独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

福岡市在住の気まぐれアラフィフ。ANAのDIAは5シーズン目突入。’20に初のJALも挑戦し 遂に「紫DIA」到達! 現在はコロナ自粛で毒づく様に。海外に行ける日を夢見て”ゆる~く”楽しみながら旅&思想中。

琉球時代から沖縄地上戦まで…330年以上の歴史を見てきた沖縄最古のシーサー 八重瀬町「富盛の石彫大獅子」に逢いに行ってみた。観光でもお薦めの”名物シーサー”あれこれ

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※画像は読谷 残波岬公園内にある残波大獅子で 今回の主役「富盛の石彫大獅子」ではありません。

沖縄のシンボル&守り神...シーサー

沖縄のシンボルといっても過言ではない、沖縄県内では 当たり前の様に 至る所で目にするのではないでしょうか。シーサーとは沖縄に古くから伝わる守り神です。

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名前の由来はシーサーの原型となった獅子(しし)が沖縄の方言によって、シーサーと言い換えられたことがはじまり。石垣島島の八重山地方では「シーシー」とも呼ばれています。主に家の守り神・魔除けの役目をはたしていて、県庁をはじめ 沖縄県民の多くの建物や家屋に設置されています。

シーサーは1体だけでなく、対にして左右で2体で置くのが一般的。口を開けているものが雄・口を閉じているものが雌になっています。右側に雄、左側に雌を置くことが正しいとされています。その際の方角は鬼門(=邪気がやってくる道)である北東。また火の被害から家を守る場合は、南に置くと大きな効果を発揮すると言われています。そして一番大事な事が、家の外に置くにしても中に置くにしても、設置する場所を…とにかく綺麗にしておくことが運気を上げる重要なポイントです。

今回は、そんなシーサーの中でも「有名処」に少し触れていきたいと思います。

読谷 残波岬公園 残波大獅子

※いつもの様に...10数年前の画像等を使用しています。ご了承ください。

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こちらの「残波大獅子」が、どのくらいデカいかは 足元にいる 当時小中生の子供達サイズと比較してみると お分かりいただけますかね~。

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残波ロイヤルホテル、御菓子御殿読谷本店、残波ビーチ等にお越しの際に立ち寄られると良いのではないでしょうか。想像されている以上のサイズだと思います。

せっかく残波岬公園まで来たのであれば 是非「残波岬」へも。絶景です。

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灯台からは東シナ海を一望できますし、那覇空港へアプローチ中の飛行機も じっくり眺める事ができます。何より読谷エリアは…サンセットタイムが素晴らしい。

ハナサク個人的にも大好きな「読谷」で、今年の夏前には 読谷エリアに特化した特集記事を書きかけていたのですが…タイミングを逃しちゃいました。乞うご期待。

琉球時代から残る 実存する最古のシーサー

記憶に残る。。。「たった一枚の写真」

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戦時中、富盛の石彫大獅子を盾にして日本軍の様子をうかがうアメリカ軍の写真。

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平和祈念資料館や おきなわワールド歴史資料館で この写真は見る事が出来ます。

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若い頃は「シーサーの歴史」なんて興味ありませんでしたが、初めて沖縄を訪れて約35年以上もの年月が経ち...数えきれない程 通っているうちに いつの間にか”アラフィフオヤジ”に。そして徐々にシーサーの歴史にも興味が芽生える訳です。

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この八重瀬 富盛の石彫大獅子琉球王朝時代から残る「最古」のもので たった1体のみ、現在でも八重瀬町 富盛の勢理城(ジリグスク)で見る事ができるのです。

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平和祈念公園 平和の礎には 遠い親戚が刻まれていますので、家族で訪沖の際、数年に一度はお参りに行くのですが、こちらへ行く際であれば「八重瀬町」を通りますので 先月末に「富盛の石彫大獅子」に寄れるチャンスが訪れました。

東風平富盛の石彫大獅子

「富盛の大獅子」は沖縄県有形民俗文化財に指定されています。

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特筆すべきは、琉球王朝時代から”唯一”残る「最古のシーサー」という事と、戦時中の画像でもお解りの、当時の「弾痕」が 今もクッキリ当時のまま残っています。

歴史好き、戦史マニアには・・・堪りません。

更には、一般の人でも気軽に見れる…って事ならば 行くしかないですね ♪

レンタカー等のナビ設定の場合、電話番号がありませんので 住所を入力して検索してみてください。近所まで行けば有形民俗文化財の案内板が数ヶ所にあります。

八重瀬町に残る最古の大獅子を拝みに...

