- 下地空港の概要・歴史
- '19 春 みやこ下地空港 新ターミナル完成
- FOODshop Giftshop 寛ぎラウンジ
- チェックインカウンター
- ターミナル 外周
- 伊良部大橋を望むサンセットタイム (おまけ)
- みやこ下地空港ターミナル 視察 まとめ
下地空港の概要・歴史
今年も残すところ…あと半月。早いですねぇ~。
今回は、先日「フライング・ホヌ㏌下地島17エンド」の際に、帰り際に寄ってみた「みやこ下地空港ターミナル」を ご紹介しようと思います。
この時から まだ1ヶ月程しか経ってないし、その際に日焼けした肌も まだ戻ってないのに…本土はすっかり「Xmasムード&冬」本番。寒いはずですねぇ~。
この時は Tシャツ1枚で...「暑い!暑い!」ってボヤいてた気がします。
空港のある下地島とは、宮古島の隣 (伊良部島) の、もうひとつ隣の小さな島です。
今でこそ伊良部大橋(3,540m) で宮古島と繋がっていますので、観光でも 気軽に行き来が出来ますが ほんの数年前の2015年に伊良部大橋が完成する迄は「下地17エンド」へ行くには フェリーでしか行く術がなく 少しハードルの高い島でした。


下地空港といえば「ランウェイ17エンド」が余りにも有名で、航空ファンには 昔から「一度は訪れたい”聖地”」と崇められていた特別な場所でもありました。
1980年~パイロット育成の訓練空港として運用が開始され、17ENDでは 間近で 迫力あるタッチアンドゴーやゴーアラウンドが楽しめる マニア歓喜の地でした。
ANAとJAL共同で「訓練空港」として利用していたものの、2010年のJAL破綻騒動で再建計画に基づいて副操縦士の育成からJALが撤退。ANA単独での運営費負担は困難な事からパイロット訓練事業から完全撤退。その後 紆余曲折ありながらも 2019年にジェットスターが定期便就航、インバウンド需要により 香港Express等の国際線定期便就航、後にコロナで一時全面閉鎖になるものの、2020年10月末にスカイマークが定期便就航を始め 現在に至ります。
すぐ近くには、かつて明日のパイロットを夢見る訓練生が滞在する宿もあり…今も営業し当時の歴史が垣間見れます。航空ファンなら 一度は訪れるべき場所です。
「さしばの里」にある、旧ANA乗員宿舎跡を利用したホテルは「下地島コーラルホテル」と名称を変え、決して綺麗・豪華さな皆無ですが 現在は一般宿泊する事ができます。ホテルと言うより合宿所や国民宿舎っぽい雰囲気ですが 今でも至る所に「訓練宿舎」時代の名残りが残っていますので マニアには堪らないと思います。



https://shimojishima-hotel.com/
肝心の滑走路は?と申しますと建物はショボいが…滑走路は…デカイんです。
宮古空港を改装するのなら…下地空港とその周辺を整備した方が良いのでは?と感じた程です。滑走路的には大型機は充分受け入れ可能。しかし 現状は ボーディングブリッジは設置されておらず 新たに建設された空港ターミナルから航空機までは徒歩移動。駐機スペースも6機が限界って感じでしょうか?🤔
ANAがホヌ 下地ツアー発表後に 慌てて調べましたら 元訓練空港なだけあって…レガシーキャリアが離発着する宮古空港の滑走路が2000m×45mに対し、下地空港の滑走路は3000m×60mもあるんです。那覇の新滑走路よりも大きい事に驚き。
とは言っても沖縄エリアでは…嘉手納が 文句なく一番デカいんですけどね (-_-)
'19 春 みやこ下地空港 新ターミナル完成


旧ターミナルは航空局が入る建物となっており、他にも沖縄県の空港事務所が入る建物が並んでいるが、車で少し北側へ移動すると新ターミナルがあります。
外観はリゾート施設を思わせる様な かなりオシャレな造りで空港には見えません。
ターミナルとは思えない解放感。いくつかのブロックに分かれています。
FOODshop Giftshop 寛ぎラウンジ


