事が…一番多いかもしれません。
前記事でヤキモキさせられた台風も、沖縄本島は 一切影響が無く、今週は たっぷりサボり「沖縄滞在」を楽しめました。かなり気をつけたつもりですが 年甲斐もなく日焼けがヤバい事になっています。
ANA・JAL...ともに 秋以降のキャンペーンも始まっています。引き続きコロナ対策に万全を期し 後半も時間を見つけては 思いっきり遊び廻る所存です♪
まだ国際線「SKY SUITEⅢ」に搭乗されていない方~、おすすめです。
是非...一度、お試しを♪
今日は…この辺で。。
では、また~~。。。