天気は快晴。この日は レンタカーのラジオで高校野球を聞きながら、平和祈念公園へお参りに行く予定です。晴天時の摩文仁の海は…得も言われぬ「絶景」です。

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8月末某日、ホテルの朝食を済ませたら…早速 那覇から南下してみます。

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近所まで近づくと、曲がるべき角には…このような案内板があります。

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しかし劣化してたり小さかったりしますので…見落さぬ様 ゆっくり、最徐行で。

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この看板から先は 車でスレ違う事も困難な細道の 急な上り坂を登って到着です。

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なぜか、頂上付近だけ整備されています。この駐車場に車を停めて 後は階段。

石彫大獅子は勢理城 (ジリグスク) の敷地内に

たいした距離ではありませんが、最後に徒歩で この階段を登りきると頂上です。

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最古の大獅子はグスク内、八重瀬岳が見渡せる 小高い山の頂上に居ます。ガジュマルなどの南国特有の大木や草木が生い茂る鬱蒼とした城跡ですが、勢理城(ジリグスク)よりも”最古のシーサー”「富盛の大獅子」があることで有名です。

勢理城の築城時期については、文献がほとんど残っておらず、出土遺物からしても、築城者や築城の目的などを含めて不明となっています。勢理城は、直線距離にして約250m離れたところにある八重瀬城よりも先に築城されたグスクで、領域の人口の増加によって、八重瀬城へ移ったとの伝承があります。

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訪れる季節にもよるんでしょうが、真夏は…かるいジャングルの雰囲気

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階段を登りきった先には…「あっ!いたー!!」

琉球時代⇒沖縄地上戦⇒激動の歴史を見てきた石彫大獅子

なにか...もーれつに感動します。

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今尚残る、沖縄地上激戦時に傷ついた・・・無数の弾痕。

戦時中、日本軍が首里撤退後、重要な防衛拠点としていた地点。アメリカ軍が南部に上陸してくると想定して布陣したため、北部から進撃してきた米軍にはほとんど役に立たず、結果アメリカ軍により いとも簡単に占領されてしまいます。

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最古のシーサーの予想を超えるサイズも驚きですが、やはり弾痕が当時のまま。

昔の画像から推測するに...恐らく 日本軍の反撃&猛攻による弾痕なんでしょうが、あの写真の時点では まだ日本軍にも充分な武器が残ってたんだなぁ~…。

実際に見ると弾痕系の大きさや弾痕の深さにも驚かされます。

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石彫大獅子とは、読んで字の如く、巨大石を手作業で掘り出し彫って制作します。

琉球時代の昔から、この地域の守り神として昔から石彫大獅子は「富盛のシーサー」と呼び親しまれ、村の守護神として信仰の対象とされてきました。

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高さは141㎝、全長175㎝。沖縄県最古のシーサーと言われています。

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正面から見ると 若干ナマズ顔~゜・_・゜~? ウーパールーパーを思わせる…愛嬌のある ちょっと可愛い顔をしているんですよね~。琉球頃の獅子は同じ顔してる?

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グスク内には大きなガジュマルの木があり 木陰にはベンチもあり 心地良い風と素晴らしい眺めですが、かつてこの場所が生死を掛けた「激戦地」だったことは 平和な令和の今となっては…とても想像もできません。

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戦史やシーサーの歴史に興味のある方は…是非一度 訪れるべき場所だと思います。

ハナサクは「やっと来れた!」って満足感に満たされていましたが、つき合わされた家族は 細道&坂道&階段で、鬱蒼とした所に連れてこられ…何を感じたのか。

まぁ、「たまには付き合え♪」って事で、この後は平和祈念公園へ向かいました。

沖縄 シーサー歴史 まとめ

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記憶に残る戦時中の「一枚の写真」を見た時から...ずっと行きたい場所でした。

今回ご紹介しました八重瀬町の「富盛の石彫大獅子」は、その昔 八重瀬の山火事 (謎の不審火) を宥める意味合いで 風水に基づいて1689年」に建立されたので 実に332年の長きに渡る歴史を見てきた事になります。

日本で言うと…元禄2年、5代目徳川綱吉の時代です。

沖縄県が誕生する遥か大昔の琉球王朝時代から、悲しい歴史も全て見守ってきたと思うと…感慨深いものを感じますし…何か不思議な「パワー」も感じました。

那覇からですと10㎞ちょいですので、レンタカーで30分もあれば行ける場所です。

おすすめです。

沖縄を「守ってね」国際通りに巨大3mのシーサー誕生

コロナで閑散としている国際通りに ド派手な 新名物 巨大シーサー

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2021年8月27日、那覇市牧志国際通りにある「おきなわ屋」本店前にこのほど、3mを超える巨大シーサー2体が設置され かなり目立つ存在になっています。

国際通り入口の「おきなわ屋」も 現在はコロナ検査センターとなり…寂しい限り。

新型コロナウイルスの影響が続き、沖縄経済は とても厳しい状況が続いています。かつては常に大渋滞で 車では近寄れなかった国際通りも 現在では あまりの閑散具合で、ショートカットの近道として使われるまでに。。。

「大きいけど、かわいくて笑顔をもらえる。こんなご時世だが元気を発信したい」との願いをこめて「おきなわ屋」さんが設置しています。

訪れる予定のある方は…是非、現地で「記念撮影」でもいかがでしょう ♪

 

今日はこの辺で~。

 

では、また~。。。