では...遅ればせながら「新ターミナル」初潜入です♪
コンクリートと木目の融合が…とにかく お洒落な雰囲気を醸し出します。
天井が高いので…解放感が素晴らしい。
今は余裕の広さに感じますが、利用者が激増すると…手狭に感じるのでしょうか。
軽食shopは、制限区域の外と中に それぞれあるようです。
美味しそうですが、まぁ、いわゆる「宮古価格」です。
寛ぎスペースは至る所にありました。こちらはPCブースかな。
テーブル席は 他に屋外や 別途ラウンジコーナーもありました。
こちらは「レンタルWi-Fi」無人受渡BOXがありました。あれだけ借りまくっていたのに、海外に行けなくなってからは…すっかりご無沙汰です。
マリンGOODSもありましたので ホテルに行く前にコチラで調達の可能ですね。
お土産コーナーは…かなりの充実ラインナップでした。
ただ…少々 お高め。。。しかし空港ターミナルだけでなく 宮古はドコでも高いので、何処で買っても…余り変わらないのかな??🤔
フライングホヌ飛来を記念した「福袋」の様な”詰め合わせ”もあります。
ハナサクが一番気になったのが この「ランウェイ17」限定グッズの数々。高い…😢


レンタカー店は、数える程しかありませんので 安くありません。空港営業所で手続きできれば とても便利なのですが、より少しでも安く借りるのなら…やはり宮古島内の数あるレンタカー会社の営業所に軍配が上がるのでしょうか。
チェックインカウンター
今回ハナサク家族は「ANA」と「JAL」の"MMY"利用でしたので、覗くだけです。
下地島でも「まもる君」が…頑張ります。まもる君の25㎝位のフィギア?人形が 至る所で売っていますが、3500円位するのです。(⊙_⊙) 庶民は買えない。
東南アジアやモルディブ等の離島にある空港...って雰囲気です。
訪れた際は、丁度「スカイマーク就航一周年」の時期でした。
残念ながらマイラー御用達の プレミアムカウンター等はありませんが、ジェットスターやスカイマークの就航により、どなたでもより安く 宮古や下地を楽しめる様になったのではないでしょうか。
検査場は、チェックインカウンターから右手にある別棟になります。
この日は夕方でしたが、就航便が無い時間帯は閉鎖されている様です。
※以降 制限区域内は参考画像です。
検査場を過ぎると、搭乗待合室「coral port LOUNGE」内にも「coral port the Shop Airside」というお土産ショップがあるそうです。


保安検査を終えたら、水上ラウンジを通り抜けて、まるでホテルのロビーのような造りの「coral port LOUNGE」へ。ここでフライトの出発までの間ひと休み。
制限区域内のフード店にも 人気のオリジナルメニューが人気だとか。


搭乗まで こんな寛ぎスペースがあれば ラウンジも必要なさそうです。
寛ぎLOUNGEから外へ出てみると、そこは下地島空港に離発着する飛行機を、間近で見学できるちょっとしたフォトスポット&展望テラス。フライングホヌ飛来の際は…間近で見れたのかな~?
ターミナル 外周
再び 制限外エリアに戻ってきました。
先程の FOOD&土産棟から 外に出るとテラスにおテーブル席があります。
こちらは「自転車組立場」となってましたが…レンタル🚲でしょうか?
大きめのトイレの他に授乳室や喫煙室等も完備されていました。
ターミナル棟の両側には 芝生の広大なスペースが広がり…やはり空港じゃないな。
見事なガジュマルが 旅の始まりと終わりを見守ってくれています。
みやこ下地島空港ターミナル|下地島エアポートマネジメント株式会社
小一時間程、施設内を徘徊しただけですが、是非一度 利用してみたくなりました。
伊良部大橋を望むサンセットタイム (おまけ)
前日の夜、平良久貝の街中で…めっちゃ綺麗で巨大なサンセットが 建物の間から見えました。あまりに大きく綺麗で 3~4倍の大きさに見えた程でした。
タイミング良く、間もなく日没時刻を迎えますので 折角ですし「今日も巨大な夕陽見れるかなぁ~?」と淡い期待を抱き サンセットビーチに寄り道です。※ついでに もうひとつ 見ておきたい場所もありましたもので。
ベストポイントを探り 行ってみると、既に...白髪で かなり年配の方が三脚を構えてスタンバイ。「あと何分くらいで赤焼けSUNSETタイムですかねぇ~?」とお尋ねし、それからしばし...話し込んでしまいました。何でも今回の「フライングホヌ」と「絶景」を撮る為だけに ホテルも予約せず、前日 ひとりで成田からジェットスターで来られ 昨日はレンタカー車内泊だったそうです。ゆうに70歳は過ぎてそうでしたけど…上には上がいらっしゃる😅
雲の流れが早くなってきましたが…SUNSETは望めるでしょうか~。
2023年 ヒルトン沖縄宮古島リゾート 開業予定地
こちらに寄り道したかった もうひとつの理由が、”Hilton💎”の端くれとして...2023年開業予定の「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」のロケーションと着工具合を、是非この目で見てみたかったのであ~る。
「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」 2023年開業に向け着工|ヒルトンのプレスリリース
まだ、大がかりな基礎部分の施工段階ってことでしょうか。伊良部大橋を望む 宮古屈指のSUNSETスポットに位置しますので、ロケーションは文句なしでしょう。
そろそろ…日没です。雲・・・多いなぁ~(-_-)
この日は粘ったけど…絶景SUNSETを拝むのは無理でした~。なのでイメージ画像でお楽しみください。白髪のおじーちゃんと「ホヌはバッチリ見れたから満足だよね~♪」と、強がり言って…お別れしたのでした~。(つ﹏<。)
みやこ下地空港ターミナル 視察 まとめ
普段 ANAやJALのレガシーキャリアしか利用しない方々には馴染みの薄い「みやこ下地空港ターミナル」ですが、予想以上にお洒落な雰囲気で驚きました。
そんな訳で、2019年に新ターミナルOPENは知っていたのですが、未訪のままでした。正確に言いますと、昨年 小僧(長男)と...那覇滞在時にスカイマークのSALEで3千円程で買えました時がありましたので 1日を割き「OKA⇔SHI 日帰り弾丸17エンドツアー」を真剣に企んだ時期があったのですが、まだその頃は 下地空港でのレンタカーやレンタルバイクが全く整備されておらず、徒歩で空港外周をぐるっと迂回し17エンドに向かうには 往復10㎞以上~もある上、戻りの✈に間に合わない?!…と言った訳で、泣く泣く断念した経緯があります。
ターミナル内やチェックインカウンターも、解放感たっぷりでリゾートホテルのエントランスの様でしたし、正直、スカイマークやジェットスター、または単発のチャーター便の受入れだけの利用では…勿体ないなぁ~!とも感じました。
また、一般ではあまり知られていませんが、軍事的観点から見ると 下地島空港は沖縄本島と台湾・中国大陸の中間にあり、また尖閣諸島にも非常に近く、日本全体でも数少ない滑走路両端にILSが設置された空港でもあります。
航空自衛隊が使用する那覇空港は軍民共用であり、かつ民間の発着便数の多さだけでも過密といえる状態である為 中国の軍事的脅威や尖閣諸島や普天間の移設問題も含め地政学的見地からも 下地島空港への米軍や自衛隊配備を支持する声、不支持意見で今も論議が続いています。
そんな訳も有り、むやみにレガシーキャリアや大型機、または観光客を 大歓迎で誘致できない事情もあるのかなぁ?等と 素人ながらに強く感じました。
しかし、大型機就航で一番のネックになる「滑走路問題」を既にクリアしていますので、許容キャパ数の拡大、レンタカーや宮古までの交通インフラの充実、空港施設の拡充(ボーディングブリッジ等々) の問題が解決すれば、今度はMMY代替にもなりうるポテンシャルを秘めた空港である事に…改めて気付きました。
今回「ランウェイ17END」グッズ、欲しいの…色々あったのですが、どれも気合入れないと躊躇しちゃう程...宮古ならではの価格設定なんですよね~。
お土産で”大人買い”したいのはやまやまですが、歯を食いしばって [オオゲサ?^^;] 子供達3人分のクリアファイル3つだけ…購入。恐らく皆様が「高いって言っても クリアファイル如き...せいぜい〇〇円位のものでしょ~?」って想像された、更に もう倍くらい...します。( ̄∇ ̄;)ゞ
次回は…自分用に買うぞ!と決意するのである ♪
今回の記事は 沖縄・離島・飛行機✈旅に興味ない方は ちょっと退屈な記事だったと思うのですが 最後までお付き合い頂きありがとうございました~。
年末まであと少し 頑張ってまいりましょう♪
今日は この辺で~
では、また~~。